久しぶりのカンボジア 8 擬態の直翅類

久しぶりのカンボジア 8 擬態の直翅類
 
理事をしている公益財団法人が、カンボジア人のために幼稚園からの一貫校教育を始めた。今年から小学校が始まるのでそのビルの竣工式があって、今回カンボジアに行った。式の前日に、理事長が会長をしている会社のカンボジア法人の社長と一緒に見に行った。彼とは10年ぐらい以前にカンボジア法人の開所を一緒に行った。私は当時カンボジアに10年ぐらい住んでいたので、かなり慣れていたが、現地法人の社長として来た彼は、海外の経験は十分であったが、カンボジアは初めてでいろいろ意外なことが起こった。会社の開所式に、日本人のメンバーをたくさん呼んだのに、昼食のケータリングが遅れ、かなり慌てた。
 
学校のビルを見て回っていると、大きな直翅類が廊下の壁についていた。多分昨夜に飛来し、そのまま休んでいたのであろう。明らかに木の葉に擬態しており、木の葉に止まっていたら分からなかったであろう。大きさは羽だけで10センチ以上ありかなり大きい。カンボジアではこの他にもいろいろ見たことがあるけれども、日本ではほとんど見かけない種類である。以前に東アフリカのタンザニアで、サバンナの森の端の落ち葉の中で、カマキリの擬態を撮影したことがある。帰国後確かにこの写真であるといくら探しても、カマキリを見つけ出すことはできなかった。単なる落ち葉の写真でしかなかったので、非常に残念な思いをしたことがある。今回は白い壁であったので、安心して撮影した。
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