一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

閉鎖が噂される施設を視察、そして3月通常会議・代表質問へ

2021-02-12 10:05:15 | 日記

議会を前に示された「先導的な取り組みによる施設保有の見直し方針」において、「譲渡」

と方針が示された「まつるべスノーランド」、そして奥州市においても厳しい財政事情から

閉鎖が噂される「国見、ひめかゆ、越路スキー場」の3スキー場の一つ「ひめかゆ健康の森」

の様子を見てきました。ひめかゆスキー場は、多くのスキー、スノーボード、親子雪遊び

の人たちで賑わっていました。「本当に次年度閉鎖されるのか?」と非常に疑問を持ち帰って

きました。

まつるべスノーランドは、ゲレンデの一部ともいうべき「いちのせき健康の森セミナーハウス」が

ワーケーションの拠点となる整備をした事を受け、「活用」と示されましたが、スノーランドは「譲渡」・・・。

一関市のホームページに「・・・スキーやスノーボードなども楽しめる環境を活かし、休暇を楽しみ

ながら仕事を行うワーケーションの拠点となる場所を提供します。」と紹介しています。

大きな疑問を抱えつつ3月議会を迎えます。議会は、

通年議会が導入されてから1ヶ月余りが過ぎ、臨時議会の開催に続き今月23日から

「2月通常会議」が始まります。これまでは、3月定例会と称していましたが、今回の

通年議会導入に伴い、ほぼ毎年2月から議会が始まるため「2月通常会議」とする事と

なりました。今議会においては、新型コロナウイルス感染症、国保税の値上げ、公共施設

等総合管理計画、県が示した県立高校の見直し案等喫緊の課題に加え、令和3年度予算案

が提示される事から、非常に密度の濃い議会となります。

議会は、代表質問、一般質問、予算審査特別委員会、本会議と続く予定ですが、今議会では、

私の所属する会派「清和会」から5人の議員が登壇するため、事前に質問内容の打ち合わせを

行いました。

沼倉憲二さん

・新型コロナ感染症の対策について
・国保事業の運営について
・林業振興による中山間地の振興について
 
千田恭平さん
・公共施設保有見直しについて
・地域情報化(光ファイバー整備)について
・県立高再編計画最終案について
 
佐藤雅子さん
・公共交通について
・保育行政について
 
門馬功さん
・コロナ禍における経済支援について
・GIGAスクール構想の取り組みについて
・生活道路の整備について
・東日本大震災後の災害時に備えた取り組みについて

4名の会派同僚議員が、市政全般の課題に質問を行うため、私は勝部市長の施政方針、

3期目の任期満了を半年後に控える政治姿勢に関して質問を行います。

通告内容は

質問項目1

(1)市長就任後まもなく3期12年が経過するが、勝部市長はこれまで3つの「きょうせい」を掲げてまちづくりを進めてきました。市民に示された3つの「競成」「共生」「協生」を柱に10の政策を掲げて市政運営を担ってきたが、どこまで達成したと認識しているのか、また、いまだ課題があるとすればそれはどこにあるのか伺う

(2)中東北の拠点都市一関の形成について伺う

・市長の政策の柱として掲げてきた「中東北の拠点都市一関」は実現したのか伺う。

・下水道事業の経営管理においては、人口減少に伴う利用者の減少、施設の老朽化により経営環境はより厳しさが増すと考える。特にも下水道整備においては課題が多い。下水道の接続率の向上や浄化槽の設置を進めるためには、公共施設の水洗化の取り組みが重要である。現状について伺う。今後の汚水処理事業の進め方について伺う

(3)市政運営の基本について伺う

・今後の一関市を形成していく上で重要となるのは「定住自立圏構想」の協定を結ぶ平泉町との連携が重要と考える。人口減少が急激に進み自治体間競争が激しくなる事を見据え、行政サービスの向上、観光振興や企業誘致において、より結びつきを強めていくことが、この地域に暮らす住民の幸せにつながると考える。今後、合併を見据えた連携強化の取り組みを進めるべきと思うが考えを伺う。

・市政運営の基本は財政運営と認識する。新型コロナウイルス感染症の影響により、当市の経済活動が低迷し税収が大幅に落ち込むと想定される。今後の厳しい財政事情を考えると、なお一層の行財政改革を進めることが必要である。示された財政見通しを見る限り、財政再建に直ちに取り組む必要がある。令和3年度を初年度とする第4次行政改革の推進においては、これまで以上の強い決意を持って臨み、身を切る改革が必要となることも想定されるが市長の決意を伺う。

