一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

伊藤清彦さん、ありがとうございました・・・

2020-02-19 07:20:36 | 日記

一昨日、とても悲しい知らせが飛び込んできました。私の議員活動において、

大きな指導をいただいた高校の先輩でもある、伊藤清彦(一関図書館副館長)さんの

訃報です。

10年前、私が市議会議員に立候補する際の大きな公約の一つが、

「教育立志にふさわしい中央図書館の建設でした」その公約実現のために、

様々な方を紹介され、多くの方々にお会いし、勉強させていただきました。

その中で、最も影響を受けていつもお話をさせていただいていたのが、清彦さん

でした。今議会に、「電子図書館」の予算が計上されています。この予算が

気になり、関係者から話を聞いていましたが、最後は、伊藤副館長の話を聞き、

この予算の目指すもの重要性について意見提案を行おうと思っていた矢先でした。

本当に残念でなりません。

かつて、一関図書館建設に関しての講演会で、

「洪水のようにあふれる新刊におぼれる都会の店あれば、

枯渇した川のように新刊が全く入荷しない田舎の店もある。

格差は開くばかりであり、ここに公共図書館の新たな役目が

あるようにも思える。」

と話し、現在の素晴らしい一関図書館の現状に努力してくださいました。

思い出は書ききれません・・・。

今日のおくやみの欄を見て、長男で喪主の綾人さんの名前を見て、

ともに父親として息子と娘が活躍する陸上競技場で一緒に応援した姿を

思い出し、涙がとまりません・・・。

ご冥福をお祈りいたします。

   

ブログには、伊藤清彦さんからいただいたお話や助言がたくさんありました。

一部を紹介します。

武雄、伊万里、そして新一関図書館の魅力(読書の秋3)

同級生が一関図書館でトークイベント(読書の秋2)

でかけよう ことばの海へ 知の森へ

高校生も新一関図書館のオープンを楽しみにしている

東北で1番を目指す新一関図書館、完成間近。

新一関図書館整備計画委員会 傍聴

岩手日報・いわての風、伊藤清彦さん登場

新一関図書館を成功させるために

学校図書館の充実を

市民協働の力で作ろう新一関図書館

 

 

 

 

 


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18日から市議会定例会、21日に代表質問登壇

2020-02-16 17:02:26 | 日記

3月定例会が18日に始まります。今議会では、昨年に続き

代表質問が21日に行われます。私は、清和会を代表して、

午前11時ごろの登壇となる予定です。

今回の代表質問では、財政運営、平泉町との合併、中心市街地の

街路灯や防犯カメラ設置状況等、生徒や学生が通学する道路の

安全管理の状況そして、何よりも企業誘致を積極的に進めるべきで

あるという立場から質問を行う予定です。

以下は、通告内容です。

一関市の財政運営について

(1)合併により行財政改革を進めてきたが、勝部市政10年の成果について伺う。
(2)一関市の将来の姿を描く基本が人口動態と捉える。平成17年の合併時から人口減少と少子高齢化が顕著となっている。財政運営においても大きな課題と認識するが、10年後の人口推計と年齢3区分別人口予測とそれに伴う、行財政改革の取り組みについて伺う。
(3)国は低金利政策を続けているが、当市におけるメリット、デメリットについて伺う。また、この政策を受けて特にも取り組みを進めていることがあれば伺う。
(4)電力自由化を受けて一部施設において電力供給事業者の入札を行ったが、その結果と今後の対応について伺う。また、当市におけるエネルギー需要の大半は熱需要であるが、熱源を電力に集中することは、災害対応、エネルギーの利用効率など大きな課題がある。また、新エネルギーの取り組みや熱源の多様化は、地域経済の活性化となる。エネルギーの地産地消に向けた取り組み状況について伺う。
(5)上下水道の維持管理には、利用者数の減少、そして施設の老朽化に伴い経営環境は今後厳しさが増すと考える。私は、広域化による運営管理が理想と思うが、考えを伺う。また、下水道事業は、当市にとって大きな将来課題と認識する。早期概成の取り組みに着手したが、下水道事業は予算の重点配分を行い一日も早い完成を行い、今後の人口減少に対応できる維持管理政策が重要と考えるが、考えを伺う。

