一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

オーストラリア、エメラルド高校生が一高訪問

2012-09-25 21:12:29 | 日記

25日、一関市の姉妹都市オーストラリア・セントラルハイランズ市にある

エメラルド高校の生徒、先生26名が一関一高を訪れました。

一関一高の新たな国際交流事業のスタートです。

今回の訪問は、勝部一関市長が、姉妹都市提携で今夏セントラルハイランズ市を

訪れたことで、急遽訪問が決定しました。

私は、今年の春一関一高の最後のPTA会長の仕事として、総会において新たな

国際交流事業を提案し承認をいただきました。

様々な問題があり、この国際交流事業がスタートできるか不安でしたが、

合併した藤沢町の地域振興課職員で市長の海外派遣にも随行した佐川さんの

力添えで、ここまできました。

今回の訪問は、エメラルド高校の生徒が当初予定していた東京ディズニーランドを

キャンセルしての訪問です。セントラルハイランズ市の思いや藤沢町との長い交流の

友情が強く感じられました。

エメラルド高校の生徒は、慣れない箸で一高側が用意したお弁当を食べ、その後、

音楽部の合唱を聞き、わずかな時間でしたが、一高の生徒と国際交流の時間を

持ちました。

私が驚いたのは、会って間もない両校の生徒が片言の英語で会話をしたり、

英語の先生を通訳に、様々な会話を楽しむ姿に、私たちの世代との違いを感じました。

今回の訪問の際、相互交流の話や今後の交流について話し合いが持たれました。

まずは、来年の3月に一高の生徒10名ほどの派遣が決まりました。

草の根交流がスタートします。

藤沢町が長い時間をかけて築き上げてきた信頼関係に感謝した一日でした。

 

追伸

一高のPTAでもある佐川さんの英語力にびっくりしました。

うらやましい・・・

 

 


ILC 日本が適地…山下東大準教授

2012-09-16 08:39:37 | 日記

昨日、大東コミュニティセンターで、ILC(国際リニアコライダー)に

関する講演が開催されました。

講師は、山下東大準教授でした。

山下先生は、ILC研究の第一人者で、様々な場で講演をしておられます。

昨年は、文化センターで一関一高、付属中の生徒に対して、とてもわかりやすい

解説で、宇宙の起源やILCについて話をしてくださいました。

私は、様々な機会に、何度かILC(国際リニアコライダー)の講演を聞いていますが、

今回のように、候補地についてここまで踏み込んだ発言は始めてだったような気がします。

岩手日報には、

「本県誘致へ鍵握る熱意」と見出しが載っています。

私は、3年前の市議選の公約に、現市議としてはただ一人、ILCの誘致を

重点施策の一つとして掲げました。

この3年で、状況は好転し、誘致が現実ものとなろうとしています。

夏休みで、何人かの大学生に会いました。

大学生が、ILC(国際リニアコライダー)についての質問を私にしてきます。

岩手で、仕事ができる事に対する期待感の大きさを感じます。

 

 


