教育の混乱の原因

教育の混乱の原因

 

先に書いた様に、日本の教育は大混乱に陥っている。その原因はほとんど語られることが無い。「子ども家庭庁」などが新設されたが、向いている方向は見当違いである。もっと不登校などの原因に、真摯に向き合わなくてはならない。

 

ブログでも3-4回書いた様に、人の感覚がずれ始めたのは「機心」によるところが大きい。機心は、荘子の天地編で示された概念で、機械を使うこと(ここではハネツルベ)である。

本来の意味は、自分で行う水くみをハネツルベに頼ると、そこには効率化の心と競争心が沸くことを示している。現在の日本人の心の混乱は、この効率化と競争にとりつかれている結果である。多くの現代人は、この心の動きに気が付いていない。そのために教育の場にもこの問題が根深くよこたわっている。「機心」の意味については、辞典などでも本来の意味から変化した意味しか載っていない。

 

私は既に人生の終着駅に近く、これからどうこうする意思はない。皆さん自分の人生を考え、子どもの人生の本質について考えてもらいたい。

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