一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

「議会改革」への取組みで、注目される議会運営委員会

2018-06-10 06:48:17 | 日記

6月議会が来週から始まります。

それを前に、5月には各常任委員会の先進地視察、放射能対策委員会の現地

視察を含む委員会の開催、建設常任委員会の管内視察を含む委員会開催などが、

開かれました。

  

そのような中、先日の地元紙に、私が委員長を務める議会運営委員会の記事が、

一面で大きく紹介されました。

「定数、報酬議論に着手」と大きく文字が踊ります。

議会改革については、改選後の早い時期に議長選に関わり、大きく

議論がなされました。私と共に、議会改革に大きく踏み込もうとしていた

議長候補は、様々な流れの中で副議長のポストに就くことになりました。

したがって、大きく議会改革に取り組む推進力は、「議会運営委員会」に

委ねられる形となっています。私は、1期目の公約から「市議会を変える」

をキャッチフレーズに活動してきたこともあり、非常に大きな期待感を持ち、

この大きな課題に取り組んでいます。

「議会改革」と言ってもその中身はかなり広く、各会派を通して意見集約した

ところ、実に44項目にわたって様々な意見が出されました。その後、委員会に

おいて、44項目を整理し16項目に整理し、その中身について議論をスタート

しました。

その内訳として、短中期的に取り組む13項目と、次回の改選の1年程度前を目途に

取り組む(長期的に検討)する3項目を分けて協議を始めています。

新聞記事に紹介された

・議員定数・議員報酬・政務活動費が、まさに長期的に取り組む中身であり、

30人の議員それぞれに意見があり、その集約は慎重に進めるべきこととです。

また、短中期的に進める中身の内、

・議会のICT化(タブレット導入、他)

・通年議会の導入

に関連して、議会運営委員会では北上市議会に出かけ、その内容を研修してきました。

 

北上市議会では、議長自ら説明役となり、その2項目について熱く語ってくださいました。

6月1日、5日には、前議員を対象に「タブレット講習会」を開催しました。

  

この、議会のICT化に伴うタブレットの導入は、全国的に早い時期から議論されている

内容であり、タブレットが一般化する前は、パソコンの議場持ち込みの可否から、議論

がスタートしています。一関市議会もそうですが、未だに多くの市議会ではその連絡

方法の主役はFAXであり、メールの活用は限られています。行財政改革がなお一層進む

事により、議会事務局や当局、そして議員の仕事をより効率化していく事が重要となります。

そして、通年議会に関しては、北上市議会においての考え方を参考に今後その取り組み

について、検討を重ねていきます。

議会運営委員会の果たすべき役割は非常に重要でしたが、縁の下の力持ち的な活動であり、

あまり目立つ事はありませんでしたが、「議会改革」という、大きな課題に取り組む

事で、大きな注目をされることになります。

 


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