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ーライラの冒険 黄金の羅針盤ーTHE GOLDEN COMPASS
2007年 アメリカ クリス・ワイツ監督 ダコタ・ブルー・リチャーズ(ライラ・ベラクア)ニコール・キッドマン(コールター夫人)ダニエル・クレイグ(アスリエル卿)エヴァ・グリーン(セラフィナ・ペカーラ)サム・エリオット(リー・スコーズビー)サイモン・マクバーニー(フラ・パベル)ジム・カーター(ジョン・ファー)イアン・マッケラン(イオレク・バーニソン)フレディ・ハイモア(パンタライモン)ベン・ウォーカー(ロジャー)トム・コートネイ(ファーダー・コーラム)イアン・マクシェーン(ラグナー・スタールソン)クリスティン・スコット・トーマス(ステルマリア)キャシー・ベイツ(ヘスター)
【解説】
世界的ベストセラーとなったフィリップ・プルマンの児童文学を完全映画化したファンタジー・アドベンチャー。『ロード・オブ・ザ・リング』を手がけたニューラインシネマが製作を務め、世界の果てへと旅する少女ライラの冒険を圧倒的なスケールで映し出す。監督と脚本は『アバウト・ア・ボーイ』のクリス・ワイツ。ヒロインの少女ライラ役には、新人のダコタ・ブルー・リチャーズがふんし、ニコール・キッドマンやダニエル・クレイグを始めとする豪華キャストが脇を固める。哲学的なストーリーや幻想的な視覚効果など、壮大な世界観が楽しめる。(シネマトゥデイ)
【あらすじ】
“オックスフォード”の寄宿生である12歳のライラ・ベラクア(ダコタ・ブルー・リチャーズ)は、一心同体の守護精霊“ダイモン”という動物といつも行動をともにしていた。そんな不思議な世界で、謎の組織に子どもたちが誘拐される事件が続発、親友を誘拐されたライラは自ら捜索に乗り出す。(シネマトゥデイ)
【感想】
原作を読んでいない身にとっては、「ライラの冒険」の世界観がわかりにくいと思いました。
英国のオックスフォードとよく似ているが、いろんなところが違うパラレルワールド。
一番の違いは、人間はダイモンと呼ばれる、動物の形をしているが自分の分身を連れていること。
そこを支配している「教権」、創造主である「オーソリティー」、各世界をつなぐ「ダスト」など、最初に説明を受けますが、わかりにくかったです。
最終的には「ダスト」は原罪と罪悪視されていました。
これだけでも、宗教色が濃いような始まり方でしたが、本編ではあまり触れられていませんでした。
アメリカでは、この原作はカソリックの批判だとしてボイコット運動も起きたようですが、ヨーロッパの教会は寛大だそうです。
とにかく、そういう背景も持っていると知って、映画ではよくわからないから、原作を読んでみようかなあという気持ちになりまた。
映画では、登場人物が多く、それぞれの性格づけが弱いような印象でした。
☆ネタバレ
ダコタ・ブルー・リチャーズ(ライラ・ベラクア)
主人公のライラは、ライアー(嘘つき)から来ているらしいのですが、確かに性格悪そうです。
ニコール・キッドマン(コールター夫人)
物語の最後に明かされるのですが、母親がコールター夫人(ニコール・キッドマン)といういまのところ一番のワルだし、父親のアスリエル卿(ダニエル・クレイグ)はライラのそばにいながら自ら叔父と名乗って、とても冷たいし、なんなの?という感じでした。
ライラは母と名乗っている人を攻撃するし、こういうところも素直じゃないわー。
それなのに、鎧グマには同情し、ふたりは信頼の絆で結ばれるんだけど、このとき、熊の王ラグナーに対しても大嘘をつくから、びっくりしました。
だから、ライラは何を信用して、何を信用しないのか、観客が惑わされる感じでした。
ジプシャンたちとライラ
エヴァ・グリーン(魔女のセラフィナ・ペカーラ)
イアン・マッケラン(=声・イオレク・バーニソン)
サム・エリオット(気球乗りのリー・スコーズビー)
ライラの味方は、ジプシャン、魔女、鎧グマ、気球乗りのリー・スコーズビー(サム・エリオット)です。
彼らがなぜライラの味方をするか、理由はまだ明かされていません。
そもそも、ライラがなぜ選ばれた子供なのか、なぜ黄金の羅針盤を読み解く力があるのかも、説明されていませんでした。
敵はコールター夫人の率いるコブラーという謎の組織と、この世界を支配している「教権」。
そして、最後に闘ったのが実験室の警備をしていた北の民族でした。
まだ、敵の本質が見えてきません。
これから始まりと言いたいのでしょうが、1部にしては見せ場が少なかったのではないかなあ?
