ー300 <スリーハンドレッド>ー
2007年 アメリカ ザック・スナイダー監督 ジェラルド・バトラー 、レナ・ヘディ 、デヴィッド・ウェンハム 、ドミニク・ウェスト 、ミヒャエル・ファスベンダー 、ヴィンセント・リーガン 、トム・ウィズダム 、アンドリュー・プレヴィン 、アンドリュー・ティアナン 、ロドリゴ・サントロ 、マリー=ジュリー・リヴェス 、スティーヴン・マクハティ 、タイロン・ベンスキン 、ピーター・メンサー
【解説】
『シン・シティ』でも知られるフランク・ミラーのグラフィック・ノベルを基に、スパルタの兵士300人がペルシアの巨大軍と戦う姿を描いたアクション超大作。監督は『ドーン・オブ・ザ・デッド』のザック・スナイダー。屈強なスパルタの王レオニダスを『オペラ座の怪人』のジェラルド・バトラーが演じる。色彩のバランスを操作し、独特の質感になるよう画像処理を施した斬新な映像美とともに、屈強な男たちの肉体美も見どころとなっている。
【あらすじ】
紀元前480年、スパルタ王レオニダス(ジェラルド・バトラー)は、ペルシアの大王クセルクセス(ロドリゴ・サントロ)から服従の証を立てるよう迫られる。そこで、レオニダス王が取った選択肢は一つ。ペルシアからの使者を葬り去り、わずか300人の精鋭たちとともにペルシアの大群に立ち向かうことだった。 (シネマトゥデイ)
【感想】
残酷、内容がない、アラブへの偏見がある、エグイとか、いろいろ批判されているみたいですが、「シンシティ」みたいと言われて見たら、それなりに楽しめました。
劇画調だし、これほど鍛えられた男の裸が、こんなにたくさん並んだことも、かつてないんじゃないでしょうか。
スパルタ王レオニダスのジェラルド・バトラーもかっこいいと思いました。
ただのボディビルダーではなく、闘える体に見えました。
私は、長い長い戦闘シーンを、子供の頃に読んだ「義経物語」と重ねて見ていました。
戦争で必要なのは、戦略と有能なトップと鍛えられた戦士だなあ、なんて。
疑問だったのは、レオニダスは何を守るために闘ったのかな、ということ。
議会はセロンの言いなりで、勝っても負けても、彼が受け入れられるはずはないようでしたもの。
もともと生きて帰る気のないような、王妃との別れでした。
国家の体制のなかで、王と議会、神職者の関係が、もうひとつわかりにくかったと思いました。
確かに、アジア全部を敵に回した感じはしました。
でも、主役はギリシャ人だし、一応「テルモピュライの戦い」を下敷きにしているようなので、まあ、アリかなと思いましたが。
醜い人は心も醜い、という描き方も、問題があると言えばそうかなあ。
どこをとっても、所詮は作り物の極地という映画なので、わかりやすいということでよしとしましょう。
私は、この手の映画はもっともらしい理屈を付けない方がいいと思います。
あくまで、映像、視覚で勝負。
観客に考えさせたら、負けです。
その点、この映画は成功していたと思いました。
ペルシャ王クセルクセス(ロドリゴ・サントロ)には驚きました。
あの、ラブアクチュアリーの色男が、こうもなってしまうかと。
でも、隠しきれないセクシーさもありましたね。
一番美味しいとこを持って行ったのが、デヴィッド・ウェンハム、「ロードオブザリング」のファラミアでした。
相変わらず、いい男でした。
映像の完成度は高いし、技術も確か。
娯楽映画としては、十分だと思いました。
2007年 アメリカ ザック・スナイダー監督 ジェラルド・バトラー 、レナ・ヘディ 、デヴィッド・ウェンハム 、ドミニク・ウェスト 、ミヒャエル・ファスベンダー 、ヴィンセント・リーガン 、トム・ウィズダム 、アンドリュー・プレヴィン 、アンドリュー・ティアナン 、ロドリゴ・サントロ 、マリー=ジュリー・リヴェス 、スティーヴン・マクハティ 、タイロン・ベンスキン 、ピーター・メンサー
【解説】