新たな可能性を拓く新時代のまちづくり(平泉町との合併)について

(1)平泉町との合併は、これからのまちづくりを進める上で非常に重要と考える。旧西磐井郡時代から当市と平泉町との関係は深く、現在も消防・広域行政組合においても重要な関係にある。今後、自治体間競争が進む中、観光振興や企業誘致においてお互いのメリットをいかしたまちづくりが必要かつ重要と考える。合併についての市長の考えを伺う。

まち・ひと・しごとの創生(企業誘致)について

(1)若者の地元定着が重要であると施政方針に示された。まさにその通りであり、その実現に強力に取り組む必要があると認識する。昨年末に私どもの会派要望でも記したが、私どもの会派としては、先端的な企業誘致による就労の場と人材確保のため、新たな工業団地の整備に取り組む事を要望している。今、国内大手企業の動向として、工場の国内回帰の動きが顕著となっている。アジア進出のメリットがなくなったことや「メイドインジャパン」の高品質のアピールがその大きな理由であると報道されている。当市は、企業誘致において大きな優位性があると認識するが、優遇制度や立地環境においてどういう利点があり、それをどのようにアピールし、企業誘致、事業誘致に取り組む考えなのか伺う。

地域資源をみがき生かせる魅力あるまち(商業・観光振興)について

(1)一関商工会議所が要望を続けている「まちは公園」の取り組みについて伺う。一ノ関駅から一関図書館、磐井川河川敷公園、釣り山公園に向かう中心市街地街路は、市民・観光客にとって歩きやすく、印象的な道が求められる。うるおいや安らぎが求められる図書館を中心に、駅周辺、中心市街地には街路樹が少なく季節感も感じられない。市長が目指す「立ち話の似合うまち」は実現したのか伺う。また、市民・観光客が安心してまちを散策できる安心安全な中心市街地の街路、商店街が求められるが、道路環境・防犯・交通安全施設の現況について伺う。


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ワールドカフェ方式の意見交換会を開催

2020-02-07 08:27:50 | 日記

立春をむかえ、暦では春になりましたが、やっとというか今年最初といっても

いいような寒波が襲来し、本来の冬の寒さを実感しています。

節分の日には、地元「弘西寺」節分会があり、今年初めて檀家としてご案内を

いただきましたが、陸前高田、気仙沼市との三市交流会があり残念ながら欠席となりました。

三市交流会では、今回の幹事市が陸前高田ということで、新しくできた「震災復興記念館」

の視察や、陸前高田教育長の震災時からの子供たちに関する講演など中身の濃いものとなりました。

例年通り、視察・講演会の後に交流会が開催されましたが、昨年厳しい選挙戦の影響か、

揃ってあいさつに立った、市長と議長の関係が非常に気になりました。

 

私どもの市議会と大きく違うのは、市長派と反市長派が9人対9人と拮抗していて、

かなり議会対応が大変であるということです。私から見れば、逆に緊張感が高く、

やりがいがあるのかなと思いながら、高田で市議を務める友人から話を聞きいていました。

 

一関市議会では、現在「議会改革」に取り組み、最後の大きな山である「議員定数」

「議員報酬」「政務活動費」について議論を深めていますが、先日の懇談会に続き、

様々な団体からご出席をいただき、議員12名、市民代表19名による「ワールドカフェ」

方式の意見交換会を開催しました。中身は非常に充実し、市民の皆さん、議員の皆さん

からの評判も上々でしたので、今後はこのような方式を広げていければよいと

思いました。

  

市民の皆さんには、「議員定数」「議員報酬」「政務活動費」を中心にご意見を

いただきましたが、議員には、議員年金制度がないこと、もちろん退職金もなく、

国民健康保険にそれぞれが個人個人で加入することなど、あまり知られていないこと

も話題となりました。それ以上に4年毎に選挙があることが大きなハードルであり、

今、全国的に町村議会を中心に議員のなり手不足が大きな課題となっていることも

話し合いの中で大きな話題となりました。

市民の皆様からは、「議員の活動がそもそも見えない」ので、議論がしにくいといった

意見や若い世代や子育て世代の意見が活かされる議会を実現するために、今後においても

このような機会を増やしてほしいといった意見が多く出されました。

議会では、今回いただいた意見を最大限生かせるように議員間討議を深め、

一定の形として示したいと考えています。

まもなく、3月議会が始まります。多くの市民の皆さんに関心を持っていただけるよう

頑張っていきたいと思います。

 

 


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