昨日、今日と新聞記事やニュースから目が離せない日が続いています。
ある程度予想されていたとはいえ、「日本学術会議」の「誘致を支持するには至らない」
とする所見に、残念な思いが強いのが正直なところです。その大きな理由が、
「国際経費分担に関して明確な見通しは明らかでない」事を懸念材料としています。
国際経費分担は重要な事であり、予算が重大なファクトであることは間違いないのかも
しれませんが、「日本学術会議」は、研究者の集まりであり、その研究の意義を認める
のであれば、未来の科学者に対して、お金の事より新しいプロジェクトに取り組む国の
覚悟、新しい巨大プロジェクトに取り組む事への覚悟を示して欲しかったと思っています。
私は、これまでに何度もこのブログにおいて「ILC」誘致に関して、様々な事を書いてきました。
最近では、「著名人の話を聞き、多彩な意見を聞く」として、沖縄科学技術大学院大学」の
視察研修について書きましたが、その施設の素晴らしさ、国際性に圧倒されました。
筑波にあるKEKとは全く違う、恩納村にある国際研究機関の充実ぶりは、ここで紹介することは
困難ですが、あれを上回る研究施設がこの一関に建設されることを信じています。
新聞記事やニュースを見る限り、次のステージは「政治判断」となります。
世界から期待される日本となる事を大きく期待します。
12月議会が終了しました。
私の所属する会派「清和会」では、10項目にわたり要望書を作成し市長に要望を行いました。
また、「議会改革」については、毎月、議会運営委員会を開催し、ひとつづつ前に進んでいます。
次年度予算には、議会のICT化の一環である、「タブレット」の導入予算を議会として
求める方向です。
また、3月議会において、市長の施政方針に対する、「代表質問」の導入を前向きに検討して
います。会派制をとる一関市議会として、各会派の代表が、各会派の政策をまとめ上げ、
「代表質問」を行うことは、非常に意義深いものであると個人的には思っていますし、
各会派の意見もその方向で調整されています。
最も大きな山となる「議員定数」、「議員報酬」、「政務活動費」については、1月から
各会派の意見を聞き、議会運営委員会で議論がスタートします。まとめ上げていく事は、
非常に困難だと認識していますが、市民から注目される議会、市民から期待される議会を
目指していく事は私たちの使命であると思っています。