
ーファクトリー・ガールー FACTORY GIRL
2006年 アメリカ
ジョージ・ヒッケンルーパー監督 シエナ・ミラー(イーディ・セジウィック)ガイ・ピアース(アンディ・ウォーホル)ヘイデン・クリステンセン(ロック・スター)ジミー・ファロン(チャック・ウェイン)ショーン・ハトシー(シド・ペパーマン)ミーナ・スヴァーリ(リッチー・バーリン)ベス・グラント(ジュリア・ウォーホル)イレーナ・ダグラス(ダイアナ・ヴリーランド)エドワード・ハーマン(ジェイムズ・タウンゼント)ジャック・ヒューストン(ジェラード・マランガ)アーミン・アミリ(オンディーヌ)タラ・サマーズ(ブリジット・ポーク)メレディス・オストロム(ニコ)
【解説】
ポップ・アートの旗手アンディ・ウォーホルのミューズとして知られ、今もファッションやカルチャーに影響を与えるイーディ・セジウィックの波乱の人生を描く伝記映画。1960年代のポップ・アイコンとなり時代の光と影を体現した彼女を、『カサノバ』のシエナ・ミラーが熱演する。ウォーホルにガイ・ピアース、イーディの心を動かしたロックスターにヘイデン・クリステンセンがふんする。1960年代モードの頂点にあったイーディのファッションも見どころだ。(シネマトゥデイ)
【あらすじ】
1965年、名門令嬢のイーディ・セジウィック(シエナ・ミラー)は、ポップ・アートの旗手アンディ・ウォーホル(ガイ・ピアース)と出会う。瞬く間にウォーホルを魅了した彼女は、彼の“ファクトリー”でも中心的存在になってゆく。その美ぼうと圧倒的存在感でメディアの注目を浴びるようになったイーディは、時代のミューズとなる。(シネマトゥデイ)
【感想】
アンディ・ウォーホル(ガイ・ピアース)
アンディ・ウォホール、作品はいろいろ目にしたこともありますが、その人となりは知らなかったので、興味がありました。
アンディ・ウォーホールのファクトリーで、時代のミューズとなったモデルのイーディ・セジウィックの短い生涯の物語。
アンディ・ウォーホールのファクトリーの仲間たち
物語は、名門出身の画家志望のモデルイーディ・セジウィック(シエナ・ミラー)が、アンディ・ウォーホル(ガイ・ピアース)のファクトリーと呼ばれるアトリエに出入りし、マスコミにセンセーショナルに取り上げられ、当時のアイコンとして華々しくスキャンダラスな存在となって行く様子を、ドキュメンタリー風に描いて行きます。
運命の人ビリー(ヘイデン・クリステンセン)と出会う
クスリを覚えて、アンディの言うなりに映画に出演し、傷ついたり、人気フォーク歌手ビリー(ヘイデン・クリステンセン=どうみてもボブ・ディランでした)との恋愛にも破れ、どんどん病んで行く様子が克明に描いているのですが、彼女に感情移入するところまではいきませんでした。
旧家・名門と歌われた名家の出身だけど、父親の個性に押しつぶされそうな兄弟たち。
それを、まったくかばってくれない母親。
そんな、仮面家族の元を離れ、アートに生きようとしたイーディ。
アンディは時代の寵児だけど、孤独僻の変人で、マザコン。
イーディは彼のアート性、進歩性だけを盲目的に支持し、ひちすらついて行こうとする。
運命の恋人にもめぐり会うんだけど、結局アンディを捨てきれず、アンディに捨てられて、クスリで身を滅ぼして行く。
イーディの生き方が、お利口ではなかったと言ってしまえばそれまでの話でした。
でも、この映画の作り方が薄っぺらなだけで、アンディやボブ・ディラン、ミック・ジャガーに愛されたイーディは、魅力的な女性だったと思うのですが。
華やかな世界から身を引き、施設で治療した後、退院して結婚もしたそうですが、最終的にはクスリの過剰摂取で、28歳の若さで亡くなったそうです。
アメリカ社会を蝕むクスリの悲劇。
ここのところ、こういう映画が多いなあ。
2006年 アメリカ
ジョージ・ヒッケンルーパー監督 シエナ・ミラー(イーディ・セジウィック)ガイ・ピアース(アンディ・ウォーホル)ヘイデン・クリステンセン(ロック・スター)ジミー・ファロン(チャック・ウェイン)ショーン・ハトシー(シド・ペパーマン)ミーナ・スヴァーリ(リッチー・バーリン)ベス・グラント(ジュリア・ウォーホル)イレーナ・ダグラス(ダイアナ・ヴリーランド)エドワード・ハーマン(ジェイムズ・タウンゼント)ジャック・ヒューストン(ジェラード・マランガ)アーミン・アミリ(オンディーヌ)タラ・サマーズ(ブリジット・ポーク)メレディス・オストロム(ニコ)
【解説】
ポップ・アートの旗手アンディ・ウォーホルのミューズとして知られ、今もファッションやカルチャーに影響を与えるイーディ・セジウィックの波乱の人生を描く伝記映画。1960年代のポップ・アイコンとなり時代の光と影を体現した彼女を、『カサノバ』のシエナ・ミラーが熱演する。ウォーホルにガイ・ピアース、イーディの心を動かしたロックスターにヘイデン・クリステンセンがふんする。1960年代モードの頂点にあったイーディのファッションも見どころだ。(シネマトゥデイ)
【あらすじ】
1965年、名門令嬢のイーディ・セジウィック(シエナ・ミラー)は、ポップ・アートの旗手アンディ・ウォーホル(ガイ・ピアース)と出会う。瞬く間にウォーホルを魅了した彼女は、彼の“ファクトリー”でも中心的存在になってゆく。その美ぼうと圧倒的存在感でメディアの注目を浴びるようになったイーディは、時代のミューズとなる。(シネマトゥデイ)
【感想】

