一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

新校名「磐井中学校」でスタート、これを機に学区見直しを・・・

2012-10-29 07:07:18 | 日記

私の住む狐禅寺から西の方向を見ると、「蘭梅山」という美しい名前の山があり、

2つの中学校がその中腹に並んで立っています。

直線距離でいえば、それほどでもない距離ですが、旧町村名を校名とする学校として、

それぞれの地域で教育の中心として大切にされてきたものだと思います。

この二つの学校の統合が決まり、今日の新聞に新校名は「磐井中学校」と

大きく紹介されています。

私の家内は、「中里中学校」出身で、思いのほか今回の統合に思いが強いのかと

思っていると、「私が中学生当時からの話であまり驚きはない」との返事・・・。

私は、それを聞き、改めて3~40年かかった統合に私は感慨深いものを感じています。

一関市内のどの地域を見ても、地域に暮らす人たちの「学校」に対する思い入れは、

特別なものがあります。今回、長い間の地域の思いとその大きな宿題を前に進め、

統合できた事は、大変な事であり、関係者のご努力に敬意を表します。

生徒数が、一定の人数を確保できていた時代は、統合の話があっても、それは現実的

な話までは進まなかった事が想像されます。旧東磐井地域の中学校の統合は、

予想を超える、生徒数の大きな減少を背景に一気に進み、大東町以外の5地域では、各地域

一つの中学校となっています。花泉も一つですから、複数校あるのは、旧一関と大東

のみとなりました。

私は、前回の一般質問(6月議会一般質問)でも取り上げていますが、学区の見直しによる大きな教育改革が

必要であると思っています。

また、以前の一般質問でも取り上げましたが、ILC「国際リニアコライダー」の誘致が現実的となってきたことを踏まえ、

国際バカロレア認定校の設置も現実的なものとなると信じています。

多くの中学生は、生徒数の減少により、クラブ活動の選択肢が

狭まり、また、極端な生徒数の減少により、運動会をはじめとした様々な活動に支障が

出始めていると思っています。

今、スポーツや進学について、早い段階から真剣に考える生徒や親が増えています。

今回の、大きな学校統合を機に、大きな学区を考える検討委員会の設置を進め、

より大きな視点で、一関市の教育環境を整えるべきと考えます。

学区の見直しに合わせ、給食センターの配置、プールの設置や学校施設の整備を

市民、PTAなどと協働の考えを中心に、教育委員会はもっともっとリーダーシップを発揮し、

待つ教育委員会から、前進する教育委員会にならなければいけないと思います。

 

写真は、秋田市にある国際教養大学の図書館です。

 


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Wi-Fiの活用・・・一関市の通信環境はどうあればよいのか・・・

2012-10-18 06:51:08 | 日記

昨日帰宅すると、インターネットがつながりません・・・。

私の生活にとって、停電と同じくらい不便な事をあらためて実感しました。

一関テレビに電話すると直ぐにかけつけてくれてくださり、いろいろ調べた結果、

LANルーターの不具合のようでしたが、この対応は非常に助かります。

私は、かなり前から一関TVによる、CATVインターネットサービスを利用していますが、

特に不満を感じた事はありません。今電気店に行くと、かなりの確率で光回線を進められますが、

まだまだその利用料金が高くて、手が出ません。一関テレビのアンテナが不要で、CATVによる

地デジ契約とインターネット契約で月々4,000円は魅力です。

一関テレビが見れる事も大きなメリットです。番組の内容も充実していますし、一関市で行われた

様々な大会やコンサートの模様も繰り返し放送していますし、リクエストも受け付けています。

私は、総務常任委員会に在籍していた際、一関TVを市全域で見れるように努力しては

どうかと提案もしましたが、市の考え方を変える事はできませんでした。

市が、光回線やCATVによる有線に踏み切らない大きな理由に、無線の拡大があります。

先ほどの電気店でありませんが、よく進められるのがXi(クロッシー)とかLTEと言った、

次世代高速通信サービスです。市行政は、この無線による高速回線の拡大が進むため

、お金のかかる有線による高速回線の拡大には後ろ向きです。

 

私は、電気製品オタクではありませんが、新し物好きですので、すぐ手を出してしまいます。

スマートフォンもブラックベリーを手始めに様々な物を利用しましたが、auがiphoneを発売

してからは、他の機種に興味が無くなり、愛用しています。

クロッシーも契約してつかってみましたが、パソコンの利用に関しては、私の生活環境では

無用の長物でした。

 

以前の一般質問で、クラウドの活用について質問しましたが、通信と情報の問題は

ますます重要になってくると考えています。

16日には、狐禅寺公民館で移動市長室が行われ、午後の市長講演で、

「国際リニアコライダー」に関して、勝部市長が1時間30分にわたり熱弁をふるいました。

インターネットも、この国際リニアコライダー研究者のためにスタートしたと言う話も

どこかで聞いたような覚えがあります。

今後も、通信と情報のスピードについていけるようにしたいと思いますが、

業界のカモ(すでになっている・・・)にならないように、情報を集めたいと思います。

そして、一関市に適した情報網は何がよいのか?

