一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

新年明けましておめでとうございます

2010-12-31 22:54:36 | 日記

新年明けましておめでとうございます。

今年は、大雪の新年スタートとなりました。

昨日は、朝起きてあまりの積雪に驚きました。

雨と雪の境目の雪はよく積もります。つい5日前の大雪の際、

雪かきで持病の「ぎっくり腰」が再発し、整骨院に行ってきたばかりです。

「ぎっくり腰」の痛みは経験者で無ければ理解しがたいものです。

腰をいたわる新年のスタートとなりました。

写真は、7年前の子供たちです。雪に喜ぶのは、今も昔も子供たちです。

 

昨年は、本当に忙しい1年でした。

がむしゃらに、まさに無我夢中、猪突猛進で1年を過ごしました。

様々な場面で、熟慮や配慮が必要な時もあり、少し反省すべき点も多かったのですが、

様々な形で自分の意見を率直に発言できた事は良かったと思っています。

多くの皆さんから、叱咤激励をいただきますが、それもあたたかい励ましが多いのは、

新人議員に対する応援だと思っています。

今年も、初心を忘れることなく、しっかりと地に足をつけた活動をしていきたいと思います。

新年のスタートは、地元の稲荷神社で朝7時から行われる「歳旦祭」(歳旦祭とは、1年の始めにあたって

「天下泰平」「五穀豊穣」「万民豊楽」を祈願するお祭り)でスタートです。

今年もよろしくお願いします。

 

 


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12月議会・一般質問(最終)

2010-12-30 08:05:23 | 日記

2010年も残すところ2日になりました。

12月議会の一般質問のまとめを書きます。

主な内容は、2月に発行される議会報に掲載される予定ですが、

議会報は、議会終了後約2ヵ月後に出されるため、あまり旬ではありません。

各議員さんもそれを理解して記事を書いているようです。

私は、2月の行政組合議会、3月定例会においても引き続き、汚水処理問題について

質問したいと思っていますので、私にとっては、議会報の発行日(2月1日)は、

タイムリーだと思っています。以下、まとめを掲載します。

「浄化槽整備手法の統一は慎重に」

「下水道」と「浄化槽」の汚水処理施設整備事業は、生活環境と自然環境の観点から重要な事業である。一関市の浄化槽整備手法は「個人設置型」と「市町村設置型」が併存している。昨年10月、議員に対し、「個人設置型」で統一したい旨説明があり、その後説明がない。どのように検討しているのか?

(答弁)

本年度は汚水処理事業に関する懇談会を開催し、意見・要望をいただいた。これを踏まえ、平成23年度後期基本計画策定時までに方向性を決めるため、総合的に検討を進めている。

 

(質問)

 汚水処理施設整備事業は公益性が高く、行政の果たすべき役割が非常に大きい。今後投入される下水道事業費は400億円。その内一関地域と千厩地域で96%の392億円である。下水道事業計画区域の市民とそれ以外の市民の割合は約50:50。今後、浄化槽整備手法統一を検討していく際、公平性の観点から、この下水道事業費を無視する事はできない。「下水道利用者」と「浄化槽利用者」との比較検討は、懇談会でどのように説明されたのか?

(答弁)

 特にしていない。

 

(質問)

 浄化槽整備手法の「個人設置型」と「市町村設置型」の違いは何か?

(答弁)

 「個人設置型」は各家庭の個人に帰属する点の整備である。「市町村設置型」は地域の面的な整備であり、生活環境の保全、水質の保全を目的としている。

 

(質問)

 岩手県全体の市町村の状況を見ると、2001年以降、「市町村設置型浄化槽」の設置基数が急激に増え、2008年度には全体の4割を占めるまでになっている傾向にある。

 一関市は汚水処理人口普及率が49%。全国平均81%、県内平均70%を大きく下回っている。この一関市の現状から、汚水処理施設整備事業推進のさらなる努力が必要である。協働の領域で言えば、この事業は公助の部分である。協働を基本とするのならば、住民と行政が対等の立場で情報を共有し、しっかりと議論した上で、「個人設置型」、「市町村設置型」のどちらに統一すべきかを決めるべきである。

(答弁)

 市長になった直後に整備手法の統一の議論が出てきたので、結論を急ぐべきではないと判断した。今後、情報を共有して、市全体としてどういう方法をとるか議論していかなければならない。

 

「今が機構改革に着手するチャンス」

 

(質問)

 市長就任後1年が経過し、機構改革、予算編成業務の改革に着手するチャンスと考えるが、市長の考えは?

(答弁)

 本年度、各部署に対して、長・中・短期的な視点から、それぞれ組織、事務事業の見直しの方向性について検討を指示し、その集約を行っている。課題、問題点を踏まえ、順次見直しを進めていく。

(質問)

 財政課からの予算ヒアリングに関する資料要求は非常に多く、各担当課の大きな負担になっている。そして、それを査定する財政課の業務量は非常に膨大である。財政課の残業時間数は?

