暑い夏が過ぎとタイトルに書きましたが、間もなく9月も半分過ぎようとして
いますが、毎日暑い日が続きます。記憶は曖昧ですが、私が子供のころは30度
を超える日は数えるほどで、35度を超える日はなかったと記憶します。したがって、
学校にはエアコンはなく、自宅にもエアコンはありませんでした。
月曜日で、市議会9月通常会議の一般質問は終了しましたが、エアコンの購入
助成費や、電気料金の補助など、この50年で気候が大きく変わった事が実感として、
そして、日々の生活で感じます。
もう一つが、私の家業である「米の検査」に関わる、稲刈りが早くなった事も
個人的に大きな変化を感じています。30数年前、一関市に戻り家業である米の
集荷業務を仕事として行いましたが、当時はまだ「食糧管理法」があり、米は
国の統制下で厳しい集荷、検査が行われておりました。当然米の売り先も国、
農林水産省であり、今では知る人も少なくなった各地域にあった「食糧事務所」
が、その検査業務を行っていました。私が仕事を行っている東磐井郡では、まだまだ
コンバインは普及していなくて、ほとんどの米が「はせがけ」(ほんにょう)に
よる天日乾燥でした。30年前は、10月ごろに稲刈りが始まり、10月後半に入ってから
販売用の米の脱穀が始まり、終わりごろには雪が舞い始める事もありました。
30年たって今は、真夏のような暑さの中で作業がスタートしました。今は、
ほぼコンバインによる刈り取りが主流ですので、刈ったコメが翌日には玄米として
市場に出る準備が整います。
収穫の秋の「稲刈り」が始まり、一関市議会9月通常会議(決算議会)がスタート
しました。知事選、県議選の熱い選挙戦が終わり、市議会は昨年度決算の審査が
慎重に行われます。個人的にはかなり気になる案件もありますが、議長、議選監査員
を除く、23名の決算特別委員会が明日から慎重な審査を行います。
総括質疑においては、個別の案件の質疑も出ますが、市財政を大きな視点で見て
いただきその内容について疑義のある決算に関して、十分な議論を期待するものです。