新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの方々に様々な面で大きな
影響が出ている事に気の休まる時はありません。議員活動も多くの場面で
制約が多く、市民の皆さんと会う機会が減り、大変残念なことですがここが重要な時
と思い、感染症対策に万全を期し、地域要望等を聞き議員活動を続けています。
そのような中、3年前に市議会議員として関わった「.jp議員インターシップ
プログラム」で2ヶ月間一緒に議員活動に同行した学生が、希望通り就職して
社会人としての1歩を踏み出しました
「大学生が長期休暇の2か月間、議員と行動を共にすることにより、
議員の仕事・議員の思い、政治と社会のつながりを知る体験学習プログラム。」
として、2018年の2月と9月に3名の学生の受け入れをしました。
学生も授業料を出し、受け入れる議員も活動費を納入して行う活動であり、その内容は、
非常に中身の濃いものでした。残念ながら、岩手県にはその支部がないため、宮城支部の
学生が参加してくださいました。
その1期生が今年3月大学を卒業し、公務員としてスタートを切りました。
その学生が2ヶ月間のインターンシップ活動で学んだ成果を政策として発表しますが、
彼女が取り組んだテーマが、「少子化による子育て支援策」でした。彼女の希望でもある、
地域を深く知りたいという希望を聞き、彼女とともにスタートしたばかりの「一関・平泉
DMOセミナー」に出かけ、千厩町のひなまつりを見て、希望の幼児・保育の現場を視察し
、一関の現場をともに歩きました。彼女は特に市民のために一生懸命仕事をしている、
平泉町保育園や市役所職員の現場に興味を持って勉強を続けていました。
先日、一関市の2021年新入職員紹介号を手にすると、その彼女が「一関市の職員
になろうと思ったきっかけ」に、議員インターンシップ活動をあげてくれました。
非常にうれしく、今後も機会があればまた、「.jp議員インターンシッププログラム」
に協力したいと思います。
コロナ禍の影響で、彼女も現在学んでいる学生も大変な時ですが、この厳しい環境に
挫ける事なく前向きに進んでほしいと思っています。