一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

ディスカバー一関(東北)2

2018-07-23 14:42:47 | 日記

 昨年の同時期、「ディスカバー一関」というタイトルでブログを書き、

早いもので1年が経過しました。去年は、その後市議会議員選挙があり、

交流人口の拡大を念頭に、観光振興に取り組むことの重要性を選挙戦で

訴えてきました。

 

日本全体に重くのしかかる「人口減少」という、大きな課題は直ちに

解消する手立てはなく、徐々(目に見えて)に進む少子高齢化という社会変化に

対応する政策が重要になると考えています。

当市においても、この人口減少に対応すべく、様々な施策に取り組みを進めて

いますが、子育て支援策や移住定住に向けた政策を進める事を否定はしませんが、

大きな変化を求めるにはもう少し、工夫と努力が必要と考えます。

 

私は、市議会の一般質問において「観光振興策」についてよく取り上げます。

子育てや移住定住施策は、自治体においてそこで暮らそうと思う時、非常に重要な

ファクトとなり生活に直接結びつく重要な選択肢となると考えます。その点、一関市は

その努力を進めているとは思います。ただ、それも重要ですが、まずは、この一関市の

魅力をここで育った若い世代、この一関市から転出した方、この一関市に縁のある方、

一関市においでになった方に、あらためて深く理解していただくことが重要と考えます。

「ディスカバー一関」の取り組みで、一関の魅力を再発見して、あらためて見つめ直して、

この一関で暮らしたいという環境作りを進めたいと考えます。

 

暇があれば、一関周辺の観光地に出かけます。主に、日帰り圏内をターゲットにして

出かけます。市の観光課では、栗駒山(須川)を中心とした自治体と連携をとり、観光振興を

進めていますが、その魅力に比べ観光客の少なさが気になります。一関から車で3時間圏内

では、高速道路を利用するとかなりの観光地をカバーしますが、その多くが、観光地として

1級品なのに、閑散としているところが少なくありません。

特にも、インバウンド対策はほぼ無いに等しい観光地が少なく無いと感じます。

東北には2つの世界遺産(自然遺産・白神、文化遺産・平泉)がありますが、それを中心とした

観光振興を当市は強力に進めるべきであり、休暇を有意義に活用する外国人や富裕層に

この北東北の魅力をもっと、もっと発信してほしいと思います。

とは言え、須川の山開きの際に一関の観光協会長が、栗駒山の魅力をSNSを利用して

たくさん発信していただきたいと挨拶していましたが、wi-fiも携帯も圏外という状況

では、開いた口がふさがりません。

  

先日、奥入瀬渓流の魅力を伝えるテレビ番組を見ました。私も何度か訪れた事がありますが、

観光地として素晴らしい場所と思います。その後、週末を利用して、秋田県の鳥海山の山麓にある

「獅子が鼻湿原」に足を伸ばしました。奥入瀬渓流に勝るとも劣らないと思える、その湿原は、

一関から車で3時間弱の距離で、決して近くはありませんが、平泉との連携は可能かなと思いました。

国指定天然記念物となっているその湿原は大変素晴らしく、その冷たい水を農業用水にする

ための温水路もあり、観光地として1級品の場所だなと認識しました。それでも、観光客はまばら、

トイレは整備されているものの、お土産売り場も、食事する場所も無い寂しさでした。

ある意味、そのような場所がひっそりと存在している事もいいのですが、東北地方の

インバウンド対策というか、観光振興策の遅れを感じざるをえません。東北地方の各自治体が

強く連携して、東北地方に外国人をもっと呼び込む事が必要だと感じます。

そして、なによりも、誇れるほど素晴らしい自然環境に恵まれた場所で普通に生活している事を

私たちはもっともっと強く自覚して、この地域に暮らす事を誇らしく、自慢したいと思います。

 

 