『シン・シティ』でも知られるフランク・ミラーのグラフィック・ノベルを基に、スパルタの兵士300人がペルシアの巨大軍と戦う姿を描いたアクション超大作。監督は『ドーン・オブ・ザ・デッド』のザック・スナイダー。屈強なスパルタの王レオニダスを『オペラ座の怪人』のジェラルド・バトラーが演じる。色彩のバランスを操作し、独特の質感になるよう画像処理を施した斬新な映像美とともに、屈強な男たちの肉体美も見どころとなっている。
【あらすじ】
紀元前480年、スパルタ王レオニダス(ジェラルド・バトラー)は、ペルシアの大王クセルクセス(ロドリゴ・サントロ)から服従の証を立てるよう迫られる。そこで、レオニダス王が取った選択肢は一つ。ペルシアからの使者を葬り去り、わずか300人の精鋭たちとともにペルシアの大群に立ち向かうことだった。 (シネマトゥデイ)
【感想】
残酷、内容がない、アラブへの偏見がある、エグイとか、いろいろ批判されているみたいですが、「シンシティ」みたいと言われて見たら、それなりに楽しめました。
劇画調だし、これほど鍛えられた男の裸が、こんなにたくさん並んだことも、かつてないんじゃないでしょうか。
スパルタ王レオニダスのジェラルド・バトラーもかっこいいと思いました。
ただのボディビルダーではなく、闘える体に見えました。
私は、長い長い戦闘シーンを、子供の頃に読んだ「義経物語」と重ねて見ていました。
戦争で必要なのは、戦略と有能なトップと鍛えられた戦士だなあ、なんて。
疑問だったのは、レオニダスは何を守るために闘ったのかな、ということ。
議会はセロンの言いなりで、勝っても負けても、彼が受け入れられるはずはないようでしたもの。
もともと生きて帰る気のないような、王妃との別れでした。
国家の体制のなかで、王と議会、神職者の関係が、もうひとつわかりにくかったと思いました。
確かに、アジア全部を敵に回した感じはしました。
でも、主役はギリシャ人だし、一応「テルモピュライの戦い」を下敷きにしているようなので、まあ、アリかなと思いましたが。
醜い人は心も醜い、という描き方も、問題があると言えばそうかなあ。
どこをとっても、所詮は作り物の極地という映画なので、わかりやすいということでよしとしましょう。
私は、この手の映画はもっともらしい理屈を付けない方がいいと思います。
あくまで、映像、視覚で勝負。
観客に考えさせたら、負けです。
その点、この映画は成功していたと思いました。
ペルシャ王クセルクセス(ロドリゴ・サントロ)には驚きました。
あの、ラブアクチュアリーの色男が、こうもなってしまうかと。
でも、隠しきれないセクシーさもありましたね。
一番美味しいとこを持って行ったのが、デヴィッド・ウェンハム、「ロードオブザリング」のファラミアでした。
相変わらず、いい男でした。
映像の完成度は高いし、技術も確か。
娯楽映画としては、十分だと思いました。
見るための筋肉美、じゃなくて闘うための実際的な美しさがスクリーンに満開でおいしゅうございました(笑)
ところで・・たまには遊びにおいでませ
でも色の表し方が良かったです!
確かに戦う肉体美はすごかったですが 戦争嫌いのマダムには受けないと思ったのに・・笑!
ところでロドリゴ・サントロって?
ペルシャ王 インパクト強くて 誰??と思っていたのですが ラブアクの色男って・・・??
ローラ.リニーの相手のことでしょうか??
すごく大きな人みたいだけれど あれは特撮??
私は LOTRから出てきたような「獣」や崩れた人が出てくるのも ちょっと・・・
ああ、楽しかったです。
この映画は、人間の最も戦闘的な姿をデフォルメしてみせている、という感じでしたね。
私もなかなか楽しめました。
珍しく、意見が一致!!かな?爆!!
ウッソー!!よね。
でも、そう言われれば、隠しきれない色香がね。
私の戦争嫌いもいい加減やね。
嫌いなのは、第二次世界大戦以降ということにしておくわ。
でも、去年の「父親たちの~」とか「硫黄島~」とかは良かったから、だんだん克服できているんじゃないかな?
>私は LOTRから出てきたような「獣」
これはちょっと、鼻につきましたね。
あの神秘的な感じ、
スパルタの男どもの筋肉と共に印象的でした。
評判は分かれているけど、私は楽しめました。