一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

3月議会、26日一般質問登壇

2018-02-23 16:13:12 | 日記

新年度の予算審査を行う3月議会が始まりました。

20日に議会が始まり、21日から一般質問がスタートしました。

私は、26日10時半過ぎの登壇となります。

・・・私は、この施政方針、教育行政方針を重く受け止め、一般質問を行います。

なお、今議会には初日より最終日まで、宮城県の大学に通う学生が傍聴を行う予定です。

NPO法人.JPのインターンシッププログラムの一環であり、若者の政治参加を促し、

若年投票率を上げる事を目指しています。岩手県には支部がありませんが、宮城支部では

この春休みを利用して実に130名あまりの学生が様々な議会でプログラムを実践しています。

先週の千田議員の質問に対する答弁であらためて、若年層の投票率の低い事が示されました。

議会の果たす大きな役割をしっかりと見ていただき、この一関により良い政治風土が

育っていく事を願っています。

私の一般質問の内容は以下の通りです。

財政運営について

(1) 公共施設整備、社会資本整備を進める上で、交付税措置を前提に多額の地方債を発行し続けているが、予算が硬直化している現状をどう捉えているか。

(2) 公共施設整備建設において、木造化が進まない理由の一つが木造化によるコスト高と考えるが、現状について伺う。

(3) 建設事業費の内、道路建設要望事業の進捗状況について伺う。

(4) 定額に近い上限額を定める方式で、汚水処理事業(下水道事業)を進めてきたが、全国、県内他市に比べ汚水処理率が非常に低い。政策的に課題がないか伺う。

(5) 「うまいものまるごと一関の日」をはじめとする地産外商事業に取り組んできたが、これまでの投資額とその成果について伺う。率が非常に低い。政策的に課題がないか伺う。

 

 

観光振興について

(1) 当市の観光振興(インバウンド、他)、空き校舎の活用、図書館ネットワークの拡充を図る事を目途に「マンガ図書館(博物館)」を空き校舎を活用して建設すべきと思うが、考えを伺う。

(2)  観光振興を進める上で、玄関口となる駅周辺、図書館を中心とした中心市街地の活性化、公園化(緑化)を始めとしたうるおいのあるまちづくりが望まれるが、商工会議所が提言している「まちは公園」の具現化に向けた取り組み状況について伺う。

(3)   観光振興にとって「おもてなし」の取り組みが重要と考えるが、これまで当市を会場に開かれた国際会議を含めた様々な会合、文化行事、スポーツ大会、ILC誘致関係会議等、当市を訪れた方々に対する歓迎会、観光案内等の取り組み状況について伺う。また、今年度には「全国都市教育長協議会」が当市で開催されるが、「教育立市」一関としての対応について伺う。

(4)インバウンド対策を含め、今後の観光振興において、平泉町との連携、トップセールスの取組み、そして、商業観光課においての専門職に近い人材確保が必要と考えるが、その対策について伺う。

 

 

 

 

 


