金森正臣先生のカンボジアの文化・教育・食べ歩き体験記
金森先生のカンボジア日記
クメール正月2
クメール正月 2011.4.18. 金森正臣
先日、クメール正月の道路の飾りについて書いた。この国の正規の正月は、今回の4月14日から16日までである。この国はおめでたい国で、正月が3回もあるとクメール人スタッフが言っていた。クメール正月の次に重要なのは、中国正月で、2月にあり、日本の旧正月に近い。これは中国人が多いから、かなりの店が休みになり、クメール正月並みに不便になる。隣のベトナムでも、正規の正月はテトと呼ばれる中華正月である。更に西暦による新年も、あまりお祝い事はしないが、1日だけ休みになる所が多い。正月が3回もあると3倍年をとるぞと脅かしたら、いや時間は1年分だから大丈夫だと意外に冷静であった。カンボジア人にも余裕が出て来て、長い休暇は皆さん海などで楽しむことが多い。写真は、ビーチの物であるが、数年前といろいろ変化している。写真の左側にある白いピラミット状の浮きは、子どもたちが登って楽しめる。でも料金がいる。海での遊びに慣れていないカンボジア人は、この様な人工物で遊ばされていることが多い。もう一点は、女性たちが水着を着るようになったこと。以前は普段着で入っていたが、多くの人が水着を着るようになった。余裕が出てきたのか、「良い格好し」のクメール人の見栄か。
正月は、仕事にならないから、コンポンソム(シアヌークビル)と呼ばれている港町兼観光リゾート地に釣りに出かけた。最近日本人会の釣り好きが集まって「釣りクラブ」を作ろうとしている。そのメンバーと商社マンで正月でも駐在を余儀なくされているメンバー6人が集まった。14日の早朝にプノンペンを出て、昼はコンポンソムで取り、直ぐに乗船。約2時間で釣り場に着、夜も船上で過ごし、次の日夕方に船を降り、夕食は魚を日本食レストランに持ち込み、てんぷらや煮付けにしてもらい、ゆっくり楽しんだ。
船上では、ベテランあり初心者有りで、皆で大笑いをしながら楽しんだ。釣りクラブの会長さんが、ことのほか面倒見の良い方なので、皆さん困っても直ぐに対応して下さる。船には、餌を付けてくれるクメール人のスタッフもおり、初心者でも十分に楽しめる。大物は、夜に捕まえたイカを1匹餌にした竿に、2-3㎏程度のオニカマスがかかり大喜び。豪快に水上にジャンプまでして、楽しませてもらった。他にはタイの仲間やはたの仲間が多く、食べきれない。2日目の昼食は、船上で豪快な刺身3種と素潜りで取ったヒメシャコガイの酢の物、ご飯、スープを堪能。
外国暮らしの経験豊富なメンバーが多く、往復共に話題には事欠かない。エチオピアやアラビアの話、スリランカの話、フィリピンの話など、普段なかなか聞けない面白い文化の相違が聞けた。いろいろな珍しい話を聞きながら、時間の経つのも忘れる楽しい旅であった。暑いのでなかなか日本の正月気分にはならないが、これはこれで別な正月気分であった。プノンペンに戻ってみると、すっかり乾期の終わりの暑さになっており、昨夜の最低気温は多分32度ぐらい。最近自記記録温度計が壊れて、記録が取れていないが、怪しい棒寒暖計は、朝の4時で32度だった。もうじき雨季で、しばらくは天気が不順で、海釣りは不可能になる。ナマズの養殖池で、釣り大会をしようかと言う案も出ている。
先日、クメール正月の道路の飾りについて書いた。この国の正規の正月は、今回の4月14日から16日までである。この国はおめでたい国で、正月が3回もあるとクメール人スタッフが言っていた。クメール正月の次に重要なのは、中国正月で、2月にあり、日本の旧正月に近い。これは中国人が多いから、かなりの店が休みになり、クメール正月並みに不便になる。隣のベトナムでも、正規の正月はテトと呼ばれる中華正月である。更に西暦による新年も、あまりお祝い事はしないが、1日だけ休みになる所が多い。正月が3回もあると3倍年をとるぞと脅かしたら、いや時間は1年分だから大丈夫だと意外に冷静であった。カンボジア人にも余裕が出て来て、長い休暇は皆さん海などで楽しむことが多い。写真は、ビーチの物であるが、数年前といろいろ変化している。写真の左側にある白いピラミット状の浮きは、子どもたちが登って楽しめる。でも料金がいる。海での遊びに慣れていないカンボジア人は、この様な人工物で遊ばされていることが多い。もう一点は、女性たちが水着を着るようになったこと。以前は普段着で入っていたが、多くの人が水着を着るようになった。余裕が出てきたのか、「良い格好し」のクメール人の見栄か。
正月は、仕事にならないから、コンポンソム(シアヌークビル)と呼ばれている港町兼観光リゾート地に釣りに出かけた。最近日本人会の釣り好きが集まって「釣りクラブ」を作ろうとしている。そのメンバーと商社マンで正月でも駐在を余儀なくされているメンバー6人が集まった。14日の早朝にプノンペンを出て、昼はコンポンソムで取り、直ぐに乗船。約2時間で釣り場に着、夜も船上で過ごし、次の日夕方に船を降り、夕食は魚を日本食レストランに持ち込み、てんぷらや煮付けにしてもらい、ゆっくり楽しんだ。
船上では、ベテランあり初心者有りで、皆で大笑いをしながら楽しんだ。釣りクラブの会長さんが、ことのほか面倒見の良い方なので、皆さん困っても直ぐに対応して下さる。船には、餌を付けてくれるクメール人のスタッフもおり、初心者でも十分に楽しめる。大物は、夜に捕まえたイカを1匹餌にした竿に、2-3㎏程度のオニカマスがかかり大喜び。豪快に水上にジャンプまでして、楽しませてもらった。他にはタイの仲間やはたの仲間が多く、食べきれない。2日目の昼食は、船上で豪快な刺身3種と素潜りで取ったヒメシャコガイの酢の物、ご飯、スープを堪能。
外国暮らしの経験豊富なメンバーが多く、往復共に話題には事欠かない。エチオピアやアラビアの話、スリランカの話、フィリピンの話など、普段なかなか聞けない面白い文化の相違が聞けた。いろいろな珍しい話を聞きながら、時間の経つのも忘れる楽しい旅であった。暑いのでなかなか日本の正月気分にはならないが、これはこれで別な正月気分であった。プノンペンに戻ってみると、すっかり乾期の終わりの暑さになっており、昨夜の最低気温は多分32度ぐらい。最近自記記録温度計が壊れて、記録が取れていないが、怪しい棒寒暖計は、朝の4時で32度だった。もうじき雨季で、しばらくは天気が不順で、海釣りは不可能になる。ナマズの養殖池で、釣り大会をしようかと言う案も出ている。
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