ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

政治に絶望せず、せめて投票で原発反対の意志表示をしよう

2014年12月06日 | Weblog
12月14日の衆院選の争点は景気と言う人が多いのですが、一時的な現象にすぎない景気を争点にすることは不経済なことです。
自民党・公明党の政治で日本の未来は大丈夫かと考えた方がいいのではないでしょうか。

毎年美しい花をつけてきた庭の白の小菊の群生が今年は花付きがよくありませんでした。
そこで株を起こしてみると白い線状のカビがいっぱい根についており、根が十分はれなかったことが原因でした。
株を全部掘りあげ、泥を周りに広げ、太陽光にさらしてカビを退治することにしました。

1990年以来の自民党・公明党の政治は、散水するだけで(お金をばらまくだけで)、根についたカビを退治することなく(政府、会社、人々の古臭い体質を除去することなく)、何んとか花を咲かせたい(経済成長したい)と苦労してきたと言えます。
結果は政府の借金の累増で1,000兆円以上になりました。
根幹を強くしなかったからです。

ところが安倍晋三内閣は、ばらまきをやめるどころかアベノミクスなどと聞き慣れない言葉を使って究極のばらまきを行い、「景気」をよくすると言っています。
大幅な金融緩和、財政出動は水のやりすぎに相当します。
空しい努力の上、根幹の腐敗を促進します。

政府、会社、人々は金回りがいいので一時的に景気がいいと感じますが、枝葉が茂ると根幹の負担が重くなります。
日本はばたっと倒れやすくなったと思います。

自民党・公明党政治、安倍内閣では日本は危機と思います。

しかし悲しいことにかつて人々が期待した民主党は第二自民党でした。
そのほかの野党はというとどの党も国民支持率数%です。
意見はばらばら、まとまっても烏合の衆です。

無党派は投票に行かないそうです。
そこで支持組織がある自民党・公明党は選挙で圧勝できると大喜びだそうです。
しかし自民党・公明党政治では、日本は徐々に衰退というより、危機です。

放射能汚染(生活・生産環境の永続的汚染)、貿易収支大赤字、実質破綻している政府が日本の三大問題と思います。
中でも放射能汚染の危機は日本人にとって死活問題です。
原発を廃止すると損する会社(電力会社、原発会社、金融機関など)が、大規模放射能漏洩の恐れは小さいと考え、再稼働を政府に迫り、政府も何とか再び大規模放射能漏洩は起こさないですむのでないかと非科学的希望にかけています。
しかし現実は甘くありません。
大地震、大津波、大噴火などの自然災害、維持管理・操作ミス、戦争などが原発再稼働派の希望をあざ笑うかのように大規模放射能漏洩を起こすものです。

仮に運よく大規模放射能漏洩がなくても子々孫々、大量の放射性物質・廃棄物の安全管理に苦労します。
放射能汚染の不安は永遠になくなりません。

選挙を棄権して、お金のばらまきしかできない自民党・公明党の高笑いを聞くのは不愉快です。
棄権せず、原発反対の立候補者に投票したら私達も子孫のため役立つことができるのではないでしょうか。