一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

緑清会・今年度の活動をスタート

2016-04-24 19:25:12 | 日記

3月議会終了後は、卒業式、引越し、そして入学式と日程が立て込んでいました。

そのよう中、一関運動公園のブルートラックが完成し、そのお披露目となる

「第20回 みちのく春季陸上大会」に来賓としてご招待を受け、その美しいブルートラックを

見てきました。ブルートラック導入に関しては、市議会・一般質問において取り上げましたが、

今後、東北・北海道で初の公式ブルートラックとして、様々な大会の誘致が行われることを

期待しています。

「陸上競技場の改修をブルートラックで整備しよう」

4月に入り、緑清会の今年度の活動について会員各位と1会派会議をを行いました。

年度当初は、市内の各種団体との意見交換、そして市当局との今年度最初の会派としての

意見交換を行なう事としました。

19日は、一関体育協会、21日は、JAいわて平泉、市当局、明日25日は、一関商工会議所、

と続き、連休後、森林組合、観光協会、一関文化会議所、社会福祉協議会との予定を組み込みました。

GWの大型連休を挟んで、各種団体と有意義な意見交換を行い、会派議員がそれぞれ6月議会に

活かす予定となっています。

 

私個人の活動としては、4月に入ってから各種地域の会合の総会の出席が続きました。

気になるのは、市民センター化に向けて各地域が頑張っていますが、私が出席した総会の

出席者の固定化が気になります。地域のために頑張っている方が、一部の人々に集中している

感は拭えません。

私の地元では、もう一つ大きな総会が予定されていますが、今更のように規約を隅々まで

チェックし始めたり、活動がない事を指摘する声が出始めている事が気になります。

 

そのような中、私が20年近くも活動を続けてきたPTA活動の総会がありました。

私は、保育園からスタートして、小中高とPTA総会を経験してきましたが、毎回話題となるのが

総会の出席率の低さです。特にも一関二高の総会は低いような気がしていました。

そのような中、昨年は親子で「講演会」を聞き、その後に総会を行いましたが、それほど

の効果がありませんでした。

今年は、保護者の皆さんから意見をいただき、各文化部の発表を開催していただく事としました。

4時間目の授業参観後、大講義室で豪華?弁当を準備しての総会となりまいた。

まだ、最終的な参加者数はまとめていませんが、昨年の1.5倍ほどの参加者となったようです。

学校活動のビデオ上映、吹奏楽部の演奏、太鼓部の力強いバチさばき、音楽部の美しい歌声・・・

出席者からは大変素晴らしいとの感想をたくさんいただきました。

PTA活動を理解していたき、楽しんで参加していただくためのスタートとしては、

とても良かったと思います。

   

 

様々な、総会を見てきながら、人口減少が進む地域の将来が気になります。

来月には、私の議員活動報告12号「人口減少と地域内経済循環を考える」ができます。

これを持って各地域で活動報告を行っていく予定です。

 


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スタートの日に、ケニアからの留学生の言葉を借りて贈る

2016-04-01 08:44:24 | 日記

新年度のスタートの日となりました。

新学期は、入学式・始業式後となりますが、新しいスタートの日が、

素晴らしい春の陽光に包まれうれしい限りです。

今年は、2人の息子の卒業式と引っ越し、新成人としてのスタートがが重なりましたので、

3月の3連休を利用して、フェリーで八戸港~苫小牧(室蘭)港から秋田港と、息子たちがお世話

になった地を訪れ、車いっぱいの荷物を積み長い旅程を楽しんできました。

特にも、4年間男所帯で過ごしたアパートの状態が妻はかなり気になっていたようでしたが、

それは、「それなり」でした。その行程の中で、時間的にタイミングが良かったので、秋田大学の

卒業式に寄ってきました。その中での、秋田大学でのケニアからの留学生の代表挨拶が、

とても強く心に残りましたのでご紹介します。

 

・・・ありがとう 秋田大学 ありがとう 秋田 ありがとう 日本 ・・・、

今日の卒業式は、秋田での学業、日本でのすべての経験を祝う日であり、お世話になった

秋田、そしてお世話になったすべての人に感謝する日である。と始まった代表挨拶に、私は

その流暢な言葉と、日本での様々な経験や秋田での温泉という文化を経験して得た

素晴らしい思い出などが語られ、その一つの言葉、言葉に引き込まれていきました。

また、様々な日本での生活の中で、特にも、異国の地で病に見舞われ際の経験で得た

医療機関に勤務する人々、そして日本人の暖かさを丁寧に語っていました。

最後に、文部科学省からいただいた奨学金に対して、心から感謝を示し、

・・「秋田大学で学習するため提供していただいた奨学金は、この秋田大学で学習するための

安定した生活を行うことができ、自らの研究に没頭することができました・・・。

この奨学金は、日本からいただいた大切な贈り物で、私の人生でいただいた一番重要

な贈り物の一つです・・・。」と感謝の言葉で結んでいました。

 

これまでに、役目柄多くの卒業式に参列してきましたが、卒業生の答辞で、こんなに

印象深い挨拶ははじめてでした。

今、国政選挙が間近に迫っているためか、子育て支援に関して、様々な意見が飛び交っています。

保育問題、正規雇用や非正規雇用、東京一極集中、地方への若者の就職環境等・・・課題は多くあります。

そのような中でしたので、ケニアからの留学生の「奨学金」という言葉が非常に強く心に残りました。

今回も、平成4年、5年生まれの大学生といろいろ話をする機会がありました。多くの学生が、

奨学金を利用して、学業に励んできました。卒業生の言葉から、故郷を思う気持ちは十分伝わりますが、

大学で学んだ物を糧に、大きな場で活躍したいという学生の気持ちも強く伝わってきます。

いつも、引用しますが、世界の子供たちの環境から見れば、日本人に生まれただけで、学ぶ環境に

不足はないと思っています。

今、「子供の貧困」が大きな社会問題となっていますが、本当に学びたい子供たちに

その環境を整えていく事こそが非常に重要であると思っています。

 


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