いっそ、原作を読む方が、手っ取り早いかも…。
かえすがえすも、「スターウォーズ」の第1作(エピソード4)は、面白かったなあ。
あの時代のCG技術で、観客の心を鷲掴みにしたものね。
「LOTR」も第1作はこんな感じだったでしょうか?
うーん、あの映画は長かったし、急に終わった感じがして、確かに、残念な気持ちもありましたね。
でも、つぎの「二つの塔」がよかった。
「ライラ~」も次回作に期待しましょうか。
2007年 アメリカ クリス・ワイツ監督 ダコタ・ブルー・リチャーズ(ライラ・ベラクア)ニコール・キッドマン(コールター夫人)ダニエル・クレイグ(アスリエル卿)エヴァ・グリーン(セラフィナ・ペカーラ)サム・エリオット(リー・スコーズビー)サイモン・マクバーニー(フラ・パベル)ジム・カーター(ジョン・ファー)イアン・マッケラン(イオレク・バーニソン)フレディ・ハイモア(パンタライモン)ベン・ウォーカー(ロジャー)トム・コートネイ(ファーダー・コーラム)イアン・マクシェーン(ラグナー・スタールソン)クリスティン・スコット・トーマス(ステルマリア)キャシー・ベイツ(ヘスター)
【解説】
世界的ベストセラーとなったフィリップ・プルマンの児童文学を完全映画化したファンタジー・アドベンチャー。『ロード・オブ・ザ・リング』を手がけたニューラインシネマが製作を務め、世界の果てへと旅する少女ライラの冒険を圧倒的なスケールで映し出す。監督と脚本は『アバウト・ア・ボーイ』のクリス・ワイツ。ヒロインの少女ライラ役には、新人のダコタ・ブルー・リチャーズがふんし、ニコール・キッドマンやダニエル・クレイグを始めとする豪華キャストが脇を固める。哲学的なストーリーや幻想的な視覚効果など、壮大な世界観が楽しめる。(シネマトゥデイ)
【あらすじ】
“オックスフォード”の寄宿生である12歳のライラ・ベラクア(ダコタ・ブルー・リチャーズ)は、一心同体の守護精霊“ダイモン”という動物といつも行動をともにしていた。そんな不思議な世界で、謎の組織に子どもたちが誘拐される事件が続発、親友を誘拐されたライラは自ら捜索に乗り出す。(シネマトゥデイ)
【感想】
原作を読んでいない身にとっては、「ライラの冒険」の世界観がわかりにくいと思いました。
英国のオックスフォードとよく似ているが、いろんなところが違うパラレルワールド。
一番の違いは、人間はダイモンと呼ばれる、動物の形をしているが自分の分身を連れていること。
そこを支配している「教権」、創造主である「オーソリティー」、各世界をつなぐ「ダスト」など、最初に説明を受けますが、わかりにくかったです。
最終的には「ダスト」は原罪と罪悪視されていました。
これだけでも、宗教色が濃いような始まり方でしたが、本編ではあまり触れられていませんでした。
アメリカでは、この原作はカソリックの批判だとしてボイコット運動も起きたようですが、ヨーロッパの教会は寛大だそうです。
とにかく、そういう背景も持っていると知って、映画ではよくわからないから、原作を読んでみようかなあという気持ちになりまた。
映画では、登場人物が多く、それぞれの性格づけが弱いような印象でした。
☆ネタバレ
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主人公のライラは、ライアー(嘘つき)から来ているらしいのですが、確かに性格悪そうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/a2/8556fe590dc7b39a288b9dec7e66d43f.jpg)
物語の最後に明かされるのですが、母親がコールター夫人(ニコール・キッドマン)といういまのところ一番のワルだし、父親のアスリエル卿(ダニエル・クレイグ)はライラのそばにいながら自ら叔父と名乗って、とても冷たいし、なんなの?という感じでした。
ライラは母と名乗っている人を攻撃するし、こういうところも素直じゃないわー。
それなのに、鎧グマには同情し、ふたりは信頼の絆で結ばれるんだけど、このとき、熊の王ラグナーに対しても大嘘をつくから、びっくりしました。
だから、ライラは何を信用して、何を信用しないのか、観客が惑わされる感じでした。
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ライラの味方は、ジプシャン、魔女、鎧グマ、気球乗りのリー・スコーズビー(サム・エリオット)です。
彼らがなぜライラの味方をするか、理由はまだ明かされていません。
そもそも、ライラがなぜ選ばれた子供なのか、なぜ黄金の羅針盤を読み解く力があるのかも、説明されていませんでした。
敵はコールター夫人の率いるコブラーという謎の組織と、この世界を支配している「教権」。
そして、最後に闘ったのが実験室の警備をしていた北の民族でした。
まだ、敵の本質が見えてきません。
これから始まりと言いたいのでしょうが、1部にしては見せ場が少なかったのではないかなあ?
