kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

エヌビディア一強だった

2024-05-30 05:58:02 | 日記
※お詫び
28日、29日の更新が体調不良のため行うことが出来ませんでした。

エヌディディア株は決算発表後に急騰し今週も連日高値を更新しました。上昇率は22%になり
ました。しかし市場の期待通りに反して今回はエヌディディア株高が他の半導体銘柄やハイテ
ク銘柄の株価を押し上げるエヌディディア祭りは不発に終わりそうです。SOX指数は新高値を
更新しましたが、エヌディディアの大幅上昇が要因でありTSMCやクアルコムなど一部の銘柄
が高値を更新以外は反応は限定的でした。

東京市場でも3月まで半導体セクターの中心銘柄だった東京エレクトロンはエヌディディア決算
発表後から29日まで動きはマイナスでした。アドバンテストはこの間に若干プラスでしたが、尚
も高値から2割を超える下落率です。抜群の値持ちだったディスコとレーザーテックはこの間
明暗が分かれました。

両銘柄ともエヌディディアの好決算が明らかになった23日は急騰して10年来高値を更新しました。
ディスコはその後も底堅く推移し29日は一時10年来高値を再び更新しました。一方レーザーテック
は24日以降下げが目立ち23日の大幅上昇分を帳消しにしました。市場では生成AI製品では広帯域
メモリなど最先端技術よりも重要なのは工程数が多くなり複雑になり後工程の重要さが高いと言わ
れています。

後工程に属する分野で切断する、削る、磨くという工程をほぼ独占しているディスコに人気が集ま
っていることや積層化などで検査する項目が多くなることから検査装置に強いアドバンテストが
このところの底堅さに繋がっていると経済紙に記載されています。生成AI関連と言って半導体銘柄
がすべて買われる局面は終わり恩恵の差が株価に影響するようになる局面に変わるということでし
ょうか。

勿論シリコンサイクルが今後回復が鮮明になれば前工程の銘柄やウエハやレジストなど素材銘柄も
見直し買いが発生するでしょう。PCの買い替えサイクルがいつ鮮明になるのか、AIパソコンが売れ
るのかも注目です。
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