昨日は、一関一高の学校評議員会に出席してきました。
学校評議委員は、市P連会長の際一関二高から委任をいただいて以来となります。
5名の学校評議員のうち4名が新しい委員という事でした。
全日制、定時制、付属中あわせて、生徒数約1,000人弱となる、
市内で最も大きな学校だと思います。
全日制、定時制、付属中のそれぞれの副校長先生から、それぞれの学校経営計画、
概況を説明をいただき意見交換となりました。
坂本校長先生、全日制の泉副校長先生、定時制の平田副校長先生、付属中の
瀧野澤副校長先生、それぞれの先生とは面識がありますし、以前より良く知っている
方々でしたので、あまり遠慮する事なく率直な意見交換をさせていただきました。
特にも、県の学校再編計画によって、一関一高の定時制の今後が心配であったため、
その動向について伺いました。これからという事だそうですが、私は、非常に
危惧する状況にあるのではないかと心配しています。
私は、今後もこの問題に関してはアンテナを高くしていきたいと思っています。
また、教育全般に関しては、特にも読書の大切さと司書教諭の現況について
質問を行いました。スマートフォン、タブレット・・・により、読書時間
どころか、勉強時間まで減っている現実を説明されて、大きな問題である事を
再認識しました。
また、関連して「新一関図書館」の話題に触れましたが、学校側から図書館の
開館時間や定休日、オープンに関して、生徒の関心が非常に高い事を伺いました。
話を聞いているうちに気になったのは、夜8時までの開館時間には非常に
前向きにとらえていただきましたが、毎週月曜日が休みとなる事は、少し検討が
必要ではないかと思いました。
「お役所仕事ですから、毎週月曜日は休みます。」
と揶揄されないように、オープン後の利用者の状況を見ながら、休館日について
検討していく必要があると思っています。
先日、友人の小原君に「里山資本主義」に関連して、高知県庁の視察研修に行く話を
したところ、それではまずこれを読んで、県庁に行ったらと 有川 浩さんの
「県庁おもてなし課」を手渡されました。
図書館戦争などで有名な、今、旬の売れっ子の作家の本でした。
ページを2、3枚めくるとこんな文章が目に入ります。
「ーそんなんだからだよ。『だからお役所は』って言われんの」
議員になる前は、普通に耳に入っていたセリフで、「その通り」と相づちを打ったのでしょうが、
今では、様々な事を考えてしまいます・・・。
視察は、木質バイオマスの取り組みについてですし、まだ少し先の話ですが、高知県庁の
「おもてなし課」の雰囲気を感じてきたいと思います。