一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

ILC、次は日本がリーダーになる番

2013-08-29 17:30:05 | 日記

 今日の朝日新聞に「巨大加速器 揺れる誘致」という題で、

ILC誘致についての記事が載りました。

学術会議は「時期尚早」、政治判断が焦点になどと書かれた

見出しが目立ちますがその隣の、計画責任者リン・エバンス氏の

インタビュー記事が良かった。

その主な内容は、

・ILCは2020年代中頃までの運転開始を目指す。

・欧州は、大きな努力と費用をLHC(スイス)の注いでいるので、

ILCの建設はできない。ILCができれば、欧州連合はこれに参加する

長期戦略を示している。

・LHCを作るときに、日本は米国、カナダなどとともに我々を助けて

くれた。同じ状況が今ある。・・・

今度は、日本がリーダーになる番だ。

写真は、KEK(高エネルギー加速器研究機構)にある、ILC建設準備を

行っている加速器の写真です。世界中の国が協力している様子が、

1台の機械からわかります。

リン・エバンス氏のインタビュー記事の最後に

ILCを評価する際、最も重要なのは科学的な必要性だ。

2番目は教育、3番目は真に国際的な協力に貢献できるかどうか。

経済効果は4番目だ。

とあります。

まさに、日本が世界から評価される国になる絶好の機会です。

「日本がリーダーになる番。」

まさに、素粒子物理学の先頭を走る日本の英断を期待します。

写真は、ILC戦略会議議長の山下了東大准教授


街頭演説、グループホーム、まち会議、そして地ビール祭りへ

2013-08-25 06:25:17 | 日記

街頭演説をスタートしました。4年前と違い、私を知る人が増えたため、

声がかかる割合が多く、とても励みになります。4年前にこの活動を行い、

初めての選挙であることや、人前で演説することになれるようにと、

この街頭演説を始めましたが、効果は絶大です。議会の一般質問では、

先輩議員から「マイクいらず」と言われ、おかげさまで、議員皆さんに

その質問を聞いていただくことができています。

昨日は、地元の方から演説中に、「マイクのボリュームが低い」とのご指摘も

いただきました。あまり聞こえないだろうと・・・少し、控えめにしていましたが、

窓を開けて聞いてくださる方も結構おられます。

その後、大東に所要で出かけると、タイミングよく、父がお世話になっている

猿沢のグループホームで、「「納涼やえんざ」が開催されていて、父(大正11年)の

元気な様子を確認してきました。

 

マーチングのメンバーには、PTAで熱心に指導をしている旧知の友人もおり、

久しぶりの予想外の場所での出会いとなりました。

気になったのは、「やえんざ」という語句。

猿沢をかつて、父は「やえんざ」と言っていた子供時代を思い出しました。

奇しくも、今日の講演で小田切教授が、「地域づくり」の講演の中で、その地域が持つ

「誇り」という価値に、新しい価値を上乗せしていくことを話されていました。

「やえんざ」という言葉が、地域のお宝であることを実感しました。

 

午後から、楽しみにしていた「まち会議」に出向きました。

次の機会にも紹介しますが、一関出身の若者が行っている活性化事業の一つです。

昨日は、なのはなプラザで、小田切徳美氏(明治大学農学部教授)の

「地域づくりとは何かー全国の事例から考える」と題した基調講演がありました。

 

大変、興味深い話で、聞き逃さずよかった。と実感しました。

以前、一関市は高崎経済大学の桜井准教授を講師に委嘱し、協働のまちづくり

を進めるために、様々な活動を一関で行いましたが、それ以来の、一関での

大学教授の「地域づくり」での講演を聞くチャンスとなりました。

結果的に言えば、とても素晴らしい話を聞くことができました。

詳しい内容は、また別の機会にでも書きたいと思います。

この、イベントを企画したのが、21歳の地元出身の大学生のグループでした。

私の長男と同い年の学生が、一生懸命頑張っている姿を見て、とても

うれしくなりました。

この生徒たちが、一関市の将来を真剣に考えて、「議会」や各種「審議会」などに

出てきて、意見を述べるのが楽しみです。

少なくとも、各種審議会や委員会の委員になることは可能だと思いますので、

進言してみたいと思います。

 

小田切先生との懇親会があるという事で、その後「地ビールまつり」に

参加してきました。ものすごい人と熱気でした。

一関の夏のイベントとして大成功しているようです。

 

 


