一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

米検査始まる

2011-09-30 17:48:28 | 日記
私の家業は、米集荷業です。
一関市大東町で商いを行っており、父親の代から米穀商として50年以上に渡り
地域の皆さんにお世話になっています。

米穀集荷業は、以前食糧事務所が各地にあり、公務員の検査員がいたころは、私たちは、
自分の顧客のお米を集め、国に検査委託をして検査していただき、食管法の時代は、
多くのお米を政府米として、検査米を農家の代理で検査・販売していました。

その後、食管法が廃止になり、自主流通米、自由米、やみ米などと、様々な
玄米が流通しました。
現在は、基本的にお米は、作るのも、売るのも、買うのも原則自由です。
やみ米と言う言葉は、無くなりました(それでも、時々わけのわからない米が流通しますが)

それでも、お米は日本の主食ですし、農作物の保守本流?ですから、この米の
しっかりした、管理のため国では様々な形でお米を守っています。
その一つが、
農家を守るために、民主党が前回の選挙で公約として掲げ、多くの農家の支持を
得たのが、「個別所得制度」です。
今のところ、しっかりと運用されています。
今後については、わかりません・・・。

また、検査制度も大きく変わり、現在では民間検査となっています。
多くが農協職員であり、私のような民間業者検査員です。
なかなか、厳しい制度で、検査員になるには少し大変です。
私どもも、シッカリと国の監査を受けます。

・・という事で、私は検査員として仕事をしています。

いよいよ、米検査が始まりました。
福島原発事故による放射能問題で、ごたごたしましたが、一関の主産業は農業であり、
その多くは、お米を主としています。

普通に、米検査が始まった事を喜んでいます。
豊作で、農家は一安心です。


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訃報に驚くとき

2011-09-19 07:17:01 | 日記
昨日は、狐禅寺地区の敬老会があり、出席してきました。
私は、おじいちゃん、おばあちゃんっ子でした。子供時代に、教えれれた
「までに暮らす」事の大切さを、今回の震災であらためて実感した事などを
話し、お世話になっている地区の皆さんと談笑を交わしてきました。
やはり、長い人生経験を積んでこられた方のお話は貴重です。
太平洋戦争のお話も伺いましたが、これは貴重です。
実体験者が、年々減ってきています。語り継いで記憶に残すべき事だと
思います。

敬老会終了後、大変お世話になった方の訃報が届きました。
非常に驚くとともに、訃報は突然届くものとあらためて実感しました。

生前にお会いしないままお亡くなりになられ、悔いだけが残ります。
飾られた生前の元気な写真を前にして涙が止まりませんでした。
議員に立候補することを決めた後、地元の方に紹介された方でした。
私の公約である、「必ず議会報告を行う議員」
という公約に特に関心を持っていただきました。
しっかりと、議会報告を行い、地域の人の声を聞いてください」と言う、
叱咤激励の言葉が耳に残ります。
私の公約と数度のお話の後、面識のない私を、
何の見返りもなしに一生懸命応援してくださいました。

議員活動を通してご厚情に報いたいと思います。

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一関市民プールの建設について伺う

2011-09-14 13:59:17 | 日記
9月議会は、来週で終わります。
私は、今議会で3つの課題について質問をしましたが、
最も時間をかけた課題は、総合体育館周辺の整備についてです。

以下、質問を抜粋します。

「この問題に関しては、今議会の1日目の請負契約の締結議案で可決された問題ですが、
このプールの建設は、一関市にとって非常に重要な問題ですので、今後のこのプールの
活用方法や建設地周辺の土地の有効活用について伺います。まず、第一に教育委員会は、
今回のプール建設に際して、市民や議会に対して実施計画までの進め方において、
非常にその進め方が不十分であったことを猛省していただきたいと思います。
教育委員会は、このプール建設にあたっては、「堤防改修工事に伴い移転される施設
であることから、現状の一関水泳プールの機能確保を優先して取り組み、
その建設にあたっては、水泳協会や体育協会と意見交換を行い、進めてきたと、
その経緯が報告されました。」その説明は、十分伺いましたが、一関市は、
市民協働によるまちづくりを目指しています。
その移転新築されるプールは、現状の機能を確保する事が第一の目的としても、
その移転場所が、一関総合体育館隣接地である事、その面積が現状の2500平米から
4倍の10000平米となる事、また、従来のサブプールが、44平米であったものが、
25メートルプールを要す、10倍の400平米となった事など、
単なる機能確保を優先した建築ではありません。また、一度建設されれば、
少なくとも30年、もしくは50年に亘って市民に利用される施設です。
しっかりと市民の声を聞く必要があったと考えます。」

