<新刊情報>
書名:昆虫の休眠
著者:デビッド・L・デンリンガー
訳者:沼田英治、後藤慎介
発行:京都大学学術出版会
昆虫は休眠を生活史に組み入れることで、生存に不利な季節をやり過ごし、地球上のあらゆる大陸に進出することができた。昆虫は季節をどのように検知し、それをどう利用して休眠に入り、そしてそれを終了させるのか?気候変動の影響はあるのか?保全や害虫管理への応用の可能性は?分子メカニズムから生態、進化まで、多彩な視点と絡め休眠を包括的に論じる渾身の大著。【著者】デビッド・L・デンリンガー(David L. Denlinger) 昆虫の休眠に関する世界的な研究者の1人である。アメリカ合衆国オハイオ州立大学の昆虫学の特別教授および名誉教授。アメリカ合衆国科学アカデミー会員、アメリカ合衆国昆虫学会フェロー、イギリス昆虫学会名誉フェロー。デンリンガー教授の現在の研究室では、主に昆虫の越冬に関わる分子機構を研究している。環境の信号を感知する時計遺伝子の利用から、休眠表現型の発現につながる内分泌・分子に関する事象まで、幅広い分野に関心を寄せている。これまでの研究により、チェコ科学アカデミーのグレゴール・メンデル・メダル(2006年)、南極派遣記章(2006年)、国際昆虫生理学・生態学センター(ICIPE)功労賞(2020年)など数々の賞を受賞している。
著者:デビッド・L・デンリンガー
訳者:沼田英治、後藤慎介
発行:京都大学学術出版会
昆虫は休眠を生活史に組み入れることで、生存に不利な季節をやり過ごし、地球上のあらゆる大陸に進出することができた。昆虫は季節をどのように検知し、それをどう利用して休眠に入り、そしてそれを終了させるのか?気候変動の影響はあるのか?保全や害虫管理への応用の可能性は?分子メカニズムから生態、進化まで、多彩な視点と絡め休眠を包括的に論じる渾身の大著。【著者】デビッド・L・デンリンガー(David L. Denlinger) 昆虫の休眠に関する世界的な研究者の1人である。アメリカ合衆国オハイオ州立大学の昆虫学の特別教授および名誉教授。アメリカ合衆国科学アカデミー会員、アメリカ合衆国昆虫学会フェロー、イギリス昆虫学会名誉フェロー。デンリンガー教授の現在の研究室では、主に昆虫の越冬に関わる分子機構を研究している。環境の信号を感知する時計遺伝子の利用から、休眠表現型の発現につながる内分泌・分子に関する事象まで、幅広い分野に関心を寄せている。これまでの研究により、チェコ科学アカデミーのグレゴール・メンデル・メダル(2006年)、南極派遣記章(2006年)、国際昆虫生理学・生態学センター(ICIPE)功労賞(2020年)など数々の賞を受賞している。