一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

知の拠点は、市民が守り育てる

2016-06-29 05:09:49 | 日記

6月議会が終了しました。

今回の一般質問においては、指定管理者制度の課題について取り上げました。

第三次行政改革大綱が示され、今後5年間の行革の方向性が示されました。

私としては、上下水道事業を始め気になる課題はありましたが、今回は個々の問題は

最小限にとどめました。

今回の行革の流れで気になるのは、「指定管理者制度」の導入を安易に取り上げていることでした。

指定管理者制度に関しては、様々な場面でその取り組みに関して課題が浮き彫りになります。

昨年秋には、議会において 「指定管理者制度の適切な運用を求める決議」を採択しています。

また、今後各地域の「地域協働体」が指定管理者を受諾していくことが流れとしてあります。

そのような中、私が所属する「緑清会」では、今年度最初の事業として市内各種団体との「意見交換会」

を開催しました。その中には、文化会議所や体育協会など市が指定管理を委託している団体も

ありました。

今回の大綱においては、博物館、図書館、芦東山記念館、石と賢治のミュージアムなど、当市が

誇る「知の拠点」が並んでいます。

「文化センター」は、12万市民の当市の文化の拠点であり、「図書館」は、知の拠点です

今回の質問においては、新しい、施設を建設しようとか大規模改修を行おうという事は全く提案していません。

当市の大きな財産である「地の拠点」は、市でしっかりと守っていくものであり、行うべき改革は、

市民に対して税金還元率の高いこのような施設の入場者数を増やす工夫を進めることとを意見として

申し上げました。、

昨年私は、会派の視察において指定管理で全国的に有名な「武雄図書館」、市民が守り育てる

「伊万里図書館」の両図書館で勉強してきました。

指定管理者制度の導入は、行革の大きな流れかもしれませんが、今後においても、しっかりした議論、

市民との話し合い、そして協働の考え方を基本に十分な議論が必要と思っています。

 


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来週から6月議会 行政改革について・・・

2016-06-12 18:45:59 | 日記

来週14日から6月議会が始まります。

一般質問は、16、17、20日の三日間の予定で行われます。

私の会派からは、9人中6名が登壇する予定です。私は、17名中最後の

質問者として20日の午後3時頃に質問を行う予定です。

今回の一般質問においては、これまで意見提案を中心に進めてきた

「資源エネルギー循環型まちづくり」に関連する質問。

そして、一関市の「第3次行政改革」、それに伴う「集中改革プラン」について、

質疑を行います。

6月議会を前に、当会派(緑清会)では、市内の主な団体と意見交換を行ってきました。

JAいわて平泉、商工会議所、森林組合、体育協会、文化会議所、観光協会、との会議は、

終了し、議会終了後社会福祉協議会と意見交換を行う予定です。

今回の質問にあたっては、各議員がそれぞれの団体との意見交換を踏まえ質問を進めると

思います。

そのような中、昨日は奥州市で開催された「ILC推進会議」に出席し、その後、

地元狐禅寺に山火事に駆けるという、あわただしい1日でした。

今日は、先日意見交換を行った文化会議所が主催する

「LEGEND」結成10周年記念コンサートに出かけてきました。

 

一関文化会議所が指定管理を受けている「一関文化センター」は、一関市の文化の顔。

当市の文化の殿堂です。

今日のコンサートは大変素晴らしく、私は初めてでしたが、最後は観客全員による

スタンディングオベーションでした。演奏者と観客が素晴らしい時、この会場は

どうなのか?と考えてしまいます。

その施設の新しさや豪華さ、広さや観客数にこだわるわけではありません。

その施設が市民にとって愛される施設であるのか?

施設の使い勝ってはどうなのか?

施設が市民によって大切にされ、市民の誇りとなっているのか・・・

行政は、多くの施設において「指定管理者制度」を進めていますが、様々な場面で

そのあり方に首を傾げたくなることがあります。

今議会においては、この「指定管理者制度」のあり方についても当局に対して、

質疑を行いたいと思っています。

 


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