また、今議会の冒頭、この市民プール建設予定地の北側に
「中央給食センター」を建設する予定であることが、唐突に説明されました。
それを受けて、私は明確にその建設に反対する事を一般質問で提案しました。

以下、抜粋

「次に、一関総合体育館周辺整備について伺います。今夏、インター杯・体操競技が開催された
「一関市総合体育館」は、総合体育館として、非常に優れた施設と私は理解しています。
そして、その周辺に広大な緑に包まれた遊水地記念公園、多目的広場、あいぽーと、
磐井川河川公園を有する、一関市が各種大会を招致するのにふさわしい環境を有していると思います。
そしてそこに、さらに日本水泳協会公認プールが建設されます。
まさに、中東北の拠点都市として、水泳競技においても、様々な大会を招致できる環境が整いつつあると、
私は非常に喜んでいます。
プールの建設に関しては議決されましたが、その周辺未利用地については、
今回唐突に教育委員会から説明を受けただけです。この、一関市が有す総合体育館、
水泳協会公認プールを有する運動公園周辺の施設整備をしっかりと市民の声を聞き、開発すべきと考えます。
まさに、緑豊かで環境に恵まれた一関市の運動公園周辺は、マラソンコースとしても非常に恵まれています。
今回、駅伝の最終コースとなる堤防前に食品工場ともいえる給食センターが相応しいと考えているのか・・・」

市の行政運営には、多くの課題がつきまといます。
今回の給食センターの建設に際しても、様々な問題をクリアーできる場所が、Uドームの隣であったのだと
理解します。
それでも、その決定を見るまで、教育委員会は最善の努力をしたのか疑問です。
仮に、一関市にILC(国際リニアコライダー)の建設が決まれば、駅東口から続く、この公園周辺は
一変します。
10年先、20年先を見据えたゾーニングが必要となります。
私は、市民と議会と行政が一体となってこの問題について考えるべきであると思い、今後も
この問題について多くの方の意見を聞いていきたいと思っています。

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東北の農作物、健康壊す…中部大・武田教授発言

2011-09-07 14:59:06 | 日記
今朝の朝刊を見て、非常に驚きました。
まさか、大学の教授が「東北の野菜や牛肉を食べたら健康を壊す」
と、読売テレビ系列の放送で発言するとは・・・。
さっそく、誰の発言かを見てみると、中部大の教授で、よくテレビ番組に
出ている方です。
この先生は、見た事があります。
衆議院の文部科学委員会でも参考人として意見を述べている方です。
私は、大学の先生を批判するわけではありませんが、
この先生の発言はひどすぎます。大学の先生が、一関の農家の話をするのなら、
現地に足を運び、その広い農地の実態とその農地のどこをどのように改善して、
それを・・・言ってもきりがありません。

番組の中で、武田教授は、
「東北の野菜は、健康を害するからすぐ捨てていただきたい・・・」
「国土をきれいにしてから、除染をしてから農産物をつくるべき・・・」
「除染には800兆円か必要、すぐやるべき・・・」
「農家を全力で救うべきである。」
「お百姓さんの命より子供の命が大事・・・」
あまりにも過激な内容で、絶句してしまいました。