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.jp 若者と政治をつなぎ、日本を一歩前へ。

2018-02-14 21:14:54 | 日記

3月議会が、来週20日から始まります。

それを前に、以前ブログで紹介した議員インターンシッププログラムが

スタートしました。そのパンフレットによると

「大学生が長期休暇の2か月間、議員と行動を共にすることにより、

議員の仕事・議員の思い、政治と社会のつながりを知る体験学習プログラム。」

とあります。「受け入れ議員とインターン生双方にとって有意義で安心な活動と

なるよう・・・」運営しているNPO法人ドットジェイピーは、全国的な活動を

展開しているようで、この春休みを利用して活動する宮城支部の学生は、約130人

という事で、その活動の状況を知ることができます。

国会議員や県議会議員と違い、特に事務所を持たない地方市町村議会議員の受け入れは、

少しハードルが高いかもしれませんが、しっかり学生をサポートしたいと思います。

インターン生の修了認定制度の評価も厳しく、プログラムの参加時間をみても、

最低100時間から320時間の実務経験が必要とあります。

私自身としても、できる限り様々な経験をと思いますが、昨日を例にとると

13:00から、議会運営委員会が開催され、その後予算勉強会(2時間)、

資源エネルギー循環型まちづくり特別委員会、建設常任委員会と会議が続きました。

いきなり、スタートして議員と行動を共にして、会議会議の連続でした。

学生のインフォメーションシートによると

・地域を深く知りたい

・社会経験を積みたい、等々

とあります。議会日程の合間を見ながら、一関の現状、特に興味があるという幼児・保育

の現場をともに調査研究したいと思っています。

今日は、午後から一般質問の聞き取り、その後、平泉幼稚園を訪問、そして、

「一関・平泉DMOセミナー」に参加してきました。

学生は、インターンシッププログラムの中に、パワーポイントを使ったプレゼンを

行うそうなので、今日の講師である「せとうちDMO」木村 洋さんの手慣れたプレゼンは

良い参考になったかもしれません。

 

せっかくの機会を有効に活かし、学生と私にとって有意義な時間としたいと思います。

それにしても、木村 洋さんの話は大変参考になるものでした。

「THE END OF TOURISM(観光の終焉)」と発表したコペンハーゲンの観光戦略の

話、ニューヨークの取組みは特にも興味深く、耳を傾けさせていただきました。


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著名人の話を聞き、多彩な意見を伺う。

2018-02-09 09:23:36 | 日記

3月議会が間もなく始まります。

議会を前に忙しい日々が続きますが、様々な方面で活躍されている著名な

方々とお会いする機会があり、多彩なお話を聞く機会となっています。

商工会議所の新春講演会では、何度も足を運んでいる、数字による

解説が非常に特徴的な藻谷浩介さんの地方活性化の話に共鳴し、今後の

活動に活かしていきたいとあらためて思いました。

特にもインバウンド関連の話は非常に興味がわきました。

地方を活性化させる、観光問題は3月議会でも再々再度取り上げたいと考えて

います。

また、その後には、

不来方高校と一関一高の音楽部が出演したチャリティーコンサートを聴く会に

恵まれました。素晴らしいものでした。

また、一関農業再生協議会の総会に委員として出席しました。減反廃止後のこの地方の農業生産、

特にも水田営農の今後を地域創生の在り方と共に考えていきます。

そして議会関連では、今後の一関市の将来に大きな影響を及ぼすILC調査特別委員会が開かれ、

岩手県立大学鈴木学長のお話を伺い、現在の進捗状況、今取るべき対応について伺うことが

できました。

先週は、一関市にILCの建設が決定されるとなったとき、もっとも参考となると

される沖縄・恩納村にある「沖縄科学技術大学院大学」を視察、同時に大東町で

これから進める「うるし」を活かした産業振興の柱となると考えられる

沖縄高専で研究が進む技術研修を視察する機会に恵まれました。

OIST(沖縄科学技術院大学)においては、旧知というかKEK(つくば加速器研究機構)

におられた際、大変お世話になった森田洋平(副学長臨時)博士にお会いする事が

できました。

 

また、沖縄高専の名誉教授、熊本大学名誉教授の伊東繁博士立会いの下、今後の

利活用が期待される技術実験を目の前で視察する事が出来ました。

以下、岩手日報記事より抜粋

盛岡市の浄法寺漆産業(松沢卓生(たくお)社長)は本年度、沖縄工業高専(沖縄県)と連携し、

一関市大東町を中心とした漆の里づくりに着手する。同校の衝撃波破砕技術を活用し、漆生産の

機械化を図る。

同校の伊東繁名誉教授(70)が開発した衝撃波破砕技術は、木の表面や枝などを衝撃波処理装置で

破砕し、遠心分離機にかけて漆液を抽出する。漆掻(か)き職人による伝統技法は数カ月かけて採取、

伐採するのに対し、機械を用いるため作業が短期間で済む。」

当市の課題は山積していますが、この街を強く、賑やかにそして豊かに育ててくれると考えられる

技術や政策、意見提案にじかに触れる事ができました。

市議会の場で、更なる努力をしていきたいと思います。



 


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