週明け21日に日経平均が2万3000円を回復しました。2万2000円
に乗せたのが4月18日、以来終値ベースでは一度も2000円を割り
込まず、1ケ月で次の大台を回復しました。2万2000円台後半は過
去売買代金が膨らんだ水準でこの水準を抜けているのにはかなり
売買代金が増えないと難しいという見方もありました。
21日も売買代金は2兆1000億円弱と売買面では活況という状況と
は程遠い相場でした。確か今月はまだ1度も売買代金が3兆円に乗
せたことはないと思います。それでも2万3000円回復したことを
前向きに捉えるべきなのでしょうが、売買高を伴わない先物主導
の相場に脆さを感じるのは少々偏った見方でしょうか。
先週は米国株が週間ベースで下落したのに日本株は小幅ですが上
昇しました。110円台に定着しそうな円安と米中の貿易問題の過
度な悲観が後退したことが21日の日本株を押し上げたのでしょう。
しかしこの上昇に半信半疑な投資家は国内中心に少なくありませ
ん。堅調な相場が続けば証券会社がよく使うセールストークであ
る「持たざるリスク」というフレーズが前面に出て相場の先高観
を煽る言葉が今後出てくるかもしれません。
予想外の堅調な相場のリード役は海外投資家の先物の買いだとい
う見方で間違いないでしょう。騰落レシオはTOPIXの全銘柄より
も日経225銘柄のほうが高水準だということからも推察できます。
売買が膨らまないのにも拘わらず相場がここまで戻したのは1~3
月期に5兆円の売り越しとも言われていた先物の買戻しがまだ続い
ているのでしょうか。ヘッジファンドの中間決算を控えて買戻し
を急いでいるのでしょうか。
海外投資家が比較的関心を持っている安倍内閣の支持率もどうや
ら底入れしたようです。森友・加計問題に加えて財務次官のセク
ハラ問題で安倍政権の支持率が急落しアベノミクス相場の終わり
にかけた売り方が買い戻しているのでしょうか。
「もうはまだなり」なのでしょうか。強気の投資家はまだ少数派
だけに株高の流れはまだ続くという逆説的な見方もあるのかもし
れません。2月2日と2月5日の窓は2万3122円と2万2967円となっ
ていますが、今日の取引で窓埋めする可能性もあります。窓埋め
は前値戻しという強気の見方もありますが、窓埋めで力尽きると
いう相場もありました。
人気銘柄も日替わりで目まぐるしく替わっています。2万3000円
回復したといっても相場のリード役が見当たらない状況です。勿
論今後リード銘柄が出てくることも無くはありません。しかし既
に上昇相場2か月を超えようとしています。上昇、下落局面を繰り
返す相場のリズムから考えれば転機がいつ起きても不思議ではあ
りません。
に乗せたのが4月18日、以来終値ベースでは一度も2000円を割り
込まず、1ケ月で次の大台を回復しました。2万2000円台後半は過
去売買代金が膨らんだ水準でこの水準を抜けているのにはかなり
売買代金が増えないと難しいという見方もありました。
21日も売買代金は2兆1000億円弱と売買面では活況という状況と
は程遠い相場でした。確か今月はまだ1度も売買代金が3兆円に乗
せたことはないと思います。それでも2万3000円回復したことを
前向きに捉えるべきなのでしょうが、売買高を伴わない先物主導
の相場に脆さを感じるのは少々偏った見方でしょうか。
先週は米国株が週間ベースで下落したのに日本株は小幅ですが上
昇しました。110円台に定着しそうな円安と米中の貿易問題の過
度な悲観が後退したことが21日の日本株を押し上げたのでしょう。
しかしこの上昇に半信半疑な投資家は国内中心に少なくありませ
ん。堅調な相場が続けば証券会社がよく使うセールストークであ
る「持たざるリスク」というフレーズが前面に出て相場の先高観
を煽る言葉が今後出てくるかもしれません。
予想外の堅調な相場のリード役は海外投資家の先物の買いだとい
う見方で間違いないでしょう。騰落レシオはTOPIXの全銘柄より
も日経225銘柄のほうが高水準だということからも推察できます。
売買が膨らまないのにも拘わらず相場がここまで戻したのは1~3
月期に5兆円の売り越しとも言われていた先物の買戻しがまだ続い
ているのでしょうか。ヘッジファンドの中間決算を控えて買戻し
を急いでいるのでしょうか。
海外投資家が比較的関心を持っている安倍内閣の支持率もどうや
ら底入れしたようです。森友・加計問題に加えて財務次官のセク
ハラ問題で安倍政権の支持率が急落しアベノミクス相場の終わり
にかけた売り方が買い戻しているのでしょうか。
「もうはまだなり」なのでしょうか。強気の投資家はまだ少数派
だけに株高の流れはまだ続くという逆説的な見方もあるのかもし
れません。2月2日と2月5日の窓は2万3122円と2万2967円となっ
ていますが、今日の取引で窓埋めする可能性もあります。窓埋め
は前値戻しという強気の見方もありますが、窓埋めで力尽きると
いう相場もありました。
人気銘柄も日替わりで目まぐるしく替わっています。2万3000円
回復したといっても相場のリード役が見当たらない状況です。勿
論今後リード銘柄が出てくることも無くはありません。しかし既
に上昇相場2か月を超えようとしています。上昇、下落局面を繰り
返す相場のリズムから考えれば転機がいつ起きても不思議ではあ
りません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます