【解説】
本作品は、PARCO劇場で毎年名作を発表してきた三谷幸喜が、昨年春、初の歌舞伎作品ながら大成功を収めたPARCO歌舞伎「決闘!高田馬場」に続いてのPARCO劇場への書き下ろし最新作となります。
“果たして芸術家たちの間に友情は成り立つのか”をテーマにした三谷幸喜の意欲作に、豪華な俳優陣が集まりました。三谷幸喜の舞台に初出演となる中井貴一をはじめ三谷作品の常連である寺脇康文、生瀬勝久、相島一之、堀内敬子といった人気実力を兼ね備えた俳優たちの顔合わせが実現しました。
【キャスト】
中井貴一、寺脇康文、相島一之、堀内敬子、生瀬勝久 音楽・演奏=荻野清子
【スタッフ】
美術=堀尾幸男 照明=服部 基 衣裳=黒須はな子
音響=井上正弘 ヘアメイク=河村陽子 舞台監督=松坂哲生
宣伝美術=高橋雅之 宣伝写真=中筋 純
宣伝写真ヘアメイク=江川悦子 宣伝写真衣裳=前岡直子
CGオペレーション=Studio Gumbo
プロデューサー=佐藤 玄 制作=毛利美咲 製作=山崎浩一
企画協力=株式会社コードリー 企画・製作=株式会社パルコ
【あらすじ】
1888年パリ。ムーランルージュにほど近いアトリエ。そこに集まる4人のまだ世間的に無名な画家たち。ゴッホ、ゴーギャン、スーラ、シュフネッケル。
4人は親友でもあるが、同時にライバルでもある。
4人とも自分以外の人間に密かな対抗心を抱いている。
信頼、友情、うぬぼれ、嫉妬。
様々な思いがうずまきながらも、
4人は表面上常に「親友」であった。
毎日の様に朝まで飲み明かし、語り合った。
それは、微妙なバランスの上に成り立つ「友情」。
しかしその均衡が崩れる時が来た。
ある夜一人の女を巡って、4人の画家たちの静かな攻防が始まった。
果たして芸術家たちの間に真の友情は成り立つのか?
(HPより)
【感想】
登場人物は5人ですが、それぞれの人となりを濃密に描いて、それぞれの悩みを浮き彫りにする手法はとても成功したと思いました。
コメディですが、若い芸術家の悩みを、芸術の悩みだけに終わらせず、私たちにも通じる身近な悩みに置き換えて、等身大の人生を語っていて、親しみを感じました。
どの時代でも、誰にでも置き換えられそうなドラマ展開なのに、内容に深さがあって、最後まで楽しめました。
舞台袖にピアノが置かれ、全編を通じてパリの香りのする演奏。
堀内敬子さんのきれいな声。
それに加えて、中井貴一、寺脇康文、相島一之、生瀬勝久の男声コーラスが、ぴたっと決まって、驚きとともに楽しませてくれました。
見応えのある舞台でした。
本作品は、PARCO劇場で毎年名作を発表してきた三谷幸喜が、昨年春、初の歌舞伎作品ながら大成功を収めたPARCO歌舞伎「決闘!高田馬場」に続いてのPARCO劇場への書き下ろし最新作となります。
“果たして芸術家たちの間に友情は成り立つのか”をテーマにした三谷幸喜の意欲作に、豪華な俳優陣が集まりました。三谷幸喜の舞台に初出演となる中井貴一をはじめ三谷作品の常連である寺脇康文、生瀬勝久、相島一之、堀内敬子といった人気実力を兼ね備えた俳優たちの顔合わせが実現しました。
【キャスト】
中井貴一、寺脇康文、相島一之、堀内敬子、生瀬勝久 音楽・演奏=荻野清子
【スタッフ】
美術=堀尾幸男 照明=服部 基 衣裳=黒須はな子
音響=井上正弘 ヘアメイク=河村陽子 舞台監督=松坂哲生
宣伝美術=高橋雅之 宣伝写真=中筋 純
宣伝写真ヘアメイク=江川悦子 宣伝写真衣裳=前岡直子
CGオペレーション=Studio Gumbo
プロデューサー=佐藤 玄 制作=毛利美咲 製作=山崎浩一
企画協力=株式会社コードリー 企画・製作=株式会社パルコ
【あらすじ】
1888年パリ。ムーランルージュにほど近いアトリエ。そこに集まる4人のまだ世間的に無名な画家たち。ゴッホ、ゴーギャン、スーラ、シュフネッケル。
4人は親友でもあるが、同時にライバルでもある。
4人とも自分以外の人間に密かな対抗心を抱いている。
信頼、友情、うぬぼれ、嫉妬。
様々な思いがうずまきながらも、
4人は表面上常に「親友」であった。
毎日の様に朝まで飲み明かし、語り合った。
それは、微妙なバランスの上に成り立つ「友情」。
しかしその均衡が崩れる時が来た。
ある夜一人の女を巡って、4人の画家たちの静かな攻防が始まった。
果たして芸術家たちの間に真の友情は成り立つのか?
(HPより)
【感想】
登場人物は5人ですが、それぞれの人となりを濃密に描いて、それぞれの悩みを浮き彫りにする手法はとても成功したと思いました。
コメディですが、若い芸術家の悩みを、芸術の悩みだけに終わらせず、私たちにも通じる身近な悩みに置き換えて、等身大の人生を語っていて、親しみを感じました。
どの時代でも、誰にでも置き換えられそうなドラマ展開なのに、内容に深さがあって、最後まで楽しめました。
舞台袖にピアノが置かれ、全編を通じてパリの香りのする演奏。
堀内敬子さんのきれいな声。
それに加えて、中井貴一、寺脇康文、相島一之、生瀬勝久の男声コーラスが、ぴたっと決まって、驚きとともに楽しませてくれました。
見応えのある舞台でした。
こっそり参考にさせていただいています。
いつもありがとうございます。
悩み相談・・・人にいえない
http://naya55mi.blog94.fc2.com/
コメントされるときは、感想も書いていってくださいね。
このブログは話題をしぼって楽しくおしゃべりしようと思っていますので、よろしくお願いします。
ところが、遅刻!!うっかりドラマシテイーと間違え、あわててOBPへ!!そうかパルコ劇場に書き下ろしてたのか。
三谷さんの舞台は初めてです。二階席の後ろの方だったので、役者の表情がよくつかめなく残念。でも、ああ三谷らしい(人間の弱さを温かい目でみつめるような)ドラマだなあ、と面白く観ました。
神経質なゴッホは生瀬で、モテモテのゴーギャンが寺脇でと、なんか俳優の実像に近い配役だ!って勝手に思ってました(^^♪
でも、見れて良かったですね。
これは友達に勧められて見ることにしたのですが、新作だしどうかな、と思っていたのですが、よかったですねー。
おっしゃる通り、三谷さんらしい人物の描き方で、なかなか深い作品でしたね。
余韻がズーンと胸に残りました。
登場人物は、偉大な画家ばかりなのに、とても身近に感じました。
彼らの作品を見るとき、生身の人間であった作家たちの人生に思いを馳せそうです。
役者さんたちの個性も生きて、いい作品でした。
見て良かった!!