議員になってから、本を読む事が非常に多くなりました。
これまでも新聞は、かかさず読んでいましたが、議員となって、
様々な政策を検討するときは、「本」が中心になります。
先日、小原書店の店頭に、増田さんの「地方消滅」、藻谷浩介さんの
「里山資本主義」の脇に、明大教授 小田切徳美先生の新著
「農山村は消滅しない」が並んでいましたので、早速購入してきました。
一昨年の夏、地ビール祭りが開催されている時、小田切先生は一関市で、
地元出身大学生が主催する「まち会議」で講師として、一関市で講演を行いました。
その時の様子はブログにもアップしていますが、とても素晴らしいものでした。
「街頭演説、グループホーム、まち会議、そして地ビール祭りへ」
藻谷浩介さんや小田切教授のお話は、常に農山村を元気にしてくれる、
そして、農山村の持つ可能性を大きく評価してくださる内容であり、現実的な数字で
厳しい人口問題を評価する「増田レポート」とともに読むことで、非常にその現実と
これからの課題が浮き彫りになっていきます。
「まち会議」を主催したのは、大東町出身の大学生が中心となって、地域おこしを
本気で考えているグループでした。残念ながら、当時、これだけ著名な先生が
わずか、10数名の聴講者に対して熱心に講演してくださった事が記憶に残ります。
やはり、地域の基本は人であり、輝くまちづくりは、やはり地域を愛する人たち、
地域に誇りを持つ人たちによって素晴らしいまちづくりが進むのだと思います。
先日、「一関市総合計画基本構想」についての意見交換がありました。
私は、次世代の子供たちが郷土に誇りを持ってもらう事の重要さについて、意見を
のべさせていただきました。
一関で学びたい、一関で教育を受けさせたい、一関で暮らしたい、一関で・・・
農業、文化、教育、そしてなにものにも代えがたい美しい自然環境・・・
4月から、市民センター条例がスタートします。
あらためて、この問題について考えます。
このまちの素晴らしさを活かしたまちづくりを進めていきたい