ーライフーONE LIFE
2011年 イギリス
【解説】
超ハイスピードカメラを駆使して撮影された、地球に生を受けたさまざまな動物たちの生きざまに迫る驚異のドキュメンタリー。アザラシやチーターなどの動物をはじめ、ハネジネズミやカイツブリなどの珍しい生き物たちが必死に知恵を絞って命をつなぐ姿を追い掛ける。イギリスのBBCが製作を担当し、日本版ナレーションを松本幸四郎と松たか子が務める。地球に暮らす生き物たちの、美しく勇壮な世界初の映像に目を見張る。
【あらすじ】
南極では、天敵から襲われない氷に覆われた海の上を子育ての場に選んだ母アザラシが子育てを開始。一方、エチオピアのシミエン山地では、骨も溶かす強力な胃液を持っているヒゲワシが、大きいサイズの骨を食べやすくするため、高所から岩場に落として割っている。そしてケニアの草原では、とても珍しいチーター三兄弟が協力して獲物を狙う。(シネマトゥデイ)
【感想】
どの映像もそれなりにすごいのですが、映画館でなくては、というほどの作品ではなかったような気がします。
平凡な感じがしました。
冒頭のアザラシの親子はさすがにすごいと思いました。
特に、雪原の真ん中で吹雪に遭うシーンとか、分厚い氷に穴をあけて、母親が子供に海に入るように誘導する場面とか、どうやって撮影したんだろうとびっくりしました。
でも、あとは、いろんな動物をアトランダムに並べた感じで、「ふーん」と感心して終わりという感じだったのが残念でした。
期待しすぎたのかもしれませんね。
北限のニホンザル
3匹で狩りをする兄弟のチーター
すばしっこさで敵から逃れるハネジネズミ
このお母さんはすごかった。
背中に1個ずつ卵を乗せて安全なところに運びます。
グレートマザー・イチゴヤドクガエル。
ヤシの実を石で割るサル。
遠目で見ると人間のよう。
ハキリアリは巣穴の中に農場があって、茸を栽培していました。
これもすごかった。
生きる知恵がいっぱい詰まった映画とも言えるなあ。