いっそ、原作を読む方が、手っ取り早いかも…。
かえすがえすも、「スターウォーズ」の第1作(エピソード4)は、面白かったなあ。
あの時代のCG技術で、観客の心を鷲掴みにしたものね。
「LOTR」も第1作はこんな感じだったでしょうか?
うーん、あの映画は長かったし、急に終わった感じがして、確かに、残念な気持ちもありましたね。
でも、つぎの「二つの塔」がよかった。
「ライラ~」も次回作に期待しましょうか。
>ライラは、ライアー(嘘つき)から来ている
おお~~なるほど(笑)
確かにあの嘘で危険回避はしますものね~
私はこの子がイマイチ好きになれない…
可愛気が無いというか(苦笑)
“頑張ってっ!”と応援したくなるような子供らしさや不安が感じられなくて。
ストーリーも序章って感じだったし。
個人的に「LOTR」は、良き男性多くて(笑)
ボロミアが素敵だったし、あんな終わりでも続編に期待でした(笑)
でも3部作だから、全部観ないと解かりませんよね~製作危ぶまれてるみたいけど、
このまま終わられても困りますよね!
確かに「スターウォーズ」「LOTR」はすごかったですね。でも「スターウォーズ」のように長く待たせず続編を公開してもらいたいです。
この映画のダニエルグレイグ。結構気に入っているのですが・・・「007」より私の好みです。笑!
イアンマッケラン、「スターダスト」でもナレーションをされていたし 今回も声の出演。良い声ですよね?!(でもガンダルフが浮かんでくるので・・・)
予告編ではかわいくみえたのに、本編では最初からかわいく見えなかった。
途中から、なんでかなあ、と考え込んでしまいました。
素直じゃないからなのよね。
ハリーも、「不死鳥の騎士団」あたりは反抗的だけど、私たちはハリーがどんな子かよく知っているから応援できるのよね。
そういう意味ではライラとは初めて会ったばかりで、なかなか感情移入するのが難しかったです。
制作危ぶまれているの?
この監督、私の大好きな「アバウトアボーイ」の監督だけど、もうちょっと、本気出してやって欲しいなあ。
がんばれ!!
でも、ライラの冒険の目的もわからず、敵さえもわからない状態で放り出すなんてねえ!!
今回の最大の闘いが、実験室を警備している人たちだなんて、あまりにしょぼ過ぎるよね。
ダニエル・クレイグとダイモンのヒョウは、登場シーンからかっこよかったですね。
ヒョウの声をクリスティン・スコット・トーマス、スコーズビーのダイモンのウサギの声がキャシー・ベイツ、豪華ですよね。
その分続編への期待が膨らんじゃいます。
でも、評判もいまひとつだし、
ちゃんと製作されるか心配ですね~(;・∀・)
一作目からちょっと転んでしまった感じなのかしら?
スターウォーズはすごすぎます!!!!!
最初は順番がよくわからず・・・苦戦してましたが。。。汗。
わかってみたら感動でした(。-∀-)ニヒ♪
本ではライラはもっと頑固でずるくて嘘つきですよ。でもそれが子供が本来持つ本性というか・・大人の嘘とも違っているんですが。子供は天使なんて大人の幻想よん。ライラは自分がしたいことを真っ直ぐに突き進む強い子です。
ライラもアスリエル卿もコールター夫人も配役は凄く良かったと思うな♪
宗教的には「琥珀の望遠鏡」が一番難解かも。
そして「神秘の短剣」では私たちの世界の男の子(これもかなり大人びて複雑なキャラ)が登場してハラハラ感は増します。
CGに力を使い果たしたのか、ストーリーの持って行き方が、雑な感じがしました。
見せ場は鎧グマの対決だけみたいな感じ…
かといって、お嬢さんたちを置いて行くのもなんだかねえ。
プチちゃんちには、ちょっと中途半端な感じね。
でも、3部作とわかっているのに、1作目を見なくちゃ、もうこのシリーズからは手を引くことになるしね。
さあ、どうする?笑!
2部から、すごーく面白くなったら残念だよね。
私も、その方がいいかと思い始めています。
ライラの嘘つきが悪いのではなく、その見せ方が一貫してなかったのではないかと思いました。
彼女は真実を見ぬく目を持っているのでしょう?
嘘が彼女の武器なのよね。
そこのところが、見ているときはわかりにくかったなあ。
そうそう、次回作にはもっと複雑な男の子が登場するようですね。
楽しみにしています。