連休が終わり、私が委員長として取り組む「議会改革」の議論も
議会運営員会でスタートし、早速北上市議会に視察に出かけてきました。
そのようなあわただしい中、
今年も、須川(栗駒山)の山開きに参加してきました。
神事に続き、来賓のあいさつがありました。その中で、佐々木
一関観光協会長の話が記憶に残りました。
「・・・須川には毎年23万人余りの観光客が訪れ、この素晴らしい
大自然の素晴らしさと温泉を楽しまれます。一関周辺には、様々な
観光名所がありますが、須川はその中でも横綱級であり、・・・
今日の登山をSNS等を利用し多くの皆さんに発信してください」
と言った内容でした。今年は、「栗駒国定公園指定50周年」という事
もあり、市長、観光協会長のあいさつにはより一層力がはいっていました。
私は、一関の魅力を再発見しようという事で、「ディスカバー一関」を
様々な場面で取り上げています。今さら、栗駒山の何を再発見するのか
といったことではなく、新しい形でこの素晴らしい大自然を多くの
皆さんに知っていただき、足を運んでもらう取り組みが重要だと考えています。
昨年、山開きに参加して私自身も登山、トレッキングの楽しさに目覚めました。
暇があれば、あちらこちら出かけていますが、この一関の観光資源は、
トップクラスであると個人的には自負しています。岩手、秋田、そして
宮城にまたがるこの地域の持つ観光資源は計り知れません。
大雪渓の残雪を踏みしめながら、そして少し進んでは休まないと前へ
踏み出せない重い体にムチ打ち、そんな事を考えながら登山を楽しみました。
山頂では、昨年に引き続き「日本一の餅まき」が行われ、また新たに簡易的
ですが、「餅つき」も行われました。大きな「栗駒国定公園指定50周年」の
大きな横断幕を見ながら、あまり大きなニュースになっていないことが
少し気にかかりました。
毎朝NHK・BSで放送される「グレート・トラバース2」を楽しみにして、
見ています。田中陽希(アドベンチャーレーサー)さんが、日本2百名山を
ひと筆書きで人力のみで、約8000kmを制覇するというもので、
思わず応援したくなりますし、その中に出てくるその地域の方々の生活を
垣間見る事もできて、非常に楽しい番組となっています。
先日は、「栗駒山」が紹介されました。和賀岳、焼石岳を登り、須川温泉
入りでした。思わず自慢したくなる映像が紹介されます。
「名湯とセットでしょう。秋に来たいね」
日本でトップクラスと言われる「栗駒山の紅葉」は、どの程度知られている
のかが気になります。
先月発売の雑誌で、東北の知られざる10選「新絶景」が紹介されました。
その中に、「八幡平ドラゴンアイ(鏡沼)」が、八幡平のニュースポットと
して大きく取り上げられています。これは、外国人旅行者が訪れ、
龍の目のように見える鏡沼を「ドラゴンアイ」としてSNSに投稿し話題に
なった場所のようです。
観光協会長が、あいさつの中で「多くの皆さんに情報を発信してほしい。」
と言っていましたが、須川温泉周辺にはネット環境がなかったように記憶します。
ないのもないでいいのですが、観光協会長の思いは伝わるのか、少し
気になりました。
一関の観光資源を再発見して、その素晴らしさを多くに皆さんにあらためて
知っていただこうとする私版
「グレートトラバース 一関の魅力を再発見」を模索する旅は、これからが正念場
となります。