一関市議会議員定数30人で決着

2012-09-14 19:34:32 | 日記

私が委員を務める「議員定数等調査特別委員会」が13日

市役所で開かれました。

日日や日報に大きく記事が載りましたので、詳細はのべませんが、

この委員会に限っては、私の所属する「公和会」終始、会議をリード

したと思っています。

関政会、共産党会派が現状維持を崩さないまま、一新会、公和会、

無所属会派代表が、定数の削減を主張しました。

様々な理由で足並みの揃わない一新会でしたが、私は、所属する

「公和会」の代表として、議会改革を進める事、常任委員会の人数を7人とする事、

有権者数の最も少ない地域から議員を出せる事・・・以下省略。

削減に賛成する、私の発言がほとんど記事になりましたので、

この委員化については、終始、会議をリードしてきたと思っています。

私は、当初28人を目指していましたが、その実現はかなりハードルが高く、

政治のやりとりを肌で実感する事が出来ました。

次期選挙が30人で行われるかどうかは、条例案の議決次第ですが、

よもや否決は無いと思いますので、来年は厳しい選挙戦が予想されます。


北上川狭窄部にある、一関の秘境「滝神社」

2012-09-11 07:35:43 | 日記

私の住む狐禅寺に普賢沢と言う地名があり、

そこに「滝神社」があります。

その言い伝えは古く、坂の上田村麻呂が建立したと伝えれています。

その場所は、狐禅寺と滝沢の境に近い、草が沢と藤の沢に真ん中あたりに

あります。看板を目安に車で、田んぼの中を進むとこんもりした林の中に

「滝神社入り口」の看板があります。

そこで、車を置き、あとは徒歩での参拝となります。

普通、神社と言えば階段を上るイメージが強くありますが、ここは、全く

逆で、参道(山道)を下ります。

その長さは、半端ではありません・・・・・。

私とともに、今回の改築に招待された神崎県議は、その坂道を

下る道すがら2度ほどカモシカのご挨拶を受け、マムシを撃退しながら

スーツでの参拝だったようです。

一関市は、北上川の洪水で悩まされてきた事はよく知られていますが、

その原因が狐禅寺の狭窄部と呼ばれる、切り立った山に挟まれた流れです。

まさに、その部分に「滝神社」があります。

千歳橋から川沿いに川崎町へ続く道路がありますが、ちょうど舞川地区の番台川の

真向かいのあたりに神社はあります。

地元氏子の皆さんで大切に守られてきた神社です。

北上川の狭窄部をまじかに見る事が出来る貴重な場所でもあります。

一度訪ねて見てはいかがでしょうか。


子供を育てる

2012-09-07 08:06:53 | 日記

2人の大学生が帰省して、家族5人の生活となりましたが、

なかなか全員が揃って食卓を囲む事がありません。

3人の子育てをしてきましたが、やはり基本は家庭教育なのかもしれません。

食事のマナーや人への思いやり、学ぶ事、社会の一員として行動する事。

そして、人を大切にして人を愛する事、できれば多くの子孫を残す事。

まだまだ、いろいろ子供たちと話をしたいと思っていますが・・・・・。

大学生2人の息子は、出掛ける事が多く、妻は残業、娘はクラブ活動・・・

一人寂しく、7時のNHKニュースを見る事は珍しい事では無く、日課となりそうです。

教育の基本は家庭にあるのかもしれませんが、学校で学ぶ事はそれ以上にあります。

その一つが、学校給食での「食育」やみんなで食事する楽しさやマナーを学ぶ事です。

9月議会で、学校給食の米飯の拡充を強く求めました。

以前からこの問題に関しては、他の議員さんも取り上げていますが、未だに実現していません。

答弁では、西磐井地区で週4回となっているものの、東磐井地区では、未だに週3回だそうです。

給食に対する考え方はいろいろありますが、食糧難、財政難の時代に(アメリカの助言?)により

パンの給食が普及しました。悪い事ではなかったのかもしれませんが、その世代(50歳以下位)は、

60代以上の人に比べ、パンに対する考え方が全く違い、パンや麺類、肉類を主食とする事は珍しくありません。

給食がもたらした功罪は多々あると思いますが、今では、小中の学校給食は当たり前の時代となりました。

給食時間や給食の食材による「食育」は、重要だと私は考えています。

教育委員会がよく答弁する、パンや麺類など多様な食べものを子供たちが求める(アンケート等)と

言いますが、そこまで子供たちや親の機嫌を取る必要はないと思っています。

以下、一般質問より抜粋

日本人は、お米を何千年も前から主食としてきました。お米は、日本人の主食であり、

国内自給率100%と言ってもよい食べ物です。

このお米を主食とした学校給食を提供することで、子供たちが生涯健康で暮らすための

食習慣の定着につながると私は思います。

また、食育白書によりますと、米飯給食の推進について、週3回以上の地域、学校については

週4回程度など新たな目標を設定し、実施回数の増加を促すとあります。

 

学校給食の子供達の食事における給食の割合は、15~16%程度です。

子供たちが望む、多様な食生活は、各家庭、外食等で充分拡充されています。

何よりも、一関の基幹産業である農業のその中心となる稲作の重要性、そして、これから迎えると思われる、

食糧危機の問題をしっかりと学校教育の場で教えていく事が重要だと思います。

教育長は、花泉町にお住まいです。花泉を中心とした一関市のお米、主品種である「ひとめぼれ」は、

お米の食味ランキングで、確か17回連続だと思いましたが、「特A」と評価されている日本一のお米です。

小学校の授業では、一関の農業についても勉強すると思いますが、この素晴らしい一関の農産物を誇りとして、

給食の場で今以上に提供すべきと考えます。

後継者不足や担い手不足、高齢化で非常に一関の農業事情は苦し状況が続いています。

自分たちの住む町に誇りを持つ事、一関の農業が素晴らしい事をもっと給食の場で子供達に食育の一環、

また、キャリア教育の一環としても、農業の大切さを次代の子供達に教える絶好の機会だと思います。」

私は、思想に大きな偏りはないと思っていますが、私は歴史や地域を学ぶ時、もう少し日本人という国に

誇りを持つような場があってもよいと思っています。

その一つが、何千年も前から食べ続けてきたお米であり、稲作文化だと思っています。

農業による地方の再生は、近いうちに必ずあると思います。