一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

議会改革議論は、積み重ねを慎重に

2018-11-28 08:10:46 | 日記

私が委員長を務める、議会運営委員会が昨日開かれました。

通称で呼ばれることの多い「議運」ですが、議会運営上非常に重要な

役割を果たします。委員は、各会派代表に加え、会派人数の多い会派

(一政会、清和会)から各1名ずつとなり、合計7名で委員会を構成しています。

主には、定例会の円滑な進行を確認、運営します。

また、市民と議員の懇談会の開催や今回の議会改革についても担当します。

今朝の地元新聞には、大きな見出しで

「定数28~32人が目安」と1面に大きな記事が載りました。

  

大きな誤解を生みそうな記事でもありますが、まだ何一つ議論されていない

というのが現状です。記事にもありますが、昨日事務局から説明のあった

「適正な議員定数・議員報酬の算出手法を考える」という、廣瀬和彦(全国市議会

議長会法制参事、明治大学講師)先生の考え方を参考としたものです。

例えば、新聞記事では常任委員会方式が紹介されましたが、今回の議会改革の

検討項目には、「常任委員会の見直し」も検討項目にあがっています。

現在、2年後の改選期に向け議会改革議論を積極的に進めている北上市では、

常任委員会数を4から3に減らすことで、議員定数の削減を行いました。

仮に、常任委員会のあり方が見直され、3常任委員会となると、今朝の

新聞記事は大きく変わることとなります。

 

議論の大きな中心は、市民が望む議会の姿を明確に示せる議会を目指すことであり、

これまでのような、「市当局の監視・チェック」機能を拡大し、立法機関としての

「意思決定・政策提言・民意の集約」の活動が十分できる環境を作っていくことだと

思っています。議会の活動量を増やしていくことは、これからの地方議会においては、

非常に重要であり、今後ますます兼業が難しい状況になると考えます。

今後、一関市の議会改革議論は、具体的な数字が示される段階に入ってきます。

積み重ねを慎重に、議会、市民の理解を十分得ながら協議を進めていきます。

 


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雨が上がるように、静かに・・・

2018-11-05 17:25:36 | 日記

今年も東日本合唱際に行って来ました。いつものように、感動して

帰路に着きました。どの合唱も素晴らしかったのですが、特にも娘と同年代の

若々しい、女声合唱団、そして男声合唱団「お江戸コラリアーズ」の合唱に

引き込まれました。

それにしても、「東日本合唱際」は素晴らしい。教育のまち、そして合唱のまち

「一関」をあらためて認識させてくれる素晴らしいイベントである。

今年も、満席だったようです。数年後には、プラチナチケットとなることをいつも

願っていますし、街中で、合唱祭の前後に、披露してもらえないのかといつも

思っています。

 先日、ふっと一関テレビを見ていると、いつものように「東日本合唱際」の映像が

放映されていました。ちょうど、お江戸コラリアーズの演奏でした。

たぶん、「雨」という合唱曲だったと思います。

母が亡くなって、10日が過ぎました。あっという間でした。

この楽曲が耳に残ります。

雨の音が聞こえる

雨が降っていたのだ

あの音のように そっと世のために働いていよう

雨が上がるように 静かに死んでいこう

会場で、敬愛する先輩から、私の今の心情だと聞かされていたので、

耳を澄まし、歌詞を確認しながら聞かせていただきました。

母が去ったことの寂しさがあらためてよみがえります。

静かな雨も、激しい雨も、嵐も、そして前が見えない霧雨も、

曇り空、快晴の日もあったのだとい思います。そんな母の人生を想い、

雨があがるように、静かに逝った母を想い、この合唱曲を繰り返し

聞いています。

 

 

 


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