アンディ・ウォホール、作品はいろいろ目にしたこともありますが、その人となりは知らなかったので、興味がありました。
アンディ・ウォーホールのファクトリーで、時代のミューズとなったモデルのイーディ・セジウィックの短い生涯の物語。

物語は、名門出身の画家志望のモデルイーディ・セジウィック(シエナ・ミラー)が、アンディ・ウォーホル(ガイ・ピアース)のファクトリーと呼ばれるアトリエに出入りし、マスコミにセンセーショナルに取り上げられ、当時のアイコンとして華々しくスキャンダラスな存在となって行く様子を、ドキュメンタリー風に描いて行きます。

クスリを覚えて、アンディの言うなりに映画に出演し、傷ついたり、人気フォーク歌手ビリー(ヘイデン・クリステンセン=どうみてもボブ・ディランでした)との恋愛にも破れ、どんどん病んで行く様子が克明に描いているのですが、彼女に感情移入するところまではいきませんでした。
旧家・名門と歌われた名家の出身だけど、父親の個性に押しつぶされそうな兄弟たち。
それを、まったくかばってくれない母親。
そんな、仮面家族の元を離れ、アートに生きようとしたイーディ。
アンディは時代の寵児だけど、孤独僻の変人で、マザコン。
イーディは彼のアート性、進歩性だけを盲目的に支持し、ひちすらついて行こうとする。
運命の恋人にもめぐり会うんだけど、結局アンディを捨てきれず、アンディに捨てられて、クスリで身を滅ぼして行く。
イーディの生き方が、お利口ではなかったと言ってしまえばそれまでの話でした。
でも、この映画の作り方が薄っぺらなだけで、アンディやボブ・ディラン、ミック・ジャガーに愛されたイーディは、魅力的な女性だったと思うのですが。
華やかな世界から身を引き、施設で治療した後、退院して結婚もしたそうですが、最終的にはクスリの過剰摂取で、28歳の若さで亡くなったそうです。
アメリカ社会を蝕むクスリの悲劇。
ここのところ、こういう映画が多いなあ。
彼女自身をあまり知らないので、
映画の印象しか分からないのですが、
知ってる方にしたら物足りない感じもしたのでしょうか?
ファッションはもちろんでしょうが、生き方もあの時代そのものだったと思うのですが、その時代の空気が、少し足りない感じがしました。
なんだか、あのファクトリーにいた人たちって、変人ばかりで、人間味が感じられなかったなあ。
あんな感じだったのでしょうか?
コメントありがとうございますー
イーディについて詳しく知っていたわけではなかったけど、意外と面白く見れました。
シエナはハマり役だったと思いました