小笠原海溝で発見した魚が「Deepest fish (最も深い場所で確認された魚)」としてギネス世界記録に認定された。
東京海洋大学は、令和4年11月から東日本大震災震源域を含む、日本周辺の4つの超深海海溝域を科学的に調査するため、2か月間に有人潜水艇で7回の潜航、64回のランダーを用いた観測を行った。
その際に、小笠原海溝の水深 8,336m メートルで映像として捉えられたスネイルフィッシュが世界最深部で発見された魚として、ギネス世界記録に認定された(発見された日付:2022年8月15日)。
スネイルフィッシュ発見には、西オーストラリア大学深海研究センターのアラン・ジャミーソン所長・教授の長年にわたる研究成果が貢献している。
今回の調査は、東京海洋大学 海洋環境科学部門 北里洋博士研究員が日本側研究調査責任者を務め、東京海洋大学、西オーストラリア大学、海洋研究開発機構、名古屋大学、新潟大学、東京大学、南デンマーク大学などで構成される研究グループによる「プレッシャー・ドロップ号による環太平洋火山帯航海 2022(Ring of Fire 2022)」として実施した。
ギネス世界記録に認定されたスネイルフィッシュの発見だけではなく、日本近海の豊かな生物多様性や東日本大震災による海底の変化等の地質多様性など、様々な新発見があった調査であった。<海洋研究開発機構(JAMSTEC)>
東京海洋大学は、令和4年11月から東日本大震災震源域を含む、日本周辺の4つの超深海海溝域を科学的に調査するため、2か月間に有人潜水艇で7回の潜航、64回のランダーを用いた観測を行った。
その際に、小笠原海溝の水深 8,336m メートルで映像として捉えられたスネイルフィッシュが世界最深部で発見された魚として、ギネス世界記録に認定された(発見された日付:2022年8月15日)。
スネイルフィッシュ発見には、西オーストラリア大学深海研究センターのアラン・ジャミーソン所長・教授の長年にわたる研究成果が貢献している。
今回の調査は、東京海洋大学 海洋環境科学部門 北里洋博士研究員が日本側研究調査責任者を務め、東京海洋大学、西オーストラリア大学、海洋研究開発機構、名古屋大学、新潟大学、東京大学、南デンマーク大学などで構成される研究グループによる「プレッシャー・ドロップ号による環太平洋火山帯航海 2022(Ring of Fire 2022)」として実施した。
ギネス世界記録に認定されたスネイルフィッシュの発見だけではなく、日本近海の豊かな生物多様性や東日本大震災による海底の変化等の地質多様性など、様々な新発見があった調査であった。<海洋研究開発機構(JAMSTEC)>