一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

あっという間に、1年が駆け抜けて

2022-10-28 21:21:17 | 日記

家業である、米検査の仕事も終盤となりますした。30年ほど前から、米穀集荷業を

営んでいますが、この30年で大きくこの業界の仕組みも変わりました。私が、この仕事を

はじめた当初は、一関と千厩に食糧事務所があり、農産物の検査業務は国家公務員である

職員が行っていました。当時は、食糧管理法という時代から大きく取り残された法律があり、

「ヤミ米」と言われたお米が流通にのるのが普通になり、その後「自主流通米」という

正規のお米に代わっていきました。その後は、検査業務が民間で行うことになり、JAや

私たちの民間業者が、検査員の資格を得て米検査を行うようになりました。この30年で

お米の価格は、半分程度まで下がり、減反を余儀なくされた「田んぼ」は、現在では、

耕作者がいなくなるという現実に直面しています。

ちょうど、去年は10月に選挙があったため、選挙終了後大変忙しい日々を過ごしたことが

思い出されます。その後、「市議会議長」という、重職を担うことになり、その時以上の

忙しさに直面し、違う意味で今年は忙しい「米検査」業務をおこなっています。

   

この一年で、最も変わったことといえば、定期的に書いていた「ブログ」そして、

facebookや、インスタといったSNSへの投稿を控える事になった事です。様々な場面で

一関市議会議長として、祝辞やあいさつを行いますが、今はまだ基本的に、事務局が

用意したものを使っています。決して、臆病になったわけではありませんが、自分が

意図しない方向にSNSや発言が飛んでしまうことを心配してしまいます。先日は、

ある市長さんが、発言が原因で政治家を辞める事態になりました。これまで、新聞が

中心だった情報もネットという、非常にスピード感があって、その中身が検証されない

ままの話題も、若い世代を中心としたネットの世界で一気に拡散します。

「あっという間に、1年が駆け抜けて」いきました。10月になり、一関の青空に

バルーンが舞い、先日の日曜日には「商工祭」がにぎやかに行われ、明日から

「農業祭」がスタートします。

10月25日には、「岩手・宮城県際市町議会議長会」の総会が開催され、来賓として

挨拶をいただいた青木平泉町長にお会いして話をしました。私は、今こうして、3年

振りに全員が集まって「総会」を開くことができたこと、そして、「いちのせき

秋フェスタ2022」をはじめとした、この地域の様々な行事が開催できていることは、

今年の冬、厳しいコロナの感染が拡大しているなか、大きな決断をし「春の藤原まつり」

の開催を決めた青木町長の英断と決断力にあらためて、敬意をひょうしました。

未だ、新型コロナウイルスの終息が見いだせない中、手探りでウイズコロナ、そして、

コロナ後の新しい時代を見据えた活動が始まっています。

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