一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

でかけよう ことばの海へ 知の森へ

2014-07-25 07:24:23 | 日記

昨日(7月24日)、新一関図書館がオープンしました。

5年前に「教育立市にふさわしい中央図書館を建設」と公約を

掲げ、新一関図書館の建設に様々な角度から取組んできました。

  

一番の成果は、恊働のまちづくりを目指す一関市として、

「公募を入れた委員会を組織し、「利用者である市民とともに

つくる図書館」を目指す事。また、建設に向け膨大な事務量となるため

一般行政職員を起用すべき」

と提案した事が活かされ、「新一関図書館整備計画委員会」は、

ホームページ等でも周知のとおり、この図書館建設に関して、重要な

そして中心的な役割を果たしてくださいました。今後は、このメンバーが

中心になり、この図書館のこれからを担ってくださると思っています。

また、担当職に起用された職員の優秀さは群を抜くものであり、一関市の

行政マンのレベルの高さ、素晴らしい職員に恵まれている事を実感する事が

できました。

会館を記念して作成された「言海ノート」や

8月31日に行われる記念公演 朗読劇「言葉の海へ」そして、

12月14日に行われる言語学者 金田一秀穂氏の記念公演

「本と日本語」など、楽しみがまだまだ続きます。

市内の小中学校も夏休みに入り、多くの子供たちが訪れるものと思っています。

岩手県を代表する図書館に育て上げていくのは、私たち市民であり、

図書館の一つの目安となる図書の貸し出し数が飛躍的に伸びる事を期待しています。

そして、私の新たな公約である

「まちは公園」をコンセプトに、新一関図書館を中心とした知とみどりあふれる

まちづくりを目指し、中心市街地の活性化に取組んでいきたいと思います。

 

昨日はその後、大東図書館で開催された

大東図書館「ILC学びの事業」、一関商工会議所大東支所ILC研究会の事業推進

会議に参加してきました。

飯沢県議とともにアドバイザーに委嘱されましたが、市議会の情報を中心に

ILCの衝突点となると予想される地域の市民の皆さんと、新しい学術研究都市

の建設に向け勉強をしていきたいと思います。

 

 


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里山資本主義、藻谷氏講演会

2014-07-14 07:25:51 | 日記

昨日(13日)は、住田町に出かけ、緑清会会派議員5名とともに、

陸前高田JC主催の藻谷浩介氏講演会

「エネルギーの地産地消と、地域資源を活かしたまちづくり!」

そして、住田町役場新庁舎見学会に参加してきました。

 

藻谷氏の講演会は、「里山資本主義」発売後に盛岡で行われた

講演会に続き2回目となりますが、非常に多忙な同氏が、

100名の定員の会場で、まさに間近に講演を聞き、終了後にも

会話する時間があり、貴重な時間を過ごす事ができました。

藻谷氏は、これまでの講演会数が5,000回余、テレビ出演多数の

大変多忙な講師ですが、その略歴と特技、特にも自費で、

平成合併前の3,200町村をすべて巡歴した事や鉄道の全線完乗などにも興味がわきます。

今回は、盛岡での講演会と少し内容を変えながら、地域性、参加者の皆さんの

関心の高い部分を中心に講演を進めるスタイルは、その経験と実績が

可能とする高い技術だと思いました。

昨日は、多田住田町長、久保田高田副市長、吉田県議、八木澤商店の

河野会長、そして一関市からもたくさんの方がお見えになっていました。

 

隣接の高田市議会議員の皆さんや市議会のメンバー市職員など・・・

その関心の高さが際立っていました。

講演会終了後の住田町役場新庁舎見学会は、藻谷さんや多田町長、様々な

方々と意見交換できる貴重な時間となりました。

千厩町役場の方が、藻谷さんの殺人的なスケジュールを見ながら、

講演会の開催をお願いしていましたから、早ければ来春あたり実現するかもしれません。

 

私は、12月議会において「一関市のエネルギー政策」に関して一般質問を

行いましたが、あらためて、この問題に関して調査、研究を進めていきたいと

思っています。

「地消地産」と言う言葉が印象的でした。「地産地消」という言葉は以前から

よく使われていますが、「地消地産」とは地元で消費するものは地元で生産する

ということです。地元の名産品の農産物や海産物を生産素材で安く域外に販売して、

域外で加工されたものをコンビニやスーパーで購入する。・・・それでは地域内資金の

多くは県外に持って行かれてしまいます。

特にも、森林と水、そして豊かな自然エネルギー資源を持つ、この岩手の財産を活かす

「里山資本主義」の仕組みを地域に根ざしていく努力を進めます。

 

 


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市議会議員の活動と政務活動費について

2014-07-12 08:37:30 | 日記

あまりにも連日報道されますので、一関市議会議員の政務活動費

について一言書いてみます。

今回の某県議の政務活動費の事件(刑事告訴されたようなので)は、

論外であり考えられないものです。

一関市議会は、以前海外視察において大きな失態を演じ、その反省から政務活動費の

運用には厳しい制約があります。年度末には、各会派の会計と代表による検証会

が行われ、不適切と判断されればその経費は執行されませんし、活動費の中身についても

公開されています。また、年1回行っている「市民と議員の懇談会」のなかでも、

厳しいご意見をいただき、それを参考に検証作業を行っています。

一関市議会は、会派制で議会運営を行っていますので、政務活動費は一括して

会派の通帳に振り込まれます。この時点で、活動費は会派の会計が管理しますので、

一関市の場合は、無会派の議員以外は、個人的に活動費を使う事ができません。

 

