一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

「傘をもたない蟻たちは」・・・を手にして

2015-06-25 08:32:47 | 日記

先日、高校生の娘が「NEWS」だか「てごます」だか、どっちがどっちだかよくわかりませんが、

そのグループの予約したCDを買いに行くからということで、本屋さんに寄りました。お目当ての

CDを購入した後、「傘をもたない蟻たちは」という本を探してくれと言います。

なかなか見つからず、店員さんに聞くと、当店では売り切れで、入荷予定は未定とのことでした。

後日、たまたま寄った本屋さんの目立つところに並べてありましたので、娘にプレゼントしました。

 

私自身も、数多くの本を読むほうではなく、最近は、本屋を経営する友人からアドバイスを受けた本を

読むのがやっとです。それでも、学生時代から青年期には、横溝正史や松本清張の推理小説や

竜馬が行く、三国志、徳川家康を夢中になって読み、時々新潮文庫の100冊に選ばれるような本にも手を

出した記憶があります。

しかし、残念ながら、2人の息子に小説を買って欲しいと言われた記憶がありません。子供たちが手放さず、

常にチェックしているのは、携帯の画面ばかりです。

一番下の娘は、学校では、部活動(フェンシング)に夢中で、毎日帰ってくるのは8時過ぎ。テスト期間以外に教科書を

開いている姿をほとんど見ません。

その高校生の娘が、本を買いたいというので、先日映画化で話題になった「学年ビリギャル・・・」以来の本を

買ってあげました。

手にして見るとなるほど、作者は、先ほどのジャニーズのグループ「NEWS」のメンバーでした。

それでも、本を開いてみると作者の経歴とともに、デビュー作が映画化決定とあります。

最近は、まったく興味の湧かない「恋愛小説」を開いてみます。

 

そんな、現役の高校生は、公職選挙法が可決された事により、来年jから選挙権を持ちます。

ツイッターやフェイスブックと言ったSNSを自由に使いこなす世代には情報が多く集まりますし、

その拡散方法も私たちには想像がつきません。今、若い世代がどのようなことを考え、将来や一関の

未来をどのように想像しているのか、興味は尽きません。

 

 

 

 


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The Sea is longing for the forest、鍬と本を携えて・・・

2015-06-07 20:44:23 | 日記

これまで、なかなか機会に恵まれず足を運ぶことができないでいた、

「森は海の恋人植樹祭」に参加してきました。

今日は、公務ということもあり9時のアトラクション、9時半からの開会式とのことでしたが、

主催の三浦自治会長とも旧知の間柄でもあるので、久しぶりに会うのを楽しみにかなり余裕を持って出かけました。

今日は、胸ポケットに1冊の本を入れて出かけました。先日の常任委員会視察研修の際、長い移動時間を利用して

読み上げた「鉄で海がよみがえる」です。

畠山重篤さんは、何度か見かけたことはありますが、今回初めて名刺交換を行いました。超有名人で、知らない人は

いないほどの方ですが、その活動の素晴らしさとともに、あの風貌と気さくな感じが多くの人の共感を呼ぶのかもしれません。

私は、海で育った人間ではないので、海の汚れや元気度はわかりませんが、その海の恋人、山と川に

親しんできましたので、特にも川の汚れや生態について強い関心を持っています。

鉄で海がよみがえる、中身を読むと、まさに鉄で川がよみがえる、ともなります。

一関市の中心を流れる磐井川は決して誇れる水質の川ではありません。何かのヒントをつかんで

見たいと思っています。

  

それにしても、素晴らしい晴天の元、全国各地から集まった皆さんが、「ひこばえの森」に木を

植える。素晴らしい活動がこの一関に根付いている事が大変誇りに思えますし、うれしくなりました。

 

会場から、たった1700Mと言われて、登り始めた道は、不摂生の私には少し堪えましたが、歩きながら

普段から見慣れている「里山」を私たちは、もっともっと誇りにすべきであり、自慢すべきものであることを

再認識できた一日でした。

 

 


