マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

金田陽子ピアノリサイタル

2006-07-14 14:18:51 | ライブ
2006年7月7日 午後7時開演 日本大学カルザスホールにて

ピアニスト/金田陽子プロフィール
大阪生まれ。4歳よりピアノを始める。帝塚山学院小・中・高を経て渡仏。パリ国立高等音楽院ピアノ科卒業後、1979年デビュー。東京、大阪、神戸、京都など日本各地でリサイタルを開くなど活躍。1989年本拠地をパリに移し、フランスはじめヨーロッパ各地で演奏活動を展開中。レパートリーはクラッシック、ロマン派、近代現代フランス音楽。特にドビュッシーの演奏についてはフランスなどでスペシャリストとして名高い評価を得ている。2004年からはモロッコにおいても大使館主催をはじめとしたリサイタルを開催。

このコンサートは金田陽子さんの小学校時代のクラスメートが企画して実現させたもので、いままでのコンサートでは感じられなかった、アットホームなリラックスしたムードが会場全体を包んでいました。
そんな雰囲気の中で始まったコンサートは、実に素晴らしいものでした。
素晴らしいテクニック、素晴らしい表現力、クラッシック音楽に親しみのない私の胸にも、音楽が深く浸透してきました。
長年のパリ暮らしで、体に染み付いているパリの匂い、でも、彼女らしい明るいパワー。これはやはり大阪的だと、身びいきで思ってしまいました。
難解なドビッシーがここまで身近に感じられるなんて、不思議な体験でした。
深い感動を覚えました。
彼女の精神の充実がひしひしと感じられる、ほんとうに心地いいコンサートでした。

コンサートの後で金田さんもは「観客に弾かせてもらった」と語っていました。
いえいえ、わたしたちこそ感謝です。
ありがとうございました。


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