21日、任期最後の一般質問

2013-08-20 06:32:37 | 日記

21日、市議会定例会のおいて、任期中最後となる一般質問を行います。

これまでに、連続15回続けてきました。議会には、約束事があり、この

一般質問に関しては、毎議会1人40分(最大60分)までという制限があります。

したがって、会派にその時間が振り分けられ、私の所属する公和会には、

各議会において、40分×8人(320分)の時間が割り当てられます。

会派内で、その時間調整が可能となりますので、私は、先輩議員のご厚意により、

毎回60分の時間をフルに活用させていただきました。

議員最長の時間数を活用させていただいたことになります。

私が、4年間の活動を通して実感したことは、この一般質問の重要性です。

質問を行うためには、その質問に対する準備作業が膨大なものとなります。

質問を行う部門を担当する職員は、ある意味その道の専門家であり、常に

その課題を勉強しています。私たち議員は。それに対して、質問を行い、意見提案を

行いますので、十分な準備と資料が必要となります。

私は、一般質問に関して非常に多くの時間を費やしてきました。

特に、力を入れたのが、藤沢町の合併問題の課題となっていた国営農地問題、そして、

今後の、市政の大きな課題になると思う、財政問題、その中でも、特にも市として

整備が遅れている汚水処理問題、教育関係、協働・・・

振り返ってみれば、すべての課題について継続して質問を行い、意見提案を続けてきました。

議会を変えるを公約にして、立候補しましたが、その成果として、議員定数の削減と

一問一答による質問形式が導入されました。

今後の課題としては、反問権の取り扱いだと思っています。

市民の皆さんに関心を持っていただける、一般質問を目指します。

 


9月29日・一関市議会議員選挙

2013-08-12 20:09:55 | 日記

 8月8日、一関市長、一関市議会議員立候補者説明会が開かれました。

開始、5分前ぐらいに会場入りすると、受付番号は34番でした。翌日の新聞によると

38名が予定とありましたので、どのような選挙になるのか想像もつきません。

法務局、郵便局、警察署の担当者からの説明、その後、選挙管理委員会からの

説明と続きました。

私は、2回目の参加ですが、前回に比べて落ち着いて説明を聞くことができましたが、

改めて、選挙の厳粛さとその意義について深く考えることができました。

どのような結果になるか想像もできませんが、その票の重さを感じます。

説明会が終わると、急に忙しくなりました。

それに合わせるように、猛烈な暑さがやって来ました。

今朝から、街頭演説をスタートしましたが、開始10分で汗が止まりません。

前回は、毎日東大橋に立ちましたが、その後、あの場所は、高田県議と飯沢県議が

月曜日と火曜日に定期的に行うようになりましたので、今回は、弥栄地区と滝沢地区を

入れながら、私の考え方を訴えていきたいと思います。

今日は、時間が遅くなり、少し通勤時間とずれましたが、前回と違い、数人の方が

手を振ってくださいました。非常にうれしく励みになります。

4年間、一生懸命議員活動を続けてきました。

その活動が、どのように市民の皆さんに伝わっているのか、まったく手ごたえがわかりません。

地元後援会や一部の皆さんには、後援会報をお配りしたりしていますが、その数は限られます。

議員の活動が見えないとよく言われますが、その初めての成果が問われる

自分自身にとってとても大切な選挙が始まります。

 


新一関図書館整備計画委員会 傍聴

2013-08-06 15:04:07 | 日記

第18回新一関図書館整備計画委員会を傍聴してきました。

今日の会議は、一関公民館 大会議室という事で、心配して出かけましたが、

やはり、駐車場の問題は大きく、利用者が利用しにくい駐車場であると思いました。

言うまでもありませんが、もう少し利用者が利用しやすい駐車場とするべきと思います。

一般質問で取り上げた際は、台数は十分と説明を受けましたが、まだまだ課題は大きい

と思っています。

計画委員会は、

今年度最初の委員会という事でしたが、すでに17回の委員会を重ねており、その会議の

充実ぶりが目立ちます。様々な委員会や審議会を見てきましたが、この委員会の

会議の進め方は担当職員を含め、市民協働の模範となる委員会であることを

改めて確認できました。

今日は、最初に書架の現物(納品予定)を地下で、設計業者の説明を受けながら

確認、意見交換を行い、その後会議が始まりました。

まず説明があったのが、利用者数の推移と貸出冊数の推移で、全体的に右肩上がり

となっています。8か所の図書館の整備に力を入れてきた成果であると感じました。

20,21年度に比べ、2倍以上に貸出冊数が増えた東山図書館をみると、花泉図書館の

来年度以降の伸びが楽しみです。

あらためて、配架予定図をながめると、その図書の充実ぶりに驚きます。

特にも、児童図書のスペースは、かなりの面積と配架冊数であり、大型絵本、

紙芝居、大型紙芝居のスペースが目を引きます。

小原委員から新刊コーナーの位置についてもっと見やすい場所というか、

メインのスペースを確保すべきと意見がありました。今日は、このような、様々な意見が

出ましたが、これを受けて、今後どのように検討され、形になるのか楽しみです。

今日の2番目の大きな協議内容は、名称についてです。

大きく2つ、

・一関市立一関図書館

・一関市立中央図書館

の二つに絞られ意見交換が行われました。

ほとんどの委員さんの意見は、「一関図書館」

個人的には、中央という言葉が欲しかった。一部、委員さんから中央という意見も

出ましたので、今後行政がこの意見を活かし、どう決めるかこれも楽しみ。

 

素晴らしい図書館ができると感じました。

新一関図書館は、東日本大震災を経験しながらその計画委員会が進められました。

防災の観点からも注目度は高く、及川和男名誉館長、そして、本の世界で非常に

知名度の高い、伊藤清彦副館長と充実したスタッフでスタートしますし、まさに、

市民協働で作り上げた図書館として、多くの視察が訪れると思います。

 

大きな夢広がる図書館となりそうです。