一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

ワクワクする図書館を目指そう

2014-11-19 18:52:46 | 日記

来週から一関市議会12月議会定例会が始まります。

今回は、

・一関市の目指すエネルギー政策について

・体育施設の現状と今後の方針について

・図書館の現状と今後の運営について

の3項目について質問を行います。毎回、毎回の登壇ですが、私としては、

議案や予算に関する質疑では、その予算について深くただすことができにくいので、

できる限り一般質問を行うようにしています。

今回は、特にも市が設置した「一関市・資源エネルギー循環型まちづくり推進本部」

の目指すもの。そして、私が提案した「次世代エネルギーパーク」の認定に向けて、

どのような新エネルギーのまちづくりを行うのか聞く予定です。

 

そして、前回取り上げたブルートラックによる陸上競技場の整備に関して、

さらに、今回は新一関図書館の現状に関して質問を行い、

「ワクワクする図書館」「賑やかな公共図書館」を目指す、政策提案を行いたいと

思っています。

  

花泉図書館、一関図書館、東山図書館、そして川崎図書館・・・

素晴らしい図書館のハードが完成しました。いよいよ市民と共に、ソフトの充実を

図り、東北でもっとも元気で賑やかな図書館を作っていきたいと思っています。

そのための、「リファレンス業務」の利用充実と学校図書館と市立図書館の連携、

さらに、読書指導員の皆さんの活躍が期待されます。

素晴らしい図書館を活かす提案をしていきたいと思っています。


陸上競技場の改修をブルートラックで整備しよう

2014-11-10 21:34:37 | 日記

次年度、一関市運動公園内の陸上競技場は来年度5年に一度の

公認のための審査を受ける予定となっています。私が調べたところでは、

大体10年目、もしくは15年目に大きな改修工事を行い、認定を受け、

公認継続となるようですが、一関の場合は20年目での大規模改修となる予定です。

 

今回私は、12月議会において「ブルートラック」の導入について、意見提案を

予定しています。陸上競技場のブルートラック化は、全国的にはまだ施工例が

少ないのが現状ですが、先日のアジア大会やオリンピック、世界陸上など世界的な

大会はブルートラックで開催されています。

その効果や施工に関する様々な中身については、一般質問において行う予定ですが、

何よりも、陸上競技に一生懸命取り組む子供達のためにも、今回の施設改修は

千載一遇のチャンスとなります。

いち早く導入した仙台市のアンケート結果を見る限り、陸上に取り組む若年層の

84%がブルートラックを選択しています。

今、子供たちの多くは世界で活躍する日本代表の活躍をリアルタイムで感じ、

そして、その姿を目指し日々様々なスポーツや文化活動に頑張っています。

私たちが、今次世代の子ども達のためにできることは、子供に夢を与えること。

自分もこういう競技場で走れるんだという喜びを持ってもらうこと。

そして、大舞台に出ても物怖じすることなく、実力を発揮できる環境を整えることだと

思っています。

中東北の拠点都市一関は、魅力あるまちとなることが求められます。

今回の陸上競技場の改修事業は、岩手県初の公認ブルートラック陸上競技場を整備する

絶好のチャンスとなります。

今年整備され、使用開始となった人工芝のサッカー場は、連日子供達の利用で賑わっています。

中東北の拠点都市にふさわしい体育施設の整備

今回は、体育施設整備に向けての2度目の意見提案となります。

子供達が夢を持てる、美しく魅力溢れる一関を目指したいと思います。

 

 


高知工科大で地域連携機構を学ぶ

2014-11-05 07:15:43 | 日記

高知工科大は、前・橋本高知県知事の公約により私立大学から公立大学になった

工科専門の大学です。公約の公立大学化に伴い、かなりの設備投資を行ったようで、以前

農業試験場だったという広大な敷地とともに、その恵まれた設備群に目を奪われます。

  

今回、この大学が取り組む、

「地域連携機構」 先端工学✖️マネジメント=”連携力”

・地域連携機構は、多彩な領域から地域活性化、心豊かな社会づくりに貢献します。

というプロジェクトの中、今回「地域連携センター」が取り組む

「枯れない油田プロジェクトの実践」(木質バイオマスの具体的な取り組み)

について、センター長の永野正展特任教授・地域連携センター長の講義を中心として、

この研究室からスタートした(株)グリーンエネルギー研究所の取り組みについて

研修をおこなってきました。

今年の秋に完成するという、出力6500kwの木質バイオマス発電と最大15000t/y

の生産能力を備えた木質ペレット工場の完成は、高知県同様、市域の63%を森林

が占める一関市にとって、非常に参考となるものでした。

  

 

9月に行われた「一関地域広域行政組合議会」において、私が導入を提案した

次世代エネルギーパークの建設に関して、市長はすぐにもその取り組みをスタートさせたいと

答弁を行いました。東日本大震災後の「エネルギー」のあり方は、地域がもつ資産を

活用し、「地産地消エネルギー」の導入を積極的に進めるべきと私は考えます。


今回の研修にあたっては、オーストリアの「ギュッシング・モデル」についての紹介も

ありました。オーストリア国内で最も貧しい地域から世界で最も進んだ地域になった

ギュッシングは、地域の自然エネルギー生産利用モデルであると同時に地域再生の

モデルともなっています。

今、一関市は「放射能汚染問題」に真正面から取り組んでいます。マイナスを大きく

プラスに変える大きなチャンスであると私は、前向きに捉えていきたいと考えています。