一関市は、陸前高田市、気仙沼市とそれぞれ
国道343号線、国道284号線でつながっています。
特に陸前高田市は、大東町と気仙沼市は、室根、千厩町と
昔から隣接町村として深いつながりがあり、その関係を大切にしてきました。
今回の大震災による2つの市の被害状況は甚大です。
一関市として何ができるのか、いろいろ考えます。
多くの市民の皆さんからも、何かお手伝いをしたいと意見が寄せられます。
非常に、難しくて実現は難しいかもしれませんが、
私は、隣接する沿岸地区の市に対して、一関市として
10億円規模の大規模な財政支援を検討すべきと考えています。
3月議会で、議決された一関市の23年度予算額は約600億円です。
藤沢町との合併により、人口、財政規模はさらに大きくなります。
一関市は、決して裕福な市ではありませんが、戦後の2度の大水害から復興した
歴史があります。
そして、自然災害に対するおそれも準備もしっかりあります。
100年に一度とも千年に一度とも言われる、大水害に対して、一関市は復興を目指す
沿岸市町村に対して、大規模な財政支援を検討すべきと考えます。