岩手日報の「いわての風」を楽しみながら読んでいます。
1月27日(日)は、高校の先輩でもあり、よくお会いする
一関市大東図書館長の伊藤清彦さんでした。
「書店と図書館の関係性」と題して、現在の立場と書店勤務時の経験を
踏まえ、これからの図書館の役目について書いています。
以下、抜粋
「洪水のようにあふれる新刊におぼれる都会の店あれば、
枯渇した川のように新刊が全く入荷しない田舎の店もある。
格差は開くばかりであり、ここに公共図書館の新たな役目が
あるようにも思える。」
今、一関市では「新一関図書館」建設が進んでいます。
地方と都会の情報格差、地方の課題に取り組むとき、伊藤清彦さん
の経験と人脈そして素晴らしい能力は、一関市のとって貴重な宝に
なると信じています。
数年前、伊藤清彦さんの講演を聞く機会がありました。
伊藤さんの講演を聞いていると無性に本が読みたくなります。
その講演で、伊藤さんは、今話題の「永遠の0」と言う本を紹介して
下さいました。当時は、まだ売り出されたばかりで、注文しないと
手に入らない本でしたが、
今、こうしてこの本が文庫化され100万部を突破したというニュースを
見るとき、伊藤さんの本を読む力、本を見出す力、作家を見る力の
大きさに感嘆します。
一関図書館は、まもなく建設段階に入ります。
1日も早い段階で館長を決め、素晴らしい図書館を作っていかなければ
なりません。
私も、図書館成功に向け、様々な場面で努力をしていきたいと思っています。
今、書店に行くと