一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

変わるべきは誰か

2022-02-25 06:49:12 | 日記

ロシアのウクライナ侵攻という大きなニュースが流れる中、

一関市議会では、3月通常会議の代表質問一般質問がスタート

しました。昨日は、市議会各会派5名の代表が登壇し、代表質問を

行いました。佐藤新市長の最初の予算編成、施政方針表明ということもあり、

大方、これからの市政運営に期待する内容が続き、NEC問題、人口減少、

新型コロナウイルス問題と大変な時期とすれば、少し緊張感に欠けた印象

がありました。

市長の施政方針について、質問が続きましたが、その質問を聞きながら、

一つのキーワードがとても気になっています。以前にも、facebook、そして

ブログでも「女性活躍社会は、議会事務局が先頭に立って」で少し

触れましたが、「女性活躍」という言葉が気にかかります。1週間ほど前の

岩手日報の「日報論壇」に「女性活躍 変わるべきは誰か」という記事が

ありました。・・・「女性活躍」という言葉が大嫌いだ。に始まり、なぜ女性

だけが活躍しなくてはいけないのか、・・・思わず言葉に引き込まれました。

最後には、・・・イメージアップの上部の女性活躍推進、持続可能な開発

目標(SDGs)ではなく、本当の意味で持続可能な社会を作るための

「女性活躍」が求められている。・・・とあります。

最後に、書いた方が24歳であることにも驚きました。一関市議会は、大きな

改革に取り組み、定数だけを見れば、この10年ほどで、2回の改革により

34名から30名、そして昨年は26名となりました。私が最初に議員となった

時は、34名のうち女性は3名でしたが、現在は5名であり、12年前1割に満た

なかった割合が、倍増し2割ほどになり、一定の成果があったと思っていましたが、

まだまだこれからであり、課題は多いと思っています。

そのような中、地方公務員の女性合格率は、ある記事によると45%程とあります。

議会事務局も局長が女性であり、およそ半数が女性です。市役所の職員構成は、

ここには確たる数字は持ち合わせていませんが、数字に近い割合かと思います。

私は、子供時代、ほぼ母と暮らしてたため、その苦労は、共に生活して日々

感じていました。現在の社会においても女性が、働きながら子育てする厳しさは、

想像に難くありません。

佐藤市長は、「女性活躍推進室」を設置して、施政方針においてもその重要性を強調

しました。昨日の代表質問においても、「女性活躍推進室」について質問がありましたが、

その中身について深く聞く質問が無かったことは残念でした。

日報論壇に書かれている「声」が記憶に大きく残ります。佐藤市長が、この推進室で何をどう

進め、市政にどう反映しようとしているのか、一市民として大変気にかかります。

議会における質問は、「あるテーマに関する見解や問題意識、課題解決に向けた提案など、

自分の考えを示しつつ、これに対する執行機関(市長)の見解等を尋ねることができます。」

代表質問・一般質問は、大変貴重な時間であり、市長の考え方を議場で聞くことは非常に重要です。

限られた時間を有効に使っていただくことを期待します。

そして、今日からは、一般質問が始まります。各議員の質問をしっかりと聞いていきたい

と思っています。


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現在・過去・未来・・・そして断捨離2

2022-02-08 07:30:08 | 日記

冬のオリンピック中継を見ながら、世界で大活躍する若い世代に

大きな感動をいただいています。昨年の東京オリンピックや大リーグ

での日本人選手の大活躍、サッカーやバスケットなど、日本から世界に

飛び出す若い世代の大活躍を見ながら、大きく時代が変わった事を実感

します。特にも、菊池雄星や大谷翔平、松山やダルビッシュ、サッカーの

青森山田、そして北京大会での小林陵侑、そして地元岩渕麗楽さんの大活躍を

観るにつけ東北・岩手、そして一関に住んでいることが誇らしくさえなります。

先日、次世代を担う若人たちの声(SDGs推進躍進フォーラム)に出かけ、

一関市の若い世代の発表を聞いてきましたが、これも素晴らしい。若い世代

の世界を見据えた意識の高さに感動します(これが、夢物語でなく現実として捉え

そしてそれを見据えた活動を行なっている)。

 

若い世代の大活躍をみながら、昔を思い出し現実を見ています。

かつて、私の子供時代は民放も2つくらいしかなくて、サッカー中継を

砂嵐のような画面で夢中に見ていた時代が懐かしく思い出されます。

15年ほど前に一発奮起して買った、当時最も最新のソニー製の52型

のテレビも、今では、ネットと繋がらない(訳ではないが)旧型らしくて、

今主流のネットテレビ(というのかな?)も見れなくて、子供たちからは、

買い替えを迫られています。が、我が家の財務省は、相手にもしません。どこか、

各省庁、各部局の予算要望をはねつける仕組みに似ていなくもありません。

そこで活躍するのが、皆さん(家族)の意見を直に聞き政策に反映しようとする

議員(父親)の活躍の場ですが、お金を握られている財務省には太刀打ち

できません(じゃ、これカットねという声が・・・)。

そのような中、一関市では、全地域の高速(光ネット)整備が3月には完成予定で、

早い地域では業者勧誘がスタートしているようです。技術革新のスピードは、

私の想像外で、ついこの間のような子供の頃が懐かしくなります。私の感覚

でいえば、ネットでドラマや映画を見るなどというのは、想定外でした。

そんな事を思いながら、暇があれば家の片付けを進めています。先日は、

図書館に行って、市役所コーナーを探したところ、最も奥のわかりにくい

ところに、必要最低限の資料がありました。うーーん、役所や議会の位置付けは

ここかと少しがっかりしました。そう思いながら、そこで見つけた「議会報」が

綺麗に装丁されてされているのを見て、問い合わせると案外簡単に製本でき

る事を知り、早速製本してみました。分厚く乱雑に整理されていた「議会報」

も製本して並べるととても見やすくて、手に取りやすくなりました。

素晴らしい「断捨離」とひとりご満悦です。

私が、議員になって最初の議会報が、平成21年12月発行の第17号でした。

21年10月に行われた選挙結果による議員による議会構成が紹介されていますが、

大変気になるのが、その投票率です。

平成21年が、70.43%

平成25年が、65.22%

平成29年が、62.68%

令和03年が、58.62%(一関地域は52.38%)

この12年で、投票率が大きく下がっています。議会の果たす役割を十分に知って

いただく必要を実感します。藤沢町合併後の平成25年の人口は、およそ127,000人

そして、令和3年は、およそ112,000人。10年ほどで、15,000人も減少しています。

議員数を見ると平成21年は、34名の議員でしたが、平成25年は、30名、そして

今回は26名と大きな議会改革に取り組みながら、定数のあり方も検討してきました。

議会の果たす役割は、今後もさらに重要になってくると考えます。市民に最も身近な

市議会議員の活動に関心を持ってもらうことに努力していきたいと思います。

 


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