マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

レイヤーケーキ

2007-05-18 09:55:19 | 映画ーDVD
ーレイヤーケーキー
2004年 イギリス マシュー・ヴォーン監督 ダニエル・クレイグ 、コルム・ミーニイ 、ケネス・クラナム 、ジョージ・ハリス 、ジェイミー・フォアマン 、シエナ・ミラー 、マイケル・ガンボン 、マーセル・ユーレス 、トム・ハーディ 、テイマー・ハッサン 、ベン・ウィショー 、バーン・ゴーマン 、サリー・ホーキンス 、ナタリー・ルンギ 、フランシス・マギー 、ジェイソン・フレミング 、デクスター・フレッチャー 、スティーヴ・ジョン・シェパード 、スティーヴン・ウォーターズ 、マーヴィン・ベノワ 、ポール・オーチャード 、ルイス・エメリック 、ドラガン・ミカノヴィッチ

【解説】
裏社会から足を洗おうとしていた麻薬ディーラーが、最後の仕事で大ピンチに陥ってしまう姿を描いたクライムムービー。不測の事態に翻ろうされる主人公を、“新ジェームズ・ボンド”として話題のダニエル・クレイグが熱演。『カサノバ』のシエナ・ミラー、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のマイケル・ガンボンらが脇を固める。複雑な人間関係が巧みに絡み合うユーモラスでスピーディな展開と、スタイリッシュな映像が魅力。

【あらすじ】
好調なうちに裏社会から足を洗おうと決意した名もなき麻薬ディーラー(ダニエル・クレイグ)。ある日、彼は裏社会の大御所エディ(マイケル・ガンボン)の麻薬中毒の娘を捜し出すよう命令される。さらに、あるギャングが手に入れた100万錠のエクスタシーを売りさばくことになった彼は、この2つの仕事を最後に引退しようとするが……。 (シネマトゥデイ)

【感想】
みんな、一度見ただけで、この映画の内容がわかったのかな?
私は、居眠りながらとぎれとぎれに見たせいか、よくわかりませんでした。
とにかく、人がたくさん出てきて、フラッシュバックや、あとでわかる映像がちょこちょこ出てきて、混乱しました。
大筋はわかるし、監督の意図もテーマもわかるんだけど、あれは誰だった?あれはなんだった?という感じで、終わってしまいました。
面白いショットや会話もいっぱいあったんですが。

DVDを借りて見たので、監督と脚本家のコメンタリーを聞きながらもう一度見ると、登場人物とその関わりについては、まあまあわかりました。
でも、まだ謎の部分があります。

イギリスの裏社会。
ビジネスマンのような麻薬の売人ー名も無き男、それが主人公(ダニエル・クレイグ)。
あと一儲けしたらこの世界から足を洗おうと思っていた矢先、そこから深みに落ちる。

ダニエルが007になるための、作品という感じもしました。
一人称で語り、ハードボイルドの臭いがします。
クールでかっこいいんだけど、やはり断層社会(レイヤーケーキ)に埋もれている男。
イギリス映画らしい。

マイケル・ガンボンがよかったです。
裏社会に君臨する大ボス。
ぎろりとにらんで言うセリフに、すごみがありました。

いわんとすることは、わかるけど、それ以上に面白がって何度も見たいという感じではなかったです。

監督には続編を作る構想があるようです。