質問項目2

(1)教育環境の充実について伺う。児童生徒数の減少により小中学校の統合が進み、学校整備はある程度進んだと認識しているが、花泉地域統合小学校以後の学校規模の適正化、改築計画について伺う。

代表質問は、2月25日(木)に5名の各会派代表が質問を行います。

一般質問は、2月26日(金)3月1日(月)に15名の議員が順次質問を行います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1月臨時会議での課題・・・そして、大人の仲間入り(還暦)

2021-02-01 07:37:13 | 日記

早いもので、令和3年に入り1ヶ月が過ぎました。新型コロナウイルスの

影響は、昨年の今頃私が想像したものを遥かに超え、未だその終息は見えません。

それでも大きく変わった生活様式とともに、時間は平時と同じように過ぎていきます。

私事ですが、今年「還暦」を迎えることとなりました。かつて、父が還暦を迎えた

際の写真を見ていると「還暦」が大きな節目である事が実感されます。今年は、

新型コロナウイルスのウイルスの影響で多くの行事が中止されました。特にも

「成人式」の中止(延期)は非常に残念であり、今後予定されている様々な節目

となる行事に向け、1日も早いコロナウイルスの収束(終息)が待たれます。

古い写真をながめていると60年の時代の変遷が実感されます。住居、洋服、道路、

車、家財の上には普通にラジオがあり、テレビが無かった時代に育ったことがわかります。

大きく時代が移り、今若い世代がテレビから離れネット(動画)中心の生活様式を見ると、

また、今この時がテレビから通信への大きな変革期なのかな?と思ったりします。

還暦のお祝いに、地元の仲間、議会、ライオンズからお札をいただきました。本来であれば、

同級会を開催したりしてもう数枚お札が増えるのかもしれませんが、八百万の神がいるという

日本独自の考え方?に従い、すべてのお札を順不動に並べ、健康と家事安泰・・・等数えきれ

ほどのことを頭に思い浮かべながら手を叩いています。

    

昨年の1月は、コロナの影響がなかったため、娘の暮らす鎌倉に出かけ4年生となり

最後の学生生活を送る娘と楽しい時間を過ごしていました。その後、クルーズ船の

ニュースが毎日のように報道され、中国のマスク不足に日本が支援するニュースが

報じられるとまもなく、日本国内のマスク不足が大きな課題となりました。その後、

緊急事態宣言やリモートワーク、給付金、時短営業・・・。一関市においても様々な

感染症対策が講じられてきました。そのような中、首都圏を中心に発せられた二度目の

緊急事態宣言によって、一関市にも多大な影響が出ています。それに加えて、「豪雪被害」

によって当市は大変な新年を迎える事となりました。

そのような中、市議会では「議会改革」の一つの大きな項目である「通年議会」が

1月8日にスタートしました。8日の市長招集による「招集会議」に続き、1月29日には、

議長に請求のあった「臨時会議」が開かれました。通年議会となって最初の臨時議会

でしたが、その補正予算に「新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費」が

上程され、いよいよワクチン接種が近づいてきたことを市民の皆さんに周知していただく

最初の機会となりました。上程された議案には補正予算のほか、市長専決処分の報告が3件

ありました。今回の「通年議会」の導入の大きな目的の一つが、常に議会を開くことによって、

「市長専決処分」を減らし、議会での議論、常任委員会の活発化による「議員間討議」を

充実していくことでした。ところが、今回の報告の中に「花泉地域統合小学校敷地造成工事」

の請負契約の変更に伴う専決処分がありました。専決処分に関しては、様々な議論は

ありましたが、平成17年の「市長専決条例」に変更は加えず、そのままとした経緯が

あります。従って、今回の請負契約の変更は契約金額「1000万円」以内であるため、

市長専決となりました。しかし、臨時会議においては、私を含む4人の議員から質問が

相次ぎ、今回の「専決条例」の不備があらためて浮き彫りとなりました。議案を

見る限りその変更の概要には、議案として議論すべき中身が多々あり議会として、議論が

十分であったのかという点に関して疑問が残ります。今後においては、「議会改革」には、

終わりがないことから、今後議会内において議論を進める必要があると思っています。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする