3月議会の一般質問で今回「中東北の拠点都市形成に向けた取り組み」
について、勝部市長の施策について質しました。
今回の議会においても複数の同僚議員が当市の人口減少問題を取り上げています。
この問題は非常に重要かつ深刻であり、人口の減少はまちの活力を奪い、理想とする
「住みたくなるまち」を目指す当市として、大きなディスアドバンテージとなってしまいます。
そこで、この定住人口の減少をカバーする交流人口の増加を図る観光振興政策が重要に
なると私は考えます。観光は、交流人口の増大に加え、地場産業の消費拡大、
新たな雇用の創出など当市の経済活動に大きな効果を生み出す産業です。
3月上旬には、現在策定中の「観光振興計画」が公表される予定ですが、
最も重要となるのが、この計画をどう具現化していくかであると私は思います。
中東北の拠点都市を目指す当市の大きな政策としてどのようにこの観光計画を
進めていくのか伺います。
次に、中東北の拠点都市として、当市の有利な地の利を活かした
施設の活用策について伺います。ブルートラックで新設された陸上
競技場、Uドーム、人工芝により整備されたサッカー・ラグビー場、
そして、新一関図書館など、整備された施設の利用状況は非常に良
く、市民の評価も高いと思っています。今後重要となるのは、各種
団体と連携し、集客力のある大きなスポーツ、文化行事等の開催、
スポーツ、文化団体等の合宿等を積極的に誘致すべきと考えます。
市長の考えを伺います。
次に、予算の大きな柱である「資源・エネルギー循環型まちづくり」について
伺います。私は、この政策について、数年前より意見提案を続けています。
東日本大震災における福島原発事故以降、新エネルギーに関する国民の関心は高く、
エネルギー政策は国民の大きな関心事であると理解しています。特にも当市は、
福島の事故により大きな被害を受けました。当市として、エネルギー選択においての
基本方針を検討すべき時と思います。その中で重要となるのが、「エネルギーの地産地消」
であると考えます。そこで、意見提案を含めた質問となりますが、当市の新エネルギーの
導入状況により、当市のエネルギー自給率、公共施設等のエネルギー自給率に数値目標を示し、
市民協働で「資源エネルギー循環型まちづくり」を目指すべきと考えます。
また、財政問題として
上下水道事業は、公営企業会計への移行に向けて、「上下水道センター」への再編、
経営計画の策定を進めているが、現状と課題について伺う。
公共施設等総合管理計画の策定が現在進められているが、この計画を見る限り、
当市の財政状況はかなり厳しいものと認識する。そのような中で、汚水処理施設整備計画が
示されたが、その中期計画においては、大きな下水道計画の削減はない。財政的な裏付けに
ついて伺う。
以下の質問を行いました。
私の質問に対する答弁内容については、後日報告します。