マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

パイレーツ・オブ・カリビアン・アット・ワールドエンド前夜祭

2007-05-26 10:30:15 | 映画ー劇場鑑賞
ーパイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンドー
2007年 アメリカ ゴア・ヴァービンスキー監督 ジョニー・デップ 、オーランド・ブルーム 、キーラ・ナイトレイ 、ジェフリー・ラッシュ 、ジョナサン・プライス 、ビル・ナイ 、チョウ・ユンファ 、ステラン・スカルスガルド 、ジャック・ダヴェンポート 、トム・ホランダー 、ナオミ・ハリス 、デヴィッド・スコフィールド 、ケヴィン・R・マクナリー 、リー・アレンバーグ 、マッケンジー・クルック 、デヴィッド・ベイリー 、キース・リチャーズ

【解説】
孤高の海賊ジャック・スパロウを主人公にしたアクション・アドベンチャーのシリーズ第3作。カリブ海からアジア、そして“世界の果て”へと舞台を広げ、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウ、オーランド・ブルーム演じる青年ウィル・ターナーらの活躍が描かれる。アジア人海賊役でチョウ・ユンファ、ジャックの父親役にキース・リチャーズがシリーズ初登場。前作を超える予測不可能なストーリー展開と空前絶後の壮大物語が完結する。

【あらすじ】
“深海の悪霊”、デイヴィ・ジョーンズ(ビル・ナイ)と東インド会社のベケット卿(トム・ホランダー)が手を結び、海賊たちは滅亡の危機に瀕していた。生き残る手段は“9人の海賊たち”を招集することだったが、9人のうちのひとりはあのジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)だった。しかし、彼は現在“世界の果て”に囚われていて……。 (シネマトゥデイ)

【感想】
私がこれほどまでにジョニー・デップという一人の俳優にはまってしまって、私の人生さえも変えたといって過言ではない映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のシリーズ完結作。(続編ができるという噂もありますが)

今回は諸事情(プレミアに当たらなかった!!)いろいろあって、ジョニーをお迎えには行けませんでしたが、前夜祭には参加しました。

 ジャックもお出迎え。

前夜祭と言っても劇場入り口にキャラクターに扮装した人たちがいたり、15分ほど武道館のブレミアの様子をおしゃべりしてくれただけでした。
豪華プレゼントにも当たらなかったし、今年はツキはないようですね。

 前夜祭の様子

でも、映画はすごく面白い。
2作目の「デッドマンズチェスト」はどちらかというと、お笑いに力が入っていましたが、今回は、もとの冒険ファンタジーに戻っていました。

それも、すごいスケールアップ。
物語の複雑さもあって、息もつけない170分間でした。

例によって、エンディングの後にお楽しみ映像もあるので、最後まで席を立たないようにしてくださいね。

コンフィダント・絆

2007-05-26 10:17:13 | 舞台
【解説】
本作品は、PARCO劇場で毎年名作を発表してきた三谷幸喜が、昨年春、初の歌舞伎作品ながら大成功を収めたPARCO歌舞伎「決闘!高田馬場」に続いてのPARCO劇場への書き下ろし最新作となります。
“果たして芸術家たちの間に友情は成り立つのか”をテーマにした三谷幸喜の意欲作に、豪華な俳優陣が集まりました。三谷幸喜の舞台に初出演となる中井貴一をはじめ三谷作品の常連である寺脇康文、生瀬勝久、相島一之、堀内敬子といった人気実力を兼ね備えた俳優たちの顔合わせが実現しました。

【キャスト】
中井貴一、寺脇康文、相島一之、堀内敬子、生瀬勝久 音楽・演奏=荻野清子

【スタッフ】
美術=堀尾幸男 照明=服部 基  衣裳=黒須はな子
音響=井上正弘  ヘアメイク=河村陽子  舞台監督=松坂哲生
宣伝美術=高橋雅之  宣伝写真=中筋 純
宣伝写真ヘアメイク=江川悦子  宣伝写真衣裳=前岡直子  
CGオペレーション=Studio Gumbo
プロデューサー=佐藤 玄  制作=毛利美咲  製作=山崎浩一
企画協力=株式会社コードリー  企画・製作=株式会社パルコ

【あらすじ】
1888年パリ。ムーランルージュにほど近いアトリエ。そこに集まる4人のまだ世間的に無名な画家たち。ゴッホ、ゴーギャン、スーラ、シュフネッケル。

4人は親友でもあるが、同時にライバルでもある。
4人とも自分以外の人間に密かな対抗心を抱いている。
信頼、友情、うぬぼれ、嫉妬。
様々な思いがうずまきながらも、
4人は表面上常に「親友」であった。
毎日の様に朝まで飲み明かし、語り合った。
それは、微妙なバランスの上に成り立つ「友情」。

しかしその均衡が崩れる時が来た。
ある夜一人の女を巡って、4人の画家たちの静かな攻防が始まった。
果たして芸術家たちの間に真の友情は成り立つのか?
(HPより)

【感想】
登場人物は5人ですが、それぞれの人となりを濃密に描いて、それぞれの悩みを浮き彫りにする手法はとても成功したと思いました。

コメディですが、若い芸術家の悩みを、芸術の悩みだけに終わらせず、私たちにも通じる身近な悩みに置き換えて、等身大の人生を語っていて、親しみを感じました。

どの時代でも、誰にでも置き換えられそうなドラマ展開なのに、内容に深さがあって、最後まで楽しめました。

舞台袖にピアノが置かれ、全編を通じてパリの香りのする演奏。
堀内敬子さんのきれいな声。
それに加えて、中井貴一、寺脇康文、相島一之、生瀬勝久の男声コーラスが、ぴたっと決まって、驚きとともに楽しませてくれました。

見応えのある舞台でした。