子供たちの質問に答える、番組内容のようですが、この番組はひどすぎます。


テレビで、このような発言をした以上、すぐに一関に来て、被災で大きな被害を
受けたこの地で、豊作となった水田を見て、本当に「この米を捨てろ」と言えるのか
聞きたいと思います。
そして、被災地岩手を訪れその現状を把握し、その意見を無責任なものでなく、
対策とともに、われわれに示していただきたいものです。
米の生産・流通には、農家だけでなく、数えきれない産業が関わります。
たとえば、農機具産業、その燃料、倉庫・流通、肥料、農薬・・・
その影響は、甚大です。
直ぐに、その対策を行わなければ、東北地方は立ちゆきません。
子供を育てる、親が苦境に立っているのです。
批判は、国の政治に向けるべきです。

何度も繰り返しますが、武田教授の子供に対する思いは、十分わかりますが、
テレビで行う発言ではありません。

収穫の秋を目の前にして、あまりの発言に絶句します。

この問題は、テレビで放送された以上、かなりの影響が出ると
考えられます。
この問題に関しては、東海テレビが、ふざけたテロップで、大きな批判を
受け、番組が中止になったばかりです。

今回の放射能汚染問題に、東北地方の自治体は、真剣にその対策について
取り組んでいます。
私は、大学教授の発言を流す、マスコミが猛省すべきと思います。
マスコミの影響力は、ものすごいと思います。

先日、同じ大学教授の児玉龍彦氏が、その怒りを衆院厚生労働委員会で、
国会議員に対して、満身の怒りで抗議をしました。
私は、その動画を見て非常に感心しました。
大学の教授発言は重みがあります。
ただ、安易にマスコミに取り上げられ、その一部だけが流れる今の
状況をよく考えるべきであると思います。


残念でなりません。


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一関市議会・今日から一般質問

2011-09-01 07:33:55 | 日記
市議会は、今日から一般質問が始まります。
16人が登壇し、市政についてを質します。今議会は、一関の地域事情もあり
16人のうち、10人が福島原発による放射の汚染問題について質問します。

私は、会派内で千田議員がこの問題を取り上げるため、今回は放射能問題は、
行いません。この問題については、10人が質問に立つ予定ですが、
そのやり取りをよく聞き、今後の対策に生かしていきたいと考えています。
非常にこの放射線対策は、難しいと感じています。

先週は、札幌で開催された「高P連・全国大会」に参加してきましたが、
1万人に及ぶ参加者を見て、その影響について深く考えました。
もちろん、各種大会を招致し、実行する事は非常に困難とは思いますが、
それ以上に地域に与える効果は非常に大きいと思っています。

PTA大会は、ほとんどがPTA会員のボランティアによって成り立つのだと
思いますが、それに一生懸命取り組むことでが重要だと思います。
経済効果は、もちろんですが協働のまちづくりを目指す、一関市の
新たな人材の育成が自然に進むのだと思います。

チラっと聞いた所では、5年後に岩手で全国大会が開催されるようです。
という事は、近いうちに主会場が決定し、3年前には実行委員会が組織される
のだと思います。
一関で、1万人を収容できる主会場はちょっと見当たりませんが、
どういう形であれ、この絶好の機会に対する関わりを考えてみたいと思います。

今議会の一般質問では、一関市の公共施設(体育施設)のゾーニングについて
質問する予定です。
Uドームの隣に、一関市民プールが来年建設されますが、その請け負い契約の
議決に合せるように、その隣に給食センターを建設する予定であることが
説明されました。
いきなりの説明に戸惑いましたが、市民に対する説明は全くされていないどころか、
議員に対しても、教育民生常任委員会で説明しただけでの決定(まだ議決は無いが)
に近い説明です。

5000㎡を超す公共施設の建設に、市民の意見を聞く必要が無いと考える
行政の仕組みに大きな問題があります。

Uドーム周辺は、遊水地記念公園、あいぽーと、磐井川河川公園を有し、さらに
、多目的広場があり、今回市民プールが建設されます。
市民にとって、非常に環境の良い素晴らしい体育施設の揃った運動公園です。
その1等地に、給食センターという工場の建設は本当に相応しいか疑問です。

一般質問で、市長の目指す中東北の拠点都市・一関とはどういうもので、
将来を見据えた大局的な視点に立ったゾーニングであるのか、シッカリと質したいと
思っています。

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