一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

「親思う心に、勝る親心」、津軽のじょっぱりとともに。

2018-10-31 04:54:42 | 日記

母が、25日静かに旅立ちました。

以下、葬儀の際の主な挨拶です。

「母は、青森県鯵ヶ沢町の出身ですが、縁がって父と知り合い、

私たち兄弟をこの一関で大切に育ててくれました。子供のころは、

東地主町の千鳥旅館さんの貸家で暮らしました。当時は、2件の

畳屋さんや左官屋さん、豆腐屋さんやお店屋さんがあり、近くには

大工の棟梁さんも暮らす昭和の良き時代を思い起こさせる町でした。

何よりも感謝するのは、今日お集まりの皆さんはよくご存知とは思い

ますが、親兄弟、親戚も親類もいない中で、母は一人で子育てをしてきました。

いつも、思い出されるのは、あの町で私たちを大切に育ててくれた大家さんの

ばばちゃんの優しさ、近所のおばあちゃんやおじいちゃん、おじさん、

おばさんの事ばかりです。私たち二人の兄弟、親子は本当に人情味

あふれる良き時代によい場所で、育つことができたなぁと思っていますし、

この一関の多くの皆さんに育てられた事を感謝してきましたし、これからも

そうしていきたいと思っています。

 

今日は、葬儀で私の友人が弔辞を読み上げてくれました。また、母の訃報を

聞き、仙台や東京などからわざわざ駆けつけてくれた友人もありました。

母は、大変喜んでいると思います。そして、昨日の火葬、通夜、そして今日の

葬儀と私の多くの友人がお手伝いに来てくれました。私の高校時代は、我が家

には多くの友人が集まり、母はそれを大変喜び、当時は、大変おおらかな時代

でしたから、母にお酒のいろはを教えられ大学に進学した友人は少なくありません。

そのような剛毅な母でしたが、やはり心労も多かったようで、私の小学校時代から

精神的な病に悩み、36歳の時には子宮がんの手術を東北大学病院で行いました。

その後の経過はあまり思わしくなく、その後は、様々な病に苦しみました。ちょうど、

60歳の頃、糖尿病を患っていましたが、磐井病院に入院した際、もともと弱い心臓

でしたので、心停止がありました。今、副院長先生となりましたが、中村先生が、

絶対に長生きさせますからと必死に蘇生させてくださいました。大変感謝しています。

その後は、腎疾患が進み、1年半ほど前から透析をしていました。亡くなる日の朝、

母はいつものように、「早く仕事に行きなさい、体を大事にして車に気をつけなさいよ」と

毎日の言葉で、私を送り出してくれました。

自分が、重い病になりながらも、最後まで私たち二人の息子、家族を心配してくれました。

「親思う心に勝る親心」という言葉がありますが、今こうして旅立った母を見ながら、

「津軽のじょっぱり」を地で行く母と何度も魂のぶつかり合いのような喧嘩もしてきまし

たが、本当に本当に素晴らしい母でした。人生の後半は、様々な病気で、入退院を

繰り返し苦しんできましたが、最後は本当に静かに逝ってしまいました。

今日は、皆様方にお見送りいただき、故人もさぞ喜んでいるものと存じます。

遺された私たち一同は、故人の家族を大切に思う心を心に刻み努めていく所存で

ございます。今後ともよろしくお願いします。

本日は、まことにありがとうございました。」

 

 


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市民と議員の懇談会で意見を聞く

2018-10-14 21:41:01 | 日記

9月議会が終了しました。今議会では、財政、観光問題について

一般質問を行い。決算に関して、賛成の立場から討論に参加しました。

9月議会終了後は、家業である、米検査も始まり、忙しい日々が続いています。

10月は、商工祭、農業祭、各地区民運動会、消防演習、文化祭、室根大祭と

予定表が次々に埋まっていきます。

 

そのような中、昨日は毎年足を運ぶ「東日本合唱祭」に行ってきました。

毎年、毎年大きな感動を受けて帰路につきます。参加団体の合唱は、どれも

素晴らしいものばかりでしたが、特にも松下耕先生が指揮を行った、インター

カレッジ女声合唱団の歌声、合同合唱の「河口」に感動しました。また、

松下先生が2年連続この一関市に来て、一関ファンになったというあいさつを

聞きとてもうれしく思いました。私が、一般質問等で提言している、一関

を応援する市外市民(第2市民)になっていただけたらと思いました。

先日、地元岩手日日新聞の一面に私の記事が紹介されました。

今、一関市議会で取り組んでいる「議会改革」に関してですが、この議論を

取りまとめる議会運営委委員長として、非常に任の重さを実感しています。

議会改革は、改選の度に必要性が議論され、これまでも話し合いを続けてきましたが、

今回の改革議論では、最終的なとりまとめとして結論をまとめる予定であり、

委員会を重ね、総意を取りまとめていく予定ですが、簡単ではないと認識しています。

そのような中、今月から「市民と議員の懇談会」市内各地域で開催されます。

テーマの一つが、「議会改革」についてとなっていますので、市民の皆さん

から、様々なご意見をいただき、今後の議論に活かしていきたいと思っています。

私は、今回東山と千厩地区を班長として担当します。

多くの市民の皆さんに参加いただける事を期待しています。

 

 


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