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東京圏高齢化で、地方に移住を提言

2015-06-05 07:29:44 | 日記

今日の大きなニュースは、日本創世会議が4日に発表した最新の、医療、介護の施設、

人材不足による東京圏の高齢化に伴う危機回避に関する提言でした。

「地方消滅」という大きなニュースで、地方の自治体には大きな衝撃が走りましたが、

その実態は、元気な地域はこれからも豊かな生活が継続できる事、実は、最も大変なのは

仙台や東京といった多くの若い人材を吸収し続けた、都市圏の破たんにあった事を今回の

提言はあらためて示しています。

一関市を含む、多くの地方自治体では、もう数十年前から若い世代の都市圏流出が続いています。

私は、高校を卒業して35年位経ちますが、当時同級生だった友人は、地元にどの位いるか、

あらためて調べてはいませんが、多くの友人が首都圏や仙台j圏で活躍しています。その多くが、

実態は確認していませんが、その地で家族を持ち、子供を育て、都市圏の人口を維持しています。

今、一関市の出生数は、当時に比べ驚くほどというか、驚嘆するほど減ってしまいました。都市圏に

流れる人材は、仮に全員が都市圏に流れても、当時の何割になるのでしょうか?

したがって、仙台や東京が超高齢化都市になることは、間違いありません。

先日の、藻谷浩介氏の講演会「藻谷浩介氏講演会、地域に誇りを持つ」において、藻谷さんが話していた

そのままの記事が今日の記事に要約されています。

「一関市は、現在が少子高齢化でもっとも厳しい時期にあるが、これからの政策次第で元気な地域になる

可能性がある。ところが大変なのは、これから超高齢化社会を迎える仙台や東京である・・・」

先日、仙台市で開催された「青葉まつり」に出かけてきました。若いエネルギーと活気に満ち溢れていましたが、

デパートで食事をしている際気づいたのは、やはり高齢者の多いことでした。

 

一関市の大きな課題は、この重要な時期に「移住定住の大きな施策をうてていないこと」だと思っています。

たとえば、一関市の移住定住サイト「あばいん一関」ですが、補助金を活用した施策を並べているだけで、

他の自治体との大きな違いが見当たりません。

移住、定住に積極的に取り組む政策提言を進めていきたいと思っています。

 

 


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マジメで面白くない報告ですが・・・

2015-06-02 16:58:29 | 日記

5月下旬、私の所属する産業経済常任委員会の「所管事務調査」が行われ、和歌山県田辺市、

三重県松阪市に出かけ、行政視察を行ってきました。

主な視察概要は、

・熊野古道世界遺産登録後における観光商業の取り組みについて

・「秋津野ガルテン」学校廃坑跡地を活用した地域づくりについて

・「那智勝浦色川地域」定住促進事業の取り組みについて

・「松阪協働ファーム」六次産業の取り組みと観光戦略について

でした。ブログのタイトルは、松阪市議会が市民にあまり見てもらえないということで、大きくリニューアルした

市議会報のサブタイトルです。タイトルは、「みてんか」で、松阪地方の方言で「見てください」という意味だそうです。

松阪市では、図書館関連予算が3議会連続で否決された事を受け、当選時史上最年少市長で話題となった山中市長が

6月議会後の辞任を表明しているそうで、議会報やネットの記事を見る限り、改革市長と改革が遅れていると

市長派が語る議会との対立が気にかかりました。

  

今回の視察は、大変移動がハードな日程であり、多くの時間が電車内という行程となってしまいました。

残念ながら、駅の写真でしか熊野古道は見れませんでしたし、那智勝浦の色川地区にいたっては、駅から

車で1時間かかる山の中の集落でした(車酔いしっかり・・・)。

私たちの暮らす一関市は、その面積の6割以上が森林であり、山の多い市域という認識でしたが、

今回訪れさせていただいた友好都市である「田辺市」は、その市域の9割が山林であり、和歌山県の美しい海と

急峻な山並みが印象に強く残りました。

   

田辺市では、旧校舎を地域のシンボルとして、都市と農村地域の交流施設として「体験型グリーンツーリズム」施設

として活用されている「秋津野ガルテン」において研修を行いました。その美しい旧校舎と庭は特筆ものであらためて、

年数の経過した木造校舎の美しさを認識しました。

  

今回の視察にあっては、多くの先進事例とそこに暮らす地域の人々の素晴らしい取り組みが、大変参考になりました。

今後の政策提言に活かしていくとともに、その取り組みについて折に触れ紹介していきたいと思います。

 

 

 

 


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