日進月歩の課題ですが、調査を続けたいと思っています。

 

 

 


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農業の大切さを食育(給食)の場で伝えよう

2012-10-12 08:03:18 | 日記

毎年この時期は、公務と米検査で忙しい毎日を過ごしています。

9月議会では、大型予算となった市の財政問題と治水対策、そして

もっとも時間をかけて質問したのが、米飯給食の拡充についてでした。

この問題は、私は2度目ですが、他の議員さんも取り上げていますが、

米飯給食の拡充にはまだ至っていません。

毎回同じような答弁が繰り返されます。主な、教育委員会の見解は、

・各給食センターの運営委員会に議会の意見も伝えながら議論していただいている。

・子供たちが、麺類やパンを希望し、PTAからも要望がある。

など、毎回同じような答弁が繰り返されます。

私が今回特に意見として申し上げた事は、

「一関市は自然に恵まれ、美しい田園風景が続きます。

残念なことに、放射能汚染による様々な風評被害等で一関市の基幹産業である農業は、

非常に大きな打撃を受けました。幸い、米に関しては、大きな影響を受けることなく、

今年も豊作が見込まれ、農家の皆様にとっては一安心といったところだと思います。

今日は、学校給食での米飯給食の拡充を中心とした「食育」について伺います。

日本人は、お米を何千年も前から主食としてきました。

お米は、日本人の主食であり、国内自給率100%と言ってもよい食べ物です。

このお米を主食とした学校給食を提供することで、子供たちが生涯健康で暮らすための

食習慣の定着につながると私は思います。

学校給食の子供達の食事における給食の割合は、15~16%程度です。

子供たちが望む、多様な食生活は、各家庭、外食等で充分拡充されています。

何よりも、一関の基幹産業である農業のその中心となる稲作の重要性、そして、

日本の食糧の課題、問題をしっかりと学校教育の場で教えていく事が重要だと思う。

一関市のお米、主品種である「ひとめぼれ」は、お米の食味ランキングで、

確か17回連続だと思いましたが、「特A」と評価されている日本一のお米です。

この素晴らしい一関の農産物を誇りとして、給食の場で今以上に提供すべきと考えます。

後継者不足や担い手不足、高齢化で非常に一関の農業事情は苦し状況が続いています。

自分たちの住む町に誇りを持つ事、一関の農業が素晴らしい事をもっと給食の場で

子供達に食育の一環、また、キャリア教育の一環としても、教育委員会が確固たる信念を持ち、

農業の大切さを次代の子供達に教える絶好の機会だと思う。」

実は、学校給食の米飯化の問題は根が深く、簡単に回数を増やせない実態があります。

わかりやすいのが、学校給食のご飯です。

納入先は、「パン工業組合」・・・パン屋さんが「ごはん」を給食センターとは別に運営し、

各学校に配送しています。

以前の一般質問で、中央給食センターの建設にストップをかけましたが、給食センターの

運営にはまだまだ課題があります。

様々な場で、意見を申し上げていこうと思っています。


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議員定数は削減したが・・・

2012-10-02 19:48:21 | 日記

高校時代から付き合いの長い、同級生だった神崎君が県議になり、少し寂しい思いをしています。

もう一人の同級生飯沢君は、県議4期目。素晴らしい実績です。

まもなく、国政選挙がありそうですが、私にはその動きはわかりません・・・。

飯沢君は、地域政党いわての代表ですが、地域政党岩手は、政党では無いので、

国政の支持は本人に確認しないと・・・、と言うより、人物本位なのかもしれません。

神崎は、バリバリの自民党支持者ですので、支持が明確です。

ここ数年の国政を見ていると自民党も民主党も何を目指しているのか、全く理解できません。

国政も県政も何かおかしいと思っていおる人は少なくないと思っています。

国民のためには、安定政権が必要だと思うのですが、安定する兆しも見えません・・・。

 

国政も県政も市政も停滞はあり得ません。

これからも、一関市のため、飯沢君、神崎君を友人として応援しながら

様々な形で協力していきたいと思っています。

 

そんな事を考えながら、ここ数カ月は「議員定数削減」に、一生懸命取り組んでいました。

私は、今回の削減は間違いでなかったと思っていますが、様々な機会にいろいろご意見を

いただきます。議員間ではいろいろ議論しましたので、それなりに反論はできますが、

一市民の皆さんから、市域の広さ、議員の仕事量、どれだけの活動が可能なのか・・・

など、真摯に言われると少し考えてしまいます。

冒頭の神崎君と同じ市議として意見交換できなかった事が少し残念でした。

私の所属する「公和会」は、様々な意見交換ののち削減でまとまりましたが、

神崎君が以前所属していた「関政会」は、削減反対でまとまり、

最後まで、意見がわかれました。

今回の議決は、「記名投票」で行われました。

詳しくは、まもなく発行される「市議会報」に掲載されますので、ご覧ください。

 

10月は、「米検査員」をしている私の最も忙しい月です。

本当は、議員という仕事に没頭したいのですが、なかなかそうはいきません。

次回選挙後は、現在37人分の仕事を30人が担います。

市議会議員の仕事は多いのか少ないのか・・・

かなり個人差があると感じています。

 


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