kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

後始末中

2024-07-24 06:37:04 | 日記
23日の東京市場は反発して始まりましたが、次第に上値が重くなり結局5日続落で終わりました。
7月相場はスタートダッシュで勢いよく上昇しましたが、SQ前日の4万2224円の高値を付けて終
わってしまったようです。最後は買うから上がる上がるから買うという動きになりSQオプション
の思惑先行の大幅上昇でした。

現在はその後始末中です。決算プレイだけでなく決算結果を精査して海外投資家の現物マネーが
日本市場に入ってくるのかも重要です。いずれにしても季節要因もあり余程のことがない限り夏
枯れ相場になってしまう可能性は捨てきれません。決算発表をキッカケに再び上昇トレンドが直
ぐにやってくるとの期待はしない方がいいのかもしれません。

日本郵船の今期純利益が市場予想も上回ったことを好感して商船三井や川崎汽船も大幅反発しま
した。日本郵船は今月4日に5199円まで上昇してから一貫して下落し22日まで700円を超える下
落でした。業績の上方修正をキッカケに売られ過ぎという見方もあり大幅な上昇に繋がったよう
です。もっともチャートを見る限り海運銘柄は一旦高値を付けたようにも感じられます。市況産
業である事を考えると深追いは禁物のようです。

茂木幹事長が金融正常化についての発言などから日銀による追加利上げの思惑が金融銘柄の上昇
に繋がりました。一方このところの日経平均の大幅安の元凶とみられている半導体セクターは東
京エレクトロンやアドバンテストが上昇する一方レーザーテックやSBGが下落するなど高安まち
まちでした。東京エレクトロンもアドバンテストも急落後の自律反発のようにも見えます。この
辺あたりで下げ止まるのかもう少し様子を見たいところです。

海運3社の23日の反応を見る限り株価下落で割高感が後退すれば率直に好業績を発表すれば株価反
転は期待できるかもしれません。市場は決算発表で株価を正当出来るかどうかふるいにかけられそ
うです。まだ第一四半期決算ですから通期業績を上方修正する企業は限定的
でしょうけれど、進捗具合での投資判断として重要です。

今週末からオリンピックが始まり8月には海外投資家も夏休みモードになり市場参加者は減少するで
しょう。商いが薄くなり市場が予想していないニュースで市場が荒れることもあるかもしれません。
SQトレードで4万2000円台まで一気に駆け上がった反動もまだ続きそうです。当面は4万円の壁を意
識した展開になりそうです。

コメント
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