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6月議会が終了しました。
大きな議案が無く、議案数も多くなかったため淡々と議事が進みました。
それでも、私が委員長を務める「議会運営委員会」では、委員の意見交換を
含め、様々なやり取りがありました。
ひとつが、議員の一般質問での発言の取り扱いであり、地元新聞に紹介された
とおり、議運での取り扱いとはしませんでした。
また、もう一つは、現在議会運営委員会で協議している「意見書」の取り扱いに
関してです。これまで、意見書や発議に関しては、「先例」によって、議会最終日の
前日に開かれる議運が受付締め切り日とされてきました。
今回、この問題が「議会改革」のひとつとして取り上げられているのは、この「発議」、
「意見書」について、会派、議員間で十分な協議意見交換がなされる時間的余裕が無い事、
また、おおむね賛成したい意見書や発議であっても、ほんの一行の解釈や書き方によって、
賛成できないとされる意見書が少なくないため、議会改革の一環として、この取り扱いを
協議しています。原則の締切日は変更しないとしても、「一関市議会」として重要であると
思われる「意見書」に関しては、締切日を前倒しして、担当する常任委員会で議員間討議を
行い、その取り扱いを十分に協議しようとするものです。
議運での今後の取り扱いはまだ決定していませんでしたが、今回、共産党市議団の代表より、
市民の大きな関心ごとであり、十分協議していただき是認賛成となるような意見書を
出したいと提案があり、取り扱いを検討しました。
その内容は、「安心できる年金制度の拡充を求める意見書」です。
今、多くの市民の関心が高い年金問題でありましたので、教育民生常任委員会で、取り扱い
を協議しましたが、日数不足ということで今回の意見書に関しては、これまでと同様の取り扱い
となりました。
質疑、反対討論、賛成討論と続きました。私が代表を務める「清和会」の賛否によって、
賛成、反対が決まる事は理解していましたが、会派内では、最後まで意見調整が続き、
最終的には、教育民生常任委員長を務める会派の千田議員が質疑を行い、反対する
事となりました。
国政選挙と県議会選挙が近づく中、共産党市議団・代表が国政、県政とは関係なく、
市民の関心の高い内容であるから、全員の賛同により「意見書」を提出したいとの話でしたが、
提出者となった議員から、自衛隊やF35の話などが出てきたため、当初の話は、一瞬で飛んで
しまいました。
「清和会」としては、会派の基本的な考え方である
「二元代表制の一翼を担う議会の一員として、国政の影響を受けることなく、市民本位の
立場に立脚して施策と政策提言を行う」という考え方をもとに、会派としての立場を明確に
していきます。