(答弁)

昨年度1年間の財政係の残業時間数は合計9331時間、一人当たり1166時間の残業である。

 

(質問)

これだけ多い残業時間数は、職員の健康を損なうだけでなく、予算面にも大きく影響を及ぼす。行財政改革推進審議会の答申にあるように、一極に集中している業務量をコントロールすべきである。

(答弁)

時間外勤務は、職員の心身の健康に与える影響も考慮し、業務の効率化、時間外勤務縮減マニュアルを徹底させ、縮減に努力する。予算編成方法は今後検討を重ねていく。

 


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Dランク「川の水に魅力がなく川に近づきにくい」

2010-12-27 16:52:19 | 日記

昨年夏、私は磐井川下流域に出掛け、鮎釣りを楽しみました。

磐井川は、鮎釣りでは全く無名ですが、北上川に鮎が生息し、

遡上が多いため、増水するとたくさんの鮎が磐井川にのぼってきます。

磐井川に遡上する鮎は、砂鉄川より多いかもしれません。

それでは、なぜ磐井川の釣り人が少ないかを答えますと、何よりも水の汚れと

川の汚れに尽きます。

鮎がたくさんいる川は、スイカのにおいがしますが、磐井川には、それはありません。

渇水の時期は、ひどいにおいがします。都会の人が憧れる、田舎の美しい川は

そこにありません。

何とか、美しい川を取り戻したいものです。

前回、「人と河川の豊かなふれあいの確保」について、書きましたが、

磐井川の上の橋付近は、Cランクで、その内容は、

「川の中には入れないが、川に近づくことができる」です。

ちなみに、Bランクは、

「川の中に入って遊びやすい」

そして、Aランクは、

「泳ぎたいと思うきれいな川」です。

私の母校、一関小学校の近くには「吸川」という川が流れています。

最近、市民の皆さんの熱心な活動で、「吸川をきれいにする会」などが

組織され、素晴らしい活動を続け、行政もそれにあわせ、南小学校付近に

「親水公園」を設置するなど環境は非常によく改善されていますが、

その水質がに問題があります。

残念ながら、吸川下流域は、私はDランク

「川の水に魅力が無く川に近づきにくい」に近いと思っています。

市民が真剣に、今一度、身近に流れる川の水質を真剣に考える必要があると思います。

写真は、砂鉄川での放流の様子ですが、水の透明感、石の美しさが際立ち、

すくって飲めるほどの水質です。

残念ながら、磐井川中・下流域にはそれはありません・・・。

 

 

 


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12月議会・一般質問(4)

2010-12-21 07:51:29 | 日記

前回、村田久さんにお会いして、磐井川の現状について書きましたが、

今回は、磐井川の水質について書きます。

一般的に河川の水質の状態を表す基準として全国1級河川の水質状況(BOD)

による結果報告が取り上げられますが、これは順位や数字である程度理解できますが、

実感として、わかりにくい面があります。

今回私は、この資料の後半部分にある「新しい水質指標からみた水質の現況」に注目しました。

これは、同省が平成17年より調査を始めた事業で、

「人と河川の豊かなふれあいの確保」

「豊かな生態系の確保」

「利用しやすい水質の確保」

の調査結果が示されています。

私が今回特に注目したのは、

「人と河川の豊かなふれあいの確保」についてで、

磐井川の上の橋付近は、

Cランクと厳しい結果が出ています。

続く・・・

 

 


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村田久さんに久しぶりにお会いして

2010-12-19 08:50:00 | 日記

12月議会、一般質問は今回お休みして、私の趣味の渓流釣り、

鮎釣りで有名な「村田 久」さんとの会話を少し書きます。

先日、絶滅種とされていた、田沢湖にしか生息しない「クニマス」が、

山梨県の西湖で発見されたニュースが流れた日、偶然

「イーハートーブ釣り倶楽部」「山を上るイワナ」「あの谷のむこうに」

などの著書で有名な村田 久さんに、氏の行きつけの喫茶店「チャフ」でお会いしました。

クニマスの発見に非常に驚き、大変な喜びようでした。

村田 久さんには、5~6年前岩手県PTA研究大会が一関市で開催される事になり、

記念講演として是非とも岩手県にゆかりの深い「井上ひさし」さんにお願いしようと考え、

その講演依頼を行う際、井上ひさしさんと親交のある村田さんに色々お世話になりました。

 

村田さんは、「定年釣り師ー今日も明日もあさっても釣り日和」を書いていますし、

定年後かなり月日が流れたような気がしますが、とても元気そうで、

今シーズンも数回砂鉄川に出掛けて、大きなヤマメを釣ったお話を伺いなによりでした。

会話の中で、地元一関市の磐井川の清流化について、意見交換を行いました。

60年前には、磐井川にも「川シジミ」が生息していて、それを味噌汁にして食べた

というお話に驚きました。

村田さんとは、磐井川に今年の夏たくさんの鮎が上ってきて、豊漁だったらしい

という話で盛り上がりましたが、肝心の磐井川の汚い水に閉口していて、

私も村田さんも残念ながら磐井川では、まだ釣り人になれないという点が

共通していました。

磐井川本流に漁協を作り、川を守る仕組みを私は提案したいと言うと、

大変効果の上がる方法であると賛同してくださいました。

今回の一般質問でも取り上げましたが、磐井川、千厩川の清流化は、

一関の美しい自然とともに、私たちが未来の子供たちのために行わなければ

ならない課題です。

見本となる美しい川「砂鉄川」が同じ市内にあることを大切に、清流化に取り組み、

磐井川、千厩川にイワナ、ヤマメが産卵を繰り返す川にしたいと願います。

 


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