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議会改革、次回は70歳以上が14名・・・

2018-07-17 15:41:54 | 日記

私が委員長を務める議会運営委員会では、「議会改革」について

議論を進めています。前回もこのブログで書きましたが、当初44項目

の提案を精査し、その内容を16項目に絞り込み検討を進めています。

短中期的に進めるものとして、現在検討を進めているものと、十分な

議論が必要であるという観点から、長期的(改選1年前を目途)に取り組む

べき、議員定数・議員報酬・政務活動費の在り方について、検討を

進めています。

今日は、その中で先日全議員で行ったタブレット研修会を受け、ICT化、

タブレット導入に関して、議員定数に関して意見交換が行われました。

ICT化、タブレット導入に関しては、今後において導入を前提に課題を

検討していく事としました。

議員定数に関して、事務局が用意した資料を基に意見交換を行いましたが、

議会改革という登る山の高い事をあらためて認識しました。

最近私は、時間を見つけては登山というかトレッキングに挑戦していますが、

残雪や厳しい高度差、さまざまな障害により厳しい一歩となることが少なく

ありません。議会改革と登山はまったく話が別物ですが、目指すべき改革という、

その先がとても高い事に間違いありません。

そのような中、本日議会事務局が用意した資料に、

・議員の高齢化と後継者について(制度を維持できるのか)

というものがありました。単純に言えば、改選時の年齢に4歳足すと、こうなります

というもので、実に30人の内14人が70歳以上になるという、びっくりするような

結果をあらためて目にしました。

 

各議員からは、この資料に対して様々な意見がありましたが、ここでは書きませんが、

年齢で一線を画すことが難しい事と若い世代の立候補者、女性議員を増やすこと、

地域代表的な議員の後継が円滑に進む事の難しさだけが際立った感じがしています。

秋には、市民と議員の懇談会を開催する予定です。市民の皆さんの意見を十分聞き、

議会改革に取り組んでいきたいと思っています。

 

 

 


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日本代表の活躍に胸躍らせて・・・

2018-07-04 07:20:11 | 日記

今年は、猛暑がやってきたような気がしています。

そのような中、水防訓練、市民と議員の懇談会での県に対する要望事項を

県南振興局副局長に届け、県南振興局の幹部職員の皆さんと意見交換を

行い、一関の課題について認識を新たにしました。また、30日には私の後援会

顧問である、千葉親氏の叙勲祝賀会あり、地域の皆さんとともに、お祝いを

していきました。

  

一昨日、ロシアワールドカップで、日本は惜しくも8強を逃しました。

それでも、今大会の素晴らしい戦いぶりに胸が高まりました。

私は、45年前に桜町中学校サッカー部に入部した、サッカー大好き

少年でした。当時、スポ少は無く、中学校になって初めてサッカーを

経験しました。もちろんサッカーの中継などはなく、仙台放送で週1回

放映されていた「ダイヤモンドサッカー」という番組を移りの悪い画像で

目を凝らしてみた記憶があります。日本がワールドカップに出るなどという事は、

想像もすることがなく、日本では野球が盛んだが、世界のスポーツの中心は

サッカーであるという事を誇りに一生懸命ボールを蹴っていました。

サッカーの環境が大きく変わったのはいつだったのか明確ではありませんが、

私が結婚して3人の子育てをしていく過程で、日本はワールドカップに出場し、

小学校には一関サッカースポーツ少年団があって、二人の子供たちは入部しました。

私が、桜町中でサッカーを始めた頃は、一関では野球とバスケット、バレー

が盛んで、サッカー部が県大会に出場することは非常に難しい事でした。

それでも、30年を経て全国大会出場。その当時の青森山田中の中心選手が、

柴崎選手。隔世の感があります。

 

サッカーに夢中な二人の息子と妻と家族揃って、深夜のサッカー応援が

続きました。私が夢中になったクライフやベッケンバウアー、ペレなどは、

子供達にはピンときませんが、今ワールドカップで活躍している柴崎や

香川、大迫などが世界の一流選手として世界の子供たちの注目を集めている

事は間違いありません。

ワールドカップまでは、あと4年ありますが、楽しみなのは2年後の東京

オリンピックです。新しいスターが誕生して、大活躍することを夢見ています。

東北地方、特にも世界遺産を有する一関市には、インバウンド対策が喫緊

の課題であると認識しています。スポーツで日本、そして一関を元気にする

取り組みとして、外国人選手のキャンプ地として利用できないか、本気で

考えていきたいと思っています。

暑い日本でのオリンピックを涼しい一関をキャンプ地として利用していただき、

国際交流を進める。ILC誘致と共に取り組む事ができる、大きなチャンスと

思っています。

サッカー観戦で熱くなった私は、今若者の間で話題になっている、ZOZOスーツ

なるものを着用してみました。着るのも、脱ぐのも妻の手を借りました。

やはり、無理か・・・。

 


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