先日も紹介しましたが、私は今月初めKEK（高エネルギー加速器機構）の
視察に行ってきました。
昨日の「楽しむ科学教室」もとても良かったのですが、私は是非、中高生に
研究施設をみて欲しいとあらためて思いました。
また、中学校、高校の理科や数学の先生にも視察研修をしていただきたいと
強く思っています。
早速、次年度一関の高校生が施設見学する機会が得られるように努力して
みたいと思います。
世俗にまみれた私には、昨日の話はあまりにも美しすぎましたが、純粋な
高校生には、とても新鮮な感動があったものと思います。
宇宙、ブラックホール、ILC（国際リニアコライダー）は、巨大な顕微鏡であり、
巨大な望遠鏡である。と言う言葉がもっともわかりやすかったのは、
私だけでしょうか・・・
今日は、一関市で「素粒子で宇宙・物質を覗く」と題して、楽しむ科学教室が開かれました。
主催は「平成基礎科学財団」で、岩手県と一関市が協賛しました。
平成基礎科学財団は、あのノーベル賞受賞者小柴昌俊氏が理事長です。
今日は、光栄な事に小柴先生も一関に来てくださいました。
一関市の学生にとっては、非常に貴重で素晴らしい時間を得る事ができました。
小柴先生の言葉はもちろんですが、講演を行った鈴木厚人先生は、東北大学副学長で現在は、
KEK（高エネルギー加速器研究機構)の機構長で、日本の加速器研究の第１人者です。
そして、これから世界にひとつだけ建設する予定のILC（国際リニアコライダー）計画の
もっとも中心にいる研究者です。
このILCが、一関市に建設されるかもしれないと言うニュースは、その広大な計画から、
未だ、夢のような話ではありますが、建設費８，０００億円、経済効果５兆円・・・、世界中から
１，０００人を越える研究者が常駐すると言う、研究施設です。
2～３年後には、その計画が発表になるものと思われます。
来年度から、一関市では中学生を対象につくばにある「高エネルギー研究機構」に
生徒を派遣する予定です。
大きな夢は、実現するのかも知れません。
昨晩は、滝沢１０区公民館で議会報告会を開催しました。
周知は十分でありませんでしたが、滝沢地区の皆さんにお集まり
いただき、有意義な意見交換ができました。
まず最初に取り上げられたのは、「藤沢町との合併」についてであり、
・なぜ、今合併なのか？
・藤沢町の債務について
・合併して、一関市は何が良くなるのか？
等、質問や意見をいただきました。
私は、今回の合併に関しては、常に合併を前向きに捉え、何が
合併の障害になっているのかを徹底的に調査してきました。
問題点や私たちが理解しなければならない事は、私の
「議員活動報告 第３号」に書いていますので、是非目を通してみて
下さい。
また、「新一関図書館」の建設地について質問が出ましたが、
多くは、その駐車場問題でした。
今の社会（生活様式）は、車が中心である。十分な駐車場対策が行われたのか
疑問である。というものが主な質問事項でした。
私は、駐車場問題も含め図書館問題については、すべての議会において、
一般質問を通して、意見提案を行っていますので、より良い図書館が
建設されるように、駐車場問題も含め、議員としての役割を果たしたい
と思っています。
詳しくは、「後援会誌 第３号」、「後援会誌 第２号」にて
写真は、「恵那市中央図書館」です。図書館建設計画を知った篤志家の
１０億円（記憶は定かではありませんが）の寄付によって建設されました。
８日に、かねてから視察を行いたかったKEK「高エネルギー加速器研究機構」の
視察に出掛けてきました。
小原君のブログにその内容が書かれていますし、この場で詳しく書く時間が有りませんので、
感想だけ書いて見ます。
また、６日に奥州市のZホールで開催された「経済面からみた国際リニアコライダー」については、
友人の飯沢県議がブログで紹介していますので、是非読んでみてください。
一番の感想は、KEKがILC（国際リニアコライダー）を理解してもらうために、多くの人に
この「加速器」について、興味を持ち、ここに来て、見てほしいと願っている事を実感してきました。
一関市では、今月の２１日に「楽しむ科学教室」を高校生を対象に、サンルートで開催しますし、
次年度には、中学生最先端科学体験研修会事業として、筑波研究学園都市への派遣を
検討しているようです。
「百聞は一見にしかず」
一関で講演を行うKEKの鈴木厚人機構長は、世界でも有名な素粒子物理学者ですし、
KEKの機構長の話を間近で聞く機会はめったにありません。
是非高校生は、「楽しむ科学教室」にメールで申し込みを行い貴重な体験をしてください。
KEKでは、多くの施設見学者の来場を期待していましたし、要請をされました。
私は、地質調査が始まり、この一関に建設されるかもしれないILCについて、多くの市民の
皆さんが理解できる環境を提供していければと思っています。
