4万円回復は既定路線なのでしょうか。日経平均が3万9500円を超える展開になった先週の買い
主体は海外投資家の可能性は高そうです。先週は売り越しを続けていた海外投資家の現物買いが
数週間ぶりに買い越しになったのかもしれません。12日のSQに向って4万円の攻防は続きそう
です。
フランスの政局不安で17日ザラ場で3万8000円を割り込みましたが、その後は予想外に堅調な展
開となり先週の上値抵抗線突破に繋がりました。株主総会が集中した先週は企業の自社株買いが
減少するとの見方もありました。
逆張り志向の強い個人投資家は4月以降の下落過程で信用買い残を積み上げてきました。6月21日
には4兆9000億円程度まで増加しました。先週の上昇でおそらく個人投資家は売りに回ったのでは
ないでしょうか。
勿論長期目線で新NISAを使った投資は買い一方で上昇したからと言って直ぐに反対売買には走り
ません。安定した買い需要が見込める新NISAマネーは需給面での貢献度は高い筈です。企業の自
社株買いと新NISA資金が海外投資一本足の相場に少しは変化をもたらしているようです。
勿論、個別銘柄投資でハッキリ明暗が分かれています。2024年相場も半分終了しました。新NISA
での成長枠投資でNTTは三菱UFJと人気を二分しています。しかしNTTは年初から先週末時点で12%
下落、三菱UFJは30%上昇で明暗が分かれました。日経平均は同期間に15%強の上昇です。三菱UFJ
のその2倍上昇したことに
なります。
NTTのような大型株で通信という安定した業態にも拘わらず予想外の下落はやはり個別株投資は難し
いです。増配や自社株買いの株主還元も投資のポイントですが、成長できない企業は長期投資には向
いていません。株主還元が一時的なもので終わってしまうのか成長と分配が持続できるかの投資の原
点です。
金利上昇は成長株にとって一般的にはマイナスととられます。しかしテンバガーと言われ株価10倍に
なるような銘柄は間違いなく成長株です。株価が10倍以上に化けるまで金融市場には様々なことが
おきます。金利上昇や地政学リスクなどを売り材料に一時的に売られても直ぐに出直るから大きく
上昇する訳です。
新たな稼ぎ頭が会社の業績を一変するような成長ストーリーに乗った銘柄がテンバガーの仲間入りし
ます。東証プライム市場で上期上昇率1位になったフジクラは数年前に業績悪化で会社存続の危機に
陥りました。しかし苦境を乗り越え5年でテンバガー銘柄の仲間入りをしました。業績の牽引役はデ
ーターセンター向け製品の好調です。やはり稼ぐ力があるのかどうかが投資の基本のようです。
主体は海外投資家の可能性は高そうです。先週は売り越しを続けていた海外投資家の現物買いが
数週間ぶりに買い越しになったのかもしれません。12日のSQに向って4万円の攻防は続きそう
です。
フランスの政局不安で17日ザラ場で3万8000円を割り込みましたが、その後は予想外に堅調な展
開となり先週の上値抵抗線突破に繋がりました。株主総会が集中した先週は企業の自社株買いが
減少するとの見方もありました。
逆張り志向の強い個人投資家は4月以降の下落過程で信用買い残を積み上げてきました。6月21日
には4兆9000億円程度まで増加しました。先週の上昇でおそらく個人投資家は売りに回ったのでは
ないでしょうか。
勿論長期目線で新NISAを使った投資は買い一方で上昇したからと言って直ぐに反対売買には走り
ません。安定した買い需要が見込める新NISAマネーは需給面での貢献度は高い筈です。企業の自
社株買いと新NISA資金が海外投資一本足の相場に少しは変化をもたらしているようです。
勿論、個別銘柄投資でハッキリ明暗が分かれています。2024年相場も半分終了しました。新NISA
での成長枠投資でNTTは三菱UFJと人気を二分しています。しかしNTTは年初から先週末時点で12%
下落、三菱UFJは30%上昇で明暗が分かれました。日経平均は同期間に15%強の上昇です。三菱UFJ
のその2倍上昇したことに
なります。
NTTのような大型株で通信という安定した業態にも拘わらず予想外の下落はやはり個別株投資は難し
いです。増配や自社株買いの株主還元も投資のポイントですが、成長できない企業は長期投資には向
いていません。株主還元が一時的なもので終わってしまうのか成長と分配が持続できるかの投資の原
点です。
金利上昇は成長株にとって一般的にはマイナスととられます。しかしテンバガーと言われ株価10倍に
なるような銘柄は間違いなく成長株です。株価が10倍以上に化けるまで金融市場には様々なことが
おきます。金利上昇や地政学リスクなどを売り材料に一時的に売られても直ぐに出直るから大きく
上昇する訳です。
新たな稼ぎ頭が会社の業績を一変するような成長ストーリーに乗った銘柄がテンバガーの仲間入りし
ます。東証プライム市場で上期上昇率1位になったフジクラは数年前に業績悪化で会社存続の危機に
陥りました。しかし苦境を乗り越え5年でテンバガー銘柄の仲間入りをしました。業績の牽引役はデ
ーターセンター向け製品の好調です。やはり稼ぐ力があるのかどうかが投資の基本のようです。