久しぶりのカンボジア 1 物価の高騰

久しぶりのカンボジア 1 物価の高騰

私は住んでいたころ、朝飯をよく市場の中にあるお粥屋や簡単な食事処(バイサチュウル:味付け豚の薄焼き乗せご飯)で食べていた。
今回も市場視察を兼ねて、朝食はいつものように市場に出かけた。市場は以前とあまり変わらず、懐かしい人々が働いていた。顔なじみのライムを買った八百屋のおばさん、牛肉屋のオヤジも懐かしがって、ハイタッチをした。


ところが出かけた二つの市場とも、お粥がほぼ倍の値段になっていた。以前が1ドル以内で2000リエルー3000リエル(1ドル4000リエルぐらい)程度であったが、何と2ドルになったいた。
以前に住んでいた家の前のバイサッチュル屋も、約倍の2ドルになったいた。オヤジは懐かしがって、いろいろサービスしてくれたが、庶民の食事はかなりの値上がりである。最低賃金もたびたび上がり、進出工場も利益が薄くなっているとは聞いていたが、庶民の生活は良くなっていそうもない。写真は、クイティウ。


昔の友人に話したら、日本人の誰がそんな市場調査をするんだと言ってバカにされた。確かに市場で朝飯を食べている日本人は見かけなかった。以前には路上のクイティ屋(米の素麺)、バイサッチュル屋など会う仲間が2-3人いたのだが、日本に帰ってしまっていた。
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