一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

9月議会定例会・一般質問登壇

2015-08-24 19:06:01 | 日記

明日から9月議会定例会が始まります。

9月議会は、決算議会であり、決算特別委員会を設置し決算審査を行うため、

3月議会と同様、約一か月間の長い会期となります。

今議会では、汚水処理施設条例の制定に関する議案が出されます。

この条例案に関しては、これまで私が取り組んできた、市町村設置型による統一ではなく、

個人設置型による浄化槽整備条例が提案されています。

この問題は、市の汚水処理をどのように進めていくかを決める非常に大きな市政課題です。

私が5年間にわたり市に提案してきたものが実現しない可能性が高く、市民の皆さんに

この問題をしっかり考えていただく機会となるよう、一般質問を行います。

今議会の質問は以下の通りです。

1、上下水道事業、汚水処理率向上について

 ・ 上下水道事業の今後の経営の見通しについて伺う。

 ・  勝部市長は、資源エネルギー循環型まちづくりを当市の最重要プロジェクトに位置付け、

   世界に誇れる環境都市を目指していきたいと表明しています。資源エネルギー循環型まちづくりに

   おいては、廃棄物や汚泥を有効に活かすことが重要となります。当市においては、家庭排水を中心

   とした生活排水等の汚水処理の向上が重要です。環境問題における河川を中心とした美しい自然を

   守っていくためには、県内主要都市でもっとも遅れていると思われる汚水処理率を上げることは喫緊の課題です。

   当市にとって大きな課題であるこの問題を今後どのように進めていくのか伺う。

浄化槽整備事業の統一について

2、今後の図書館運営について

 

 ・  一関市の読書環境は、新一関図書館を中心とした施設整備、そして蔵書の充実が図られ、当市の読書環境は

   飛躍的に進展しました。新一関図書館が開館して1年が経過しました。主な新図書館の入館者数の増減について伺う。

 ・図書館振興計画について伺う。

3、スポーツ振興、岩手国体開催に向けた取り組みについて伺う

 ・  岩手国体に向けた会場施設の整備状況について伺う。

 ・  岩手国体の当市での開催は、一関市にとって、全国に向けて、ILCの誘致、当市の観光をアピールする絶好の

  チャンスと考えるが、現在当県、当市を訪れる選手、関係者の方々に対して、当市の観光を中心にどのような

  「おもてなし」を検討しているのか伺う。

 

 ・  岩手国体に向けて一生懸命取り組んでいる児童・生徒はもちろんですが、スポーツや文化活動における

  児童・生徒の活躍は、市民の大きな話題となり、市民の大きな関心、励みとなっています。

  様々な競技で、全国大会へ出場する子供たちへの支援の現状について伺う。

 

 ・  今後の学校施設の建設、改修に向けては、従来の考え方から一歩踏み出して、少子化によって学校数が

  激減していること、特にも中学校にあっては、地域に一つもしくは、広範囲での統合が進んでいます。

  そういう状況を的確に把握し、教育の市としてアピールできるような施設改修を進めるべきと考えるが、

  今後予定される体育施設改修についての考え方について伺う。

 

 


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新聞記事で高校生の活躍を知り、胸踊らせる。

2015-08-13 22:06:28 | 日記

新聞ネタをもう一つ。

市議会議員になる前は、岩手日日と全国紙の二紙を購読していました。

議員になってからは、欠かせないということで、岩手日報を新たに読み始めました。

前回も書きましたが、毎朝定時に正確に届く新聞に感謝しています。

夏になって、新聞報道の主役が高校生となりました。高校野球、高総体の記事が、

スポーツ欄の主役になり、時には一面に大きな記事で県内高校生の全国での活躍が

大きく報道されます。

先日は、私にはあまり馴染みのない、カヌー競技、登山団体の全国制覇の記事が

大きな写真入りでその活躍の様子が紹介されていました。インターハイでの県勢の

優勝は9つとなり過去最多となったとあります。

昨日は、花巻東高校が春の選抜優勝校敦賀気比を撃破しました。今日の日報には、

大きな写真入りで、その様子が一面を飾っています。

 

一関市では、数年前の一関学院高校への補助金支出が裁判で争われています。現在係争中であり、

様々な意見がありますので、ここではこの問題については触れませんが、考えさせられる事案です。

今回の一般質問にあたっては、国体への取り組み、国体、全国大会を目指している児童生徒への支援状況

について、当局に対して質問を行う予定ですが、児童生徒、そして高校生が様々なスポーツや

文化活動に取り組んでいる中、補助金支出に関して異論はありませんが、

野球だけを特化する取り組みに対しては少し違和感を感じています。

今回の夏の日報のスポーツ欄を見ながら、様々なスポーツに真剣に取り組み、成果をあげている

記事を見ながら、その思いは強くなります。

今回は、上下水道事業、特にも下水道、浄化槽の問題についても取り上げますが、市政運営にあって、

もっとも重要となるお金をいかに平等に使うか、市民に理解をえながら執行していく事の難しさを感じます。

 

数年前に、私は一般質問において、一関一高・定時制に対する補助金の復活について、

意見提案を行いました。県立高校であること、行革の一環で一度削減したものをもう一度

復活することはなかなか難しいという答弁をいただき、補助の復活の難しさを実感しました。

当時、甲子園出場校への補助金支出が決定され、定時制高校へ行っていた補助金の実に100年分の

補助が決定した事に、大きな不満というか残念な思いをした事が思い出されます。定時制高校の生徒も

バトミントン競技で、毎年のように全国大会出場を果たし、その予算を作る事に四苦八苦していた事を知る私としては、

簡単に補助金支出を打ち切り、簡単に補助金支出を決定する事に対して今回あらためて、意見提案を含め

質問したいと思っています。

 

県は、少子化の影響下のもとで「県立高校新整備計画」、「今後の高校教育の基本方向」を策定し、

高校再編に取り組んでいます。地域にとって、非常に関心の高い問題です。当市の教育委員会は、

高校教育に関して、私から言わせればほとんど無関心であり、県の仕事と割り切っているところが多々見られます。

地域の公立、私立高校を守り、育てていくためには、市の取り組み、そして市民の理解をえながら、

様々な形で連携し、協力していく事が重要と思い、これまでもなんども意見提案してきました。

小中高の垣根を越えて、教育の市としてのまちづくりに力を入れていく事が必要です。

 

岩手では、来年国体が実に46年振りに岩手で開催されます。当時私は、小学校

低学年でした。これによると、多分次回の岩手国体は見られないのかもしれません。

そのような中、岩手国体の準備が着々と進んでいますが、

個人的にもう少し盛り上がってもいいのかな?

と思っています。児童生徒、そして高校生の溌剌としたニュースで、一関市がもっともっと

元気になれるような取り組みを進めていきたいと思います。

 


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