私は、必ず「議会報告を行う議員」を公約として掲げ、5年前に初当選

しましたので、当初から議会報告会の開催、そして、議員活動報告を定期的に発行して

きました。当初議員になった際、当然のように議員活動費を報告書の郵送代や

印刷費、その他の経費に使えるものと思っていましたが、残念ながら

先ほども記述したとおり、会派に支給されるため基本的に個人で運用は

かないません。また、一関市の政務活動費は、月1万5千円(年18万円)で、

会派の視察や会派活動報告、書籍等の購入でそのほとんどが使われます。

したがって、その他の議員活動費は、議員個々が個人で負担します。

明日、住田町で「里山資本主義」で有名な藻谷浩介氏の後援会が開催されますが、

これも私費(たいした事はありませんが)での参加となると思います。

議員としての見識や情報を得るため、様々な講演会や施設視察、町並みの

視察を行いますが、会派で行うもの、購入するもの以外はすべて私費となります。

市の政務活動費については、様々なご意見があり、「少ないし、個人支給についても

検討すべきである」という意見もあります。基本的に、仕事をしながら議員活動が

認められているわけですから、ある意味仕方の無い事かもしれませんが、

専業で議員活動を行いたい場合には厳しいものがあります。

 

市民の代表として議員活動を行うためには、それ相応の活動費が必要となります。

今回の事件で大きく政務活動費が注目されています。

一関市の議員定数と政務活動費の金額とその使い方について、市民の皆さんに

さらに関心を持っていただき、議員活動に注目していただきたいと考えます。

市民の代表である議員は、選挙にお金をかけるのでなく、普段の議員活動にこそ

経費をかけるべきであると思っています。

 

 


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活動報告会の延期について

2014-07-11 07:32:57 | 日記

6月議会終了後、3~5会場で議員活動報告会を開催予定でしたが、

延期させていただきます。

議員当選後、定期的に報告会を開催していますが、 今回は未だに

報告会を開催できずにおります。1月には、議会として「議員と市民の懇談会」を

議運の委員として開催させていただき、様々なご意見をいただきました。

その後、狐禅寺地区、並びに舞川地区において、新焼却施設、仮設焼却炉、

最終処分場の課題が当局より提案されました。

側溝汚泥処理の問題も含め、非常に危惧すべき事態となっております。

地元議員として、夜の説明会への出席が続き、なかなか予定が組めません。

市政課題は、山積しておりますが、今はこの問題を第一の課題と捉え、

もう少し時間を使いさせていただきたいと考えております。

今日から30日まで、狐禅寺、舞川地区での2回目の説明会が始まります。

14日には、狐禅寺公民館・体育館において、環境省による「仮設焼却炉」の

安全性についての説明会が開催されます。

一関市の今一番の行政課題をどのように解決していくか。

市民、そして狐禅寺地区の皆さんと共に考えていきたいと思っています。

「LOOK FORWARD」

一歩でも前に進みたいと考えています。

 


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相馬で環境、大館で教育、そして一関で水防訓練・・・

2014-07-04 17:28:13 | 日記

今週末は、800Km以上を車で移動する、忙しい日々となりました。

3日の金曜日、市議会放射能対策特別委員会では、一関市の大きな行政課題

となっている、放射能汚染牧草等の焼却を行う「仮設焼却炉」の安全性について、

現在稼働中の相馬市の仮設焼却炉の視察を行いました。

  

相馬市では、震災瓦礫に加え、汚染牧草等の焼却も進めていて、写真で見るとおり、

3台の仮設焼却炉が設置されましたが、焼却が順調に進み、奥の2台は役目を終え、

手前の1台のみが稼働していました。総工費は約40億円だそうですが、このような

焼却施設は分解し他の場所に移動して再建設する事はできないとの事で、まもなく

すべて解体処理となるそうです。

そして、4、5日は3年ぶりに現職のPTA役員に戻り、

「第63回東北地区高等学校PTA連合会 大館大会」に参加してきました。

 

PTA活動は私に向いているのか、楽しい大会を過ごさせていただきました。

今年のテーマは、

「生きることを 子供と共に 見つめて」

秋田は、教育県として非常に有名で、特に小学生の学力の高さが群を抜きます。

分科会では、前釈迦内小学校校長で、現在総務省地域力創造アドバイザーを務める

五十嵐氏の「サンフラワープロジェクト」の取組の発表が非常に興味深いものでした。

全体会では、東京演劇集団「風」による公演

「ヘレンケラー~ひびき合うものたち」を観劇してきました。

ヘレンケラーとアニー・サリバンを通して、現代の教育のあり方をもう一度考える

良いチャンスとなりました。

また、会場では、以前会長を務めた一関一高のPTAの役員の皆さんや一高時代

お世話になった先生方(皆さん副校長先生となっていましたが)とお会いでき、

貴重な時間を過ごす事ができました。

今年から、一関二高のPTA副会長となりましたが、同じ副会長の小岩邦弘君とは

同級生、そして間にいる副校長先生も早生まれの同級生。ワクワクする楽しい

活動がスタートしました。

そして、今日6日は一関市の水防訓練。

 

毎年のように水害に悩まされる一関市にとって欠かす事のできない大変重要な

訓練です。水防訓練で重要な役目を担う、ラッパ隊の隊長は、昨日ご一緒した

一関二高の前会長佐藤さん。消防団歴は、もう20数年という事です。

地域のためにご活躍される皆さんに